渡辺謙・綾野剛・広瀬すずら豪華キャスト出演映画決定


【モデルプレス】俳優の渡辺謙らが出演する映画のキャストが明かされた。

渡辺謙渡辺謙・綾野剛・広瀬すずら豪華キャスト出演映画決定【モデルプレス】
渡辺謙渡辺謙・綾野剛・広瀬すずら豪華キャスト出演映画決定【モデルプレス】
映画「怒り」(2016年秋公開)人物相関図
映画「怒り」(2016年秋公開)人物相関図
映画「怒り」(2016年秋公開)は作家・吉田修一氏の同名小説が原作。監督を李相日氏が務める。吉田氏より映画「オーシャンズ11」の様なオールスターキャストで描いてほしいというリクエストがあったため、渡辺はじめ、森山未來、松山ケンイチ、綾野剛、広瀬すず、ピエール瀧、三浦貴大、高畑充希、原日出子、池脇千鶴、宮崎あおい、妻夫木聡の豪華キャストとオーディションで選ばれた新人・佐久本宝を加えた13人の出演が決定した。

◆作品にかける想い明かす

李監督とは2度目の共演となる渡辺は「人を信じるという事がこんなにも難しく脆いものなのかという、今回もハードな話です。心してかかっていきたいと思っています。お手やわらかに。無理だと思いますけど」とユニークにコメント。渡辺演じる槙洋平の娘役・愛子を演じる宮崎は「李監督の現場はハードだと聞いていますが、素晴らしいスタッフ、役者の方たちとお芝居ができる時間を楽しみたいと思います」と意気込みを語った。

大西直人役の綾野は「触れたら壊れてしまいそうなほどの繊細な心たちを受け止め受け入れられるのか、最後まで、立ち続けられるのか、不安ではありますが、『信じる』『疑う』という怒りの狭間の中で、ただただ、李監督、各部署、共演者を信じ、彼を生きさせていただきます」と宣言。大西と同居している藤田優馬役で、李監督とは3度目の共演となる妻夫木は「原作を読み、心を鷲掴みにされ、心から優馬という役を演じたいと思いました。そして、その役を演じることの奇跡を真実に変えるべく、全身全霊尽くしたいと思います」と高らかに語った。

高畑は「今回の映画は複雑なジクソーパズルのように色んなストーリーが絡み合っていて、出演者というより観客の一人として、全貌が見える瞬間に既にワクワクしてしまっています」と待ち望んでいる様子。また広瀬は「原作を読んで初めて自分から『この役やりたい』と思い、オーディションに臨んだ作品でした」と打ち明け、「この作品に参加させていただけることが決まって、李監督のもと『泉』を演じられることを幸せに思います」と歓喜した。

◆期待の新人「とても緊張しています」

1200人のオーディションから選ばれた佐久本は「今回オーディションで選ばれ、このような環境で演技をするのは初めてで、今はとても緊張しています。原作の中でも大切な役割を持っている人物なので、この役をしっかり受け止め、監督やスタッフの方々と辰哉という役を作っていきたいと思います」と打ち明けた。

李監督は「『本気で何かを伝えたい。本気で何かに怒っている』でも、その感情を容易に他人に見せることは出来ません。バカにされるのが恐いから。そうして、本気が目に見えなくなるほど、人を信じる事は難しく、疑う事は簡単になってしまいます。この作品は、人を信じるため、何より自分自身を信じるための力になれるよう、取り組みたいと思います」と作品に掛ける想いを告白。吉田氏も「誰もが主人公であるこの物語が、今回これ以上ないスタッフ・キャストで映画化となる。『期待』という言葉では到底足りない思いで傑作の完成を待っています」と胸の高鳴りを吐露した。(modelpress編集部)

■映画『怒り』(2016年秋公開)
八王子で発生した陰惨な殺人事件。現場に被害者のものと思われる血で書かれた「怒」の一文字。そして全国に逃亡を続ける犯人。事件から一年が経過した現在も有力情報は得られぬまま。事件から生まれた「疑いの念」が日本中に広まり、人々の“信じたい”気持ちに歪みを与えていく。前歴不詳の「3人の男」と出会い、距離が縮まる「3組の登場人物」たちは、信じたはずが一度生じた疑いから逃れられず“信じる”“疑う”と対極の感情の間で揺れる。行き着く先は救いか破滅か。そして、真犯人は誰なのか?

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