堤真一・戸田恵梨香がドラマ初共演 お互いの印象を語る「兄さん、ついて行きます!」


【モデルプレス】俳優の堤真一と女優の戸田恵梨香がドラマ初共演を果たす。

7月スタートの新連続ドラマ『リスクの神様』に出演する(左から)堤真一、戸田恵梨香【モデルプレス】
7月スタートの新連続ドラマ『リスクの神様』に出演する(左から)堤真一、戸田恵梨香【モデルプレス】
二人は7月スタートのフジテレビ系の新連続ドラマ『リスクの神様』(毎週水曜・よる10時~)で共演。同作は、偽装、隠ぺい、不正利益供与、粉飾決算、個人情報流出などの企業による不祥事や、痴漢冤罪、不倫騒動などの個人間のトラブルを扱う危機管理専門家の活躍を描く。主人公・西行寺智を堤がつとめ、ヒロイン・神狩かおりを戸田が演じる。

堤と戸田は、舞台「寿歌」(2012年)や、映画「駆込み女と駆出し男」(2015年5月16日公開)での共演はあるものの、ドラマでの共演は今回が初めて。戸田の印象について、堤は「どんどん大人の女優さんになってきたなあ、という印象です」と明かし、「今回、とても難しい役柄を演じられますが、彼女ならできるのは間違いないですし、そんな彼女をサポ―トできれば、と思っています」と太鼓判を押した。

一方で戸田は、堤について「“ユニークな関西の兄ちゃん”的な存在かと思いきや、周りを俯瞰してちゃんと見ている、内に秘める鋭さを持った方だと思いました」とコメント。「堤さんが西行寺をどう作るのか、楽しみで仕方ありません。兄さん、ついて行きます!」と期待を寄せた。

◆危機管理専門家たちの活躍を描く、硬派な本格社会派ドラマ

堤演じる西行寺は、かつてアメリカのGE社や政府関連の危機管理に携わり、数々のトラブルを解決。業界内で“the God of risk”(リスクの神様)と呼ばれる伝説の危機管理専門家だ。その手腕を見込まれ、日本最大の商社・サンライズ物産の「危機対策室長」として雇われる。

性格は唯我独尊で、非常に慎重深く、目的のためなら手段を選ばない。また、マイペースで、いつの間にか相手のペースをコントロールし、懐深くに入り込む。トラブルに陥り、逃げ腰になっている人々を論破あるいは鼓舞し、どんな権力にも臆さず、個人よりも会社を救うことで、多くの関係者の人生を守るために尽力する。

同作を堤は「ここまでハッキリと“企業のリスク管理”をテーマとして扱ったドラマは、これまであまりなかったと思います。 昨今のニュースを考えても、とてもタイムリーだと思いました。企業側の姿勢や意識を問いかける社会派の側面と、ドラマそのものの面白さや愉快さも味わえる、今までにないタイプのドラマです」と紹介した。

◆戸田恵梨香「自分の運の良さを感じています」

また、戸田が演じるかおりは、西行寺が「危機対策室長」として雇われたサンライズ物産の女性総合職。電機部門を担当しており、次世代型バッテリー「LIFE」を、世界的電機メーカー・生島電機と共同開発し、若くして商品開発担当役員に抜てきされた。「LIFE」を象徴する若きリーダーとして、順風満帆な日々を送っていたが、「LIFE」を搭載した家電製品が相次いで発火するという事態が起き、リコール問題に巻き込まれてしまい、その後「危機対策室」で西行寺とともに働くことになる。

戸田は台本を読んでの感想について「まず、大人になったんだなぁと思いました(笑)」とコメント。「今まで、そんなことを思ったことはなかったのですが、この“大人の社会”を見て、実感しました。自分の知らない世界を、台本を通して見ていくと、怖さもありますし、世の中を動かすことには大きな何かが必ずあるのだなと、裏を知ってしまうような気がして、悪いことをした子供のような気分になりました」と語った。

現在公開中の映画『エイプリルフールズ』に出演した戸田は、今回再び石川淳一監督らとタッグを組む。「映画『エイプリルフールズ』を作った石川監督、成河(広明)プロデューサーと、こんなに早くまたお仕事ができるとは思っていませんでした。自分の運の良さを感じています」と喜び、「『エイプリルフールズ』とは全く違うこの作品が楽しみであると同時に、『すごい作品ができるぞ!』と確信していますので、全キャスト・スタッフのパワーに負けないように頑張ります」と意気込んだ。(modelpress編集部)

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