【ヘア・美容／モデルプレス】美容院で、自分のイメージする希望の髪型を上手に伝える事ができず、仕上がったスタイルを見て、なにか違うとモヤモヤした気持ちのまま帰宅し、鏡の前で「いったいどう伝えれば良かったのかな…」と思う人は意外と多いんじゃないでしょうか？今回は美容院で自分の希望するスタイルの上手な伝え方をお教えします。

■写真を用意する

美容師さんにはハッキリと希望を伝えることが大切です。

抽象的なイメージを言葉で伝えるより、雑誌の切り抜きや、スマホでヘアスタイルのサイトなどを直接美容師さんに見せましょう。

ただ、人気モデルや女優などをお手本にお願いすることが恥ずかしくて、躊躇してしまう人も少なくありません。

でも美容師さんからすると、お客様の希望に沿いたいし、満足して帰ってもらいたいはずです。

また、曖昧なニュアンスを口頭で伝えたとしても、美容師さんもプロとはいえ、考え方や、ニュアンスの捉え方は十人十色なので、確実に伝わっていない場合もありますよ。

実際、すべて終わってから「えー！」なんてことも。

恥ずかしがらずに、積極的に理想のスタイルを美容師さんに伝えましょう！きっとその方が美容師さんも喜ぶはずです。

■カウンセリングでしっかり納得してから施術に入る

自分の希望が詳細に決まっているならば、トップや襟足、もみあげや前髪を具体的な長さで伝えて、実際にカットする部分や位置を指で示すとお互いに確認出来ます。

分け目どうしたいなども最初に伝えておくと良いでしょう。

でも横を何センチ、後ろを何センチと部分的にリクエストをしても、意外と全体的なバランスは美容師さんに伝わってない事も多いのです。

詳細を伝えたあと、全体的な仕上がりの希望のイメージを、クール、セクシー、パリ風、ボーイッシュ、ナチュナル風、といった、形容詞などを使い表現して、雰囲気のイメージをしっかり伝える事が大切です。

ちょっとした、あなたからの言葉で美容師さんも、よりスタイルイメージが湧きやすくなります。

■好きな雑誌、ファッション、芸能人を伝える

具体的なヘアスタイルはまだ決まっていなくて、美容院で相談して決めたい方や、なんとなくのイメージはあるけれど、言葉にするとどう伝えて良いかわからない、なんて方もたくさんますよね。

そういった場合、ヘアスタイルを具体的に伝えようとしなくても、普段のファッションや、今後挑戦していきたいスタイルを気軽に美容師さんに話してみましょう。

好きなブランドやお気に入りの雑誌、憧れの同性の芸能人など、美容師さんはその情報から、あなたのイメージする雰囲気がつかみやすいですし、こんな会話から美容師さんとの親近感もうまれてきますよね。

でも、実際、美容師さんとの相性や受け取ったニュアンスの違い、これこそがイメージ相違の危険な部分になってしまいます。

「思っていたのと違ってしまった」、「そう言ったつもりはなかったのに…」と上手く表現出来なかった自分の方を反省するなんて事も。

美容師さんに気を使ってしまう方って少なくないんですよね。

「美容師さんに嫌な思いをさせてしまうかもしれない」とか、スタイリングの途中で口を挟む様で気か引けるなど。

カウンセリングが終わり、スタイリングが開始してからでも、作業中に細かく指示する事は、全く問題ありませんよ！

いや、むしろ実際にカットしている最中に「ここはこうして欲しいな」と思う事は当然ですし、「やっぱりこうしたい」というリクエストはその都度伝えていきましょう！

いかがでしたか？

せっかく美容院に行くのですから、なりたい自分の希望のスタイルを具体的に伝え、あとは、ちょっとした勇気とわかってもらえるまで伝えるしぶとさを持って、自分の希望スタイルを美容師さんと一緒につくりあげましょう。

行って良かったと大満足して帰る事が、あなたも、そして美容院にとっても嬉しい事だと言う事をお忘れなく！（modelpress編集部）