【女子ーズ／モデルプレス＝10月31日】福田雄一監督が手がけるドラマ「勇者ヨシヒコと導かれし七人」（テレビ東京系・毎週金曜深夜0時12分～）をきっかけに、桐谷美玲、山本美月、高畑充希、有村架純、藤井美菜ら豪華メンバーが登場した同監督の映画「女子ーズ」（2014年）が再注目されている。

◆女子ーズとは…

「女子ーズ」は、世界征服を企む邪悪な怪人と戦うため、5人の普通の女子が集められ“女子ーズ”を結成し、疑問を抱えながらも戦うことになるが…という内容。恋愛、美容、仕事、野暮用など女性特有の理由でなかなか5人揃うことがない協調性の無さや、不条理かつ理解を超えた存在“女子”を描いた特撮コメディとなっている。

5人のキャストは、現在では更に売れっ子となった桐谷を筆頭に、朝ドラで主演を務める国民的な女優となった高畑（2016年前期）、有村（2017年前期）、山本も映画「ピーチガール」（2017年5月20日公開）の主演が発表され、藤井は国外で成功を収めているという豪華な布陣。そんな当時若手注目女優が、戦隊コスチュームに身を包み、特撮ヒーローのお約束を踏まえたコメディに体当たりで挑んだ。

◆再注目は「勇者ヨシヒコ」がきっかけ

「勇者ヨシヒコ」は、監督・脚本を福田氏が担当し、“予算の少ない冒険活劇”をテーマに、斬新でシュールな笑いを加えた山田孝之主演の冒険ドラマ。深夜帯ながらも反響が大きく、今年のハロウィンイベントではヨシヒコのコスプレをしたファンが多く見られた。

毎回同作に福田作品に縁のある豪華役者がチョイ役ながらも登場する中、28日の放送ゲストに山本が登場。2012年に放送された前シリーズ「勇者ヨシヒコと悪霊の鍵」には有村が登場していることも相まって、Twitter上では福田監督宛に「『女子ーズ』のグリーン（有村）、ネイビー（山本）が出たということは、次はレッド（桐谷）ですね？」「イエロー（高畑）やブルー（藤井）もお願いします」と懇願の声があがった。

また、「ヨシヒコ」「女子ーズ」共に出演している俳優の佐藤二朗が、両作で演じている役柄の“立ち位置”がほぼ一致していることから、視聴者が連想した形で再注目のきっかけの一つとなった。

◆福田監督も「女子ーズ」に触れる

29日には、福田監督が、桐谷がレッドの格好をしている画像付きのファンのツイートを取り上げながら「こうやって見ると女子ーズって、めっちゃ可愛いね！」と改めて反応。ファンからは続編を望む声が上がっており、「当時でも売れてる女優が5人も揃った上、更に売れっ子になってる。続編が実現したら奇跡！」「そろそろ続編が制作されても良いんじゃないかな」などと期待の声が寄せられている。

映画が「恋愛、仕事、美容に野暮用などで、女子はなかなか全員そろわない」というテーマであるように、軒並み売れっ子になってしまった5人を再び“召喚”することはできるのだろうか。続編に期待したい。（modelpress編集部）