「フェルマーの料理」岳&海の過去から伝えたいメッセージ 最終話のテーマとは<プロデューサーコメント>


【モデルプレス=2023/12/21】俳優の高橋文哉と志尊淳がW主演を務めるTBS系金曜ドラマ『フェルマーの料理』(毎週金曜よる10時~)の最終話が、22日に放送される。同話放送を直前に、本作を手掛ける中西真央プロデューサーが見どころを語った。

志尊淳、高橋文哉「フェルマーの料理」最終話より(C)TBS
志尊淳、高橋文哉「フェルマーの料理」最終話より(C)TBS
◆高橋文哉&志尊淳W主演「フェルマーの料理」

原作は小林有吾による同名漫画。天才数学少年・北田岳(高橋)が謎多きカリスマシェフ・朝倉海(志尊)と出会い、“料理の世界”に導かれ数学的思考で料理という難題に立ち向かっていく。海が経営する二つ星を獲得した新進気鋭の超一流レストランでシェフたちと切磋琢磨し、誰も到達していない“料理の真理の扉”を開くべく“料理×数学”で前人未到の世界に挑む、若きプロフェッショナルたちの青春ストーリーである。

第9話では、岳の性格が一変した理由が明らかになり、連絡が途絶えていた海とも再会を果たした。

◆「フェルマーの料理」最終話のテーマは?

高橋文哉「フェルマーの料理」最終話より(C)TBS
高橋文哉「フェルマーの料理」最終話より(C)TBS
最終話について中西Pは「“原点回帰”がテーマになっていきます」とテーマに言及。「岳も久々に白のコックコートを着ます!」と初心を思い出させるような演出になっているようだ。

志尊淳「フェルマーの料理」最終話より(C)TBS
志尊淳「フェルマーの料理」最終話より(C)TBS
また海と岳について「岳も海も紆余曲折し、その中で色々辛いことや『こんな風になりたくなかった』という消したい過去も、選択を間違えた瞬間もあったと思うのですが、そういう過去があるから今があるという風に思ってもらえるといいなと思っています。その過程自体も無駄なことはなかったというメッセージを届けられればと」とコメント。「このドラマを通して、『独りになったからこそ分かる、欠けたものを人に埋めてもらうありがたさ』みたいなものを感じていただければと思います」と願った。

◆「フェルマーの料理」最終話は料理にも注目

仲村トオル「フェルマーの料理」最終話より(C)TBS
仲村トオル「フェルマーの料理」最終話より(C)TBS
さらに最終話は、料理にも見どころがあるという。「また、最終回では、初回のナポリタンのようにいくつかの工夫を加えることでご家庭でも作ってもらえるような料理が出てきます!海と師匠である渋谷(仲村トオル)との思い出の味をシンプルで簡単に伝えられればと思い、この料理に決めました。1話のナポリタンや2話の肉じゃが同様、料理も“原点回帰”し、身近な料理に置き換えているので、その思いが伝わればいいなと思っています。最終回、ぜひご覧ください!」と真似できるというレシピにも注目だ。

◆「フェルマーの料理」最終話あらすじ

岳(高橋文哉)の力を借りて料理の世界に戻ることを決意した海(志尊淳)。しかし、海にとっての師匠であり神である渋谷(仲村トオル)はそれを認めようとしない。

渋谷は2人の料理を食べに翌日「K」へ行くと宣言し、それが真理の扉を開くものでなければ、二度と料理はするなと海に約束をさせる。

急いで渋谷に挑むための準備を始めようとする岳と海だったが、そこに蘭菜(小芝風花)が現れ、「ここで岳に料理はさせない」と言い放つ…。

さらに海の体調にもやはり異変が訪れて…。

(modelpress編集部)

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