山崎賢人「ゴールデンカムイ」撮影前に約10キロ増量 “過酷すぎる”北海道ロケに監督絶賛「普通は合成するシーン」


【モデルプレス=2023/12/20】俳優の山崎賢人(※「崎」は正式には「たつさき」)が12月20日、都内で開催された映画『ゴールデンカムイ』(2024年1月19日公開)完成報告会に出席。体作りについて明かした。

『ゴールデンカムイ』完成報告会に出席した山崎賢人(C)モデルプレス
『ゴールデンカムイ』完成報告会に出席した山崎賢人(C)モデルプレス
◆山崎賢人、体作り明かす

山崎賢人(C)モデルプレス
山崎賢人(C)モデルプレス
物語の主人公で、日露戦争の死線をくぐり抜けた“不死身の杉元”こと元軍人の杉元佐一を演じた山崎。役作りについては「体重約10キロ増やさせていただきました」と明かし、MCを驚かせた。また、「軍事練習もさせていただきました」とハードなアクション満載の今作ならではの準備も告白した。

さらに、山崎は“馬橇(うまぞり)”にも実際に引きずられたという。これに久保茂昭監督は「普通は合成するシーンですが、賢人くんは挑戦してくれる方で、こちらの甘えとリスペクトに答えていただきました」とし「北海道の夜に雪を浴びながら…過酷どころじゃなくて本当にすみません」と謝罪するが、山崎は「でも楽しかった。人生で馬車にひきずらることもないので」と笑顔で返していた。

なおこの日は、共演の山田杏奈、矢本悠馬、工藤阿須加、柳俊太郎(※「柳」は正式には旧漢字)、大谷亮平、玉木宏、久保監督、松橋真三プロデューサーも出席した。

◆山崎賢人主演「ゴールデンカムイ」

(左から)大谷亮平、柳俊太郎、工藤阿須加、玉木宏、山崎賢人、山田杏奈、矢本悠馬、久保茂昭監督、松橋真三プロデューサー(C)モデルプレス
(左から)大谷亮平、柳俊太郎、工藤阿須加、玉木宏、山崎賢人、山田杏奈、矢本悠馬、久保茂昭監督、松橋真三プロデューサー(C)モデルプレス
2014年より集英社「週刊ヤングジャンプ」にて連載を開始し、多くのファンに惜しまれつつも2022年4月に約8年に及ぶ連載を終了した野田サトルによるコミック「ゴールデンカムイ」。明治末期、日露戦争終結直後の北海道を舞台に、莫大なアイヌの埋蔵金を巡る一攫千金ミステリーと、厳しい大自然の中で、一癖も二癖もある魅力的なキャラクターたちによって繰り広げられる、サバイバル・バトルアクションがファンを魅了する本作は、「マンガ大賞2016 大賞」(2016)、「手塚治虫文化賞 マンガ大賞」(2018)、「第51回日本漫画家協会賞 大賞」(2022)など、多くの賞を受賞。

主人公の元陸軍兵・杉元佐一(すぎもと・さいち)が、アイヌの少女・アシリパ(※「リ」は小文字が正式表記)と共に、埋蔵金の在りかが描かれた「刺青人皮(いれずみにんぴ)」を求めて旅をする物語は、同じく埋蔵金を狙う大日本帝国陸軍第七師団や、戊辰戦争で死んだはずの土方歳三など歴史上の人物も登場し、歴史ロマン、狩猟、グルメ、アイヌ民族文化など様々な要素が丁寧に織り込まれた比類ない作品として熱烈な支持を獲得。原作漫画は全31巻でシリーズ累計2500万部超(※2023年8月時点)のベストセラーとなっており、2018年4月からはTVアニメの放送も開始(※現在は、TVアニメ第4期まで完結)。連載完結記念として2022年4月からスタートしたゴールデンカムイ展も東京を皮切りに現在も全国を巡回しており、連載が終了した今も、幅広く人気を獲得し続けている唯一無二のエンターテイメント超大作だ。(modelpress編集部)

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