錦戸亮、関ジャニ∞時代の楽曲「Your WURLITZER」「バナナジュース」披露「僕の過去も僕」


【モデルプレス=2023/10/25】歌手で俳優の錦戸亮が23日、神奈川・KT Zepp Yokohamaにてファンクラブ限定ツアー「RYO NISHIKIDO FAN CLUB TOUR 2023 “Untitled”」のスタートを切った。

錦戸亮/撮影:田中聖太郎
錦戸亮/撮影:田中聖太郎
◆錦戸亮、関ジャニ∞時代の楽曲披露「僕の過去も僕」

錦戸亮/撮影:田中聖太郎
錦戸亮/撮影:田中聖太郎
同ツアーは、ライブ映像作品がリリースされた「LIVE TOUR 2022 “Nocturnal”」以来約1年ぶり、そしてファンクラブ限定ツアーとしては、2021年の3月以来、2年半ぶりとなる。重低音が響き渡るバンドセッションが繰り広げられ、錦戸が登場してグループ時代の楽曲「Your
WURLITZER」を歌うと、大きな歓声が巻き起こる。

黒のサポーターで左腕を固定した姿で3曲歌ったあと、「鎖骨のほうを骨折してしまって。なんでとか、そんなんもう、ええやん。今日はギターの変わりに、左手を吊りながら歌います」と苦笑いをしながら、事情を説明した。

「久しぶりにみなさんに手助けしてもらいたい曲なので、ぜひ、お願いします」と、ライブ定番曲の「Tokyoholic」へ。心配そうな観客の空気を感じ取ったのか、右手を上げて笑顔でアピール。せっかく楽しみにしてたのに、腕吊っとるやないか!」と、間奏でセルフつっこみを挟みつつ、歌い終えたあとはオールスタンディングで混み合う前方エリアに向かって「全員、半歩下がりましょうか。怪我しないでね、ホントに。みんな、鎖骨気をつけて」と、ユーモラスな気づかいを見せた。

前半は「バナナジュース」など独立前の懐かしい曲を立て続けに歌い、「昔の曲を歌ったのですが、僕は僕。僕の過去も僕やし、これからも自分が良いと思うもの、正しいと思うものをやっていきたいので、その意思表示と言いますか」と、選曲の意図を伝えた。ファンクラブ限定ということで、普段は苦手な素振りを見せながらのMC時間も、積極的に観客に語りかける姿が印象的であった。

◆錦戸亮、ホールツアー開催発表

ライブハウスであり、また、声出しが解禁されてから初のライブということで、熟成された曲と新曲とを迫力あるバンドサウンドで展開した錦戸。ライブを行うときは必ず、新しいアレンジ、新しい曲を用意し、充実した時間を提供する。この夜のライブは、近い距離での交流も含めて、やっと本来の、彼が求めていたライブが実現した瞬間でもあった。

「包み隠さず言いますと、本当はここではけて、着替えて、戻ってきて歌う予定でした。でも(左手を固定しているから)着替えられない。だから、このままアンコールを」と最後のMCで告白すると、察したオーディエンスが即座に「アンコール!アンコール!」と一斉に叫ぶ流れに。「なんや、この茶番は(笑)」と言いながらも、「本当に、今日は来てくれてありがとう。そして、アンコールもありがとう(笑)」と、「オモイデドロボー」を楽しそうに歌い、幸福感あふれる空間に仕上げて終演となった。

現在、4枚目のアルバムを制作中であること、また来年2月からのホールツアー開催を発表し、笑顔でステージをあとにした。今ツアーは神奈川、愛知、東京、大阪、福岡、北海道とまわり、11月16日にZepp Hanedaで最終日を迎える。(modelpress編集部)

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