山崎賢人主演「ゴールデンカムイ」実写、新キャスト発表 高畑充希が梅子・泉澤祐希が寅次に


【モデルプレス=2023/10/17】俳優の山崎賢人(※「崎」は正式には「たつさき」)が主演を務める映画『ゴールデンカムイ』(2024年1月19日公開)の新キャストが発表され、女優の高畑充希、俳優の泉澤祐希が出演することが決定した。

ポスタービジュアル(C)2024映画「ゴールデンカムイ」製作委員会
ポスタービジュアル(C)2024映画「ゴールデンカムイ」製作委員会
◆山崎賢人主演「ゴールデンカムイ」

2014年より集英社「週刊ヤングジャンプ」にて連載を開始し、多くのファンに惜しまれつつも2022年4月に約8年に及ぶ連載を終了した野田サトルによるコミック「ゴールデンカムイ」。

明治末期、日露戦争終結直後の北海道を舞台に、莫大なアイヌの埋蔵金を巡る一攫千金ミステリーと、厳しい大自然の中で、一癖も二癖もある魅力的なキャラクターたちによって繰り広げられる、サバイバル・バトルアクションがファンを魅了する今作は、「マンガ大賞2016 大賞」(2016)、「手塚治虫文化賞 マンガ大賞」(2018)、「第51回日本漫画家協会賞 大賞」(2022)など、多くの賞を受賞。

主人公の元陸軍兵・杉元佐一(すぎもと・さいち)が、アイヌの少女・アシリパ(※「リ」は小文字が正式表記、以下同様)と共に、埋蔵金の在りかが描かれた「刺青人皮(いれずみにんぴ)」を求めて旅をする物語は、同じく埋蔵金を狙う大日本帝国陸軍第七師団の中尉・鶴見篤四郎(つるみ・とくしろう)や、戊辰戦争で死んだはずの土方歳三(ひじかた・としぞう)なども登場し、歴史ロマン、狩猟、グルメ、アイヌ民族文化など様々な要素が丁寧に織り込まれた比類ない作品として熱烈な支持を獲得。

原作漫画は全31巻でシリーズ累計2500万部超(※2023年8月時点)のベストセラーとなっており、2018年4月からはTVアニメの放送も開始(※現在は、TVアニメ第4期まで完結)。連載完結記念として2022年4月からスタートしたゴールデンカムイ展も東京を皮切りに現在も全国を巡回しており、連載が終了した今も、幅広く人気を獲得し続けている唯一無二のエンターテイメント超大作。

キャスト予想が白熱していた今作の出演者が、先日ついに解禁となり、キャラクタービジュアル、PV映像が一斉にお披露目となった。解禁直後からX(旧Twitter)の日本トレンドには、「金カム実写」「山崎賢人」「鶴見中尉」「舘ひろし」など関連ワードが席巻。早朝から深夜まで大きな話題となり、改めて、今作の注目度と期待値の高さが伺えた。

◆高畑充希&泉澤祐希、山崎賢人の幼なじみ役に

高畑充希(C)2024映画「ゴールデンカムイ」製作委員会
高畑充希(C)2024映画「ゴールデンカムイ」製作委員会
この度、新キャストが解禁。山崎演じる杉元の幼なじみ・梅子(うめこ)役には、山崎とは2020年公開の映画『ヲタクに恋は難しい』で共演した高畑。息の合った掛け合いでヲタクカップルを演じた山崎と高畑が、今作では運命に翻弄される幼なじみ同士を演じる。

泉澤祐希(C)2024映画「ゴールデンカムイ」製作委員会
泉澤祐希(C)2024映画「ゴールデンカムイ」製作委員会
同じく杉元と梅子の幼なじみで、杉元とともに二〇三高地の戦場へ出向く、寅次(とらじ)役に泉澤。山崎とは初共演ながら、杉元と寅次の固い友情を感じさせるシーンでの熱演は圧巻。杉元のバックボーンを語る上で欠かせない2人の重要キャラクターを、日本映画界きっての若手実力派俳優陣が務める。

製作陣は2人の起用について、「杉元の過去を知る重要な役なので、一瞬で作品の空気を変えられる演技力を求めてキャスティングしました。梅子は多くは語らずとも清廉かつ重厚さや儚さなどの振れ幅を期待して高畑さんに、寅次は杉元の傍に自然体でいながら観る人の感情を揺さぶる芝居を期待して泉澤さんにオファーしました」と話しており、さらに、「全体の撮影初日が3人のシーンでしたが、まるでずっと一緒過ごしてきたかのような和やかなムードで撮影は進み、初日から敢行した大仕掛けのシーンも1発勝負で見事OKとなり、確かな手応えを感じさせいただいたことを鮮明に覚えています」と撮影を振り返った。

◆強烈なキャラたちの金塊争奪戦描くポスタービジュアル完成

そして、今作のポスタービジュアルも解禁。莫大なアイヌの埋蔵金を探す「不死身の杉元」こと杉元佐一、アイヌの少女アシリパ、大日本帝国陸軍第七師団の鶴見中尉、元新選組・鬼の副長・土方歳三、第七師団の凄腕スナイパー・尾形百之助、“脱獄王”の異名を持つ天才脱獄犯・白石由竹など、濃いキャラクターの面々が勢揃い。

さらに、『ゴールデンカムイ』には欠かせないヒグマや、アシリパと強い絆で結ばれたエゾオオカミのレタラ(※「ラ」は小文字が正式表記)もお目見え。“猛き者達よ、奪い合え”というコピーと共に、壮絶な埋蔵金争奪戦を予感させる大迫力のポスタービジュアルが完成した。

◆最新本編映像使用の予告映像も到着

さらに、本編映像がふんだんに盛り込まれた最新予告映像も到着。隠されたアイヌの莫大な埋蔵金、その謎を解くカギは、24人の脱獄囚に刻まれた刺青。土方の「これから北海道は戦場になる」という言葉と共に、苛烈な埋蔵金争奪サバイバル・バトルの火蓋が切って落とされた。

二〇三高地での激戦、杉元と尾形の雪の中での激闘と、『キングダム』のアクション監督・下村勇二が、今作でも山崎とタッグを組み、山崎の高い身体能力を生かしたアクションシーンで魅了。そして、原作でも印象的な台詞の数々、(アシリパ)「弱い奴は食われる」、(鶴見)「お前の寿命のロウソクは私がいつでも吹き消せる」、(杉元)「俺は、不死身の杉元だ!」も盛り込まれ、ますます今作への期待感が高まる予告映像となっている。(modelpress編集部)

◆高畑充希コメント

元々原作を読んでいたので、あの「ゴールデンカムイ」の世界が実写化されるなんて!と、とにかく驚きが大きかったです。梅ちゃんこと梅子は、杉元さんが金塊争奪に動き出す理由にもなる役柄なので、出番は少ないながら責任重大だぁ、、と、オファーをいただいた時は少し冷や汗をかきました。

山崎賢人くんとは以前映画でご一緒していたのですが、素敵で可愛らしい人柄はそのまま、今作ではついていきたい逞しさも加わり、素晴らしい座長でした。現場には数日だけの参加だったので、私もとても完成を楽しみにしています!

◆泉澤祐希コメント

「ゴールデンカムイ」は元々原作を読んでいたので、出演できると聞いた時はとても嬉しく、キャストを聞いてからは、このキャラクターをこの人がやるのか!と、ワクワクが止まりませんでした。

山崎賢人くんとは今回初共演となりますが、杉元佐一と幼なじみである寅次役ということで、すぐに打ち解けることができたと思います。共に戦う戦争シーンはとても迫力があり、見応えあるシーンになっているのではないかと思います。是非お楽しみに!

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