櫻井翔“ジャニーズ”との決別は「絶対に必要」事務所の対応への率直な思いも吐露


【モデルプレス=2023/10/03】故・ジャニー喜多川氏の性加害問題を認めたジャニーズ事務所が10月2日、新体制についての会見を都内にて実施。これを受けて、同日放送の日本テレビ系「news zero」(毎週月~木曜よる11時、金曜よる11時30分)では、月曜キャスターを務める嵐の櫻井翔が、事務所の対応について言及した。

◆櫻井翔、ジャニーズ事務所の解体にコメント

この日の放送では、ジャニーズ事務所が会見にて、社名変更を含む今後の会社運営、被害者への補償・救済などの方針を発表したことを報道。現所属タレントは「新たに設立するエージェント会社と個別に契約を結んで活動する」といったことも伝えた。

事務所の解体や社名変更について、櫻井は「何よりも被害者の方のことを考えれば『ジャニーズ』という名前との決別は絶対に必要だという風に考えていました」とコメント。「(自身は)20年以上所属している身ですので、“会社が廃業する”という、“会社をつぶしていく”ということのインパクトはありました」とした上で、「以前、再発防止特別チームが提言されました『解体的な出直し』ということ。加えて『性加害を絶対に許さない』ということ。そして重複してしまいますけど『被害者の方』を思えば、廃業のほかの選択肢はなかったかなという風に思います」と自身の考えを語った。

◆櫻井翔、事務所の対応に「もう少し早く発表できなかったのかなという思いも」

さらに、メインキャスターの有働由美子から「この1ヶ月(の事務所の動き)を見ていると、本当に所属タレントの皆さんは振り回されていると思う。それについてどう思いますか」と聞かれた櫻井は「僕自身も、日々色んなニュースを目にしますので、焦りの中にいるというか。そういった意味では(事務所の対応を)『遅いな』とか『後手後手だな』という風に感じてもいました」と率直な思いを吐露。社名変更や新会社設立についても「前回の会見での批判を受けてから、今日の発表になったような印象を受けている」とし、「今日発表したような案があるのであれば、もう少し早く発表できなかったのかなという思いも正直あります」と話した。

その上で「被害を受けた方に関しては、補償についてはスピード感、しっかり向き合って、何よりも早く対応することが必要だと思う」と伝えた櫻井。最後には「今、まだ声を上げられないという方もいらっしゃると思いますので、相談窓口は長く開けてほしい」と訴えた。

◆ジャニーズ性加害問題

ジャニーズ事務所は9月7日の会見で、初めてジャニー喜多川氏の性加害があったことを認め謝罪し、藤島ジュリー景子氏の引責辞任、東山の新社長就任を発表。その際には、ジャニーズ事務所の社名を存続することも伝えていた。

その後、9月19日に取締役会を開催したことを報告。「藤島が保有する株式の取り扱い、被害補償の具体的方策、社名変更、所属タレント及び社員の将来など、今後の会社運営に関わる大きな方向性についてあらゆる角度から議論を行い、向かうべき方針を確認いたしました」と説明し、本会見ではその進捗内容を具体的に報告するとしていた。

また10月2日、会見前に公式サイトにて「弊社は、『外部専門家による再発防止特別チーム』からの提言を踏まえ、以下の各項目の再発防止策を講じております」とグループ人権方針の策定やジャニーズJr.の相談係として機能する「ホスピタリティー担当者」の人員増加など、11項目の再発防止策を実行していることを発表した。(modelpress編集部)

情報:日本テレビ

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