【モデルプレス＝2023/09/14】俳優の樋口幸平と男女7人組ダンス＆ボーカルグループGENICの増子敦貴が14日、都内で行われたMBSドラマシャワー枠「体感予報」（MBS：毎週木曜25時29分～、テレビ神奈川：毎週木曜25時～）のファン感謝祭に登壇。サプライズに感激する場面があった。

◆樋口幸平＆増子敦貴、W主演「体感予報」

本作は人気BLコミックの実写化。爽やかイケメン気象予報士として人気だが、実はとんでもない暴君の瀬ヶ崎瑞貴（樋口）が、なかなか芽が出ないエロ漫画家の棚田葉（増子）と『瀬ヶ崎の言うことを全部聞く』という条件つきで衣食住を保証する同居生活を始める。

◆樋口幸平「体感予報」原作者からの手紙に涙

この日、原作者の鯛野ニッケからサプライズでメッセージが届けられた。当初、実写化は「ムチャだと思った」ものの、「増子さんの澄んだ声音で紡ぐ心の声が、揺れ動く大きな眼差しが、心地よく葉の心情へ導いてくれる。樋口さんが見せる表情の繊細な変化に、見ているこちらまで葉と一緒に瀬ヶ崎に翻弄されてしまう」「お2人が見せてくださったその情景は、まさに『体感予報』そのものでした」と絶賛されると、2人は感激した。

樋口は「感動しました。うれしいですね、めっちゃ。ヤバいね」と涙をこらえながら、「『体感予報』をやるにおいて、とてもプレッシャーがありました。自分が演じた瀬ヶ崎瑞貴が漫画に負けているようでは、原作が大好きな方に認めてもらえないという不安と毎日向き合って、これで大丈夫なのかと葛藤していました」と思いを吐き出す。そんな中、「ニッケ先生が現場にいらっしゃって、『瀬ヶ崎だ！』だと言ってくださった」そうで、「自信を持っていいんだと思わせてくださいました」と安堵の表情を見せる。

増子は「ダヨちゃん（葉のペンネーム）に寄り添って、視聴者の皆さんに世界観を崩さず届けなければいけないプレッシャーもありつつ、毎日台本と向き合いました」と振り返り、「何より、1個年下の幸平が現場を盛り上げてくれ、瑞貴として生きてくれました。繊細な動きをする物語で（芝居が）難しい中、幸平がめちゃめちゃコミュニケーションをとって支えてくれました」と惜しみなく感謝の言葉を口にした。

その隣で、ついにこぼれ落ちる涙を拭う樋口。すると増子が“涙つながり”なのか、「あまり打ち明けたくないんですけど、コンプレックスというか、実はあまり涙が出ないんですよ。メンタルが強じんなのかわからないですけど」と体質を明かして会場の笑いを誘う。しかし、撮影中は「ダヨちゃんに感情移入することで涙が出た」そうで、「この作品がきっかけでいろんなことを知れました。まだまだ成長していくので、『体感予報』と僕たち2人の応援をよろしくお願いします」と頭を下げた。（modelpress編集部）

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