松坂桃李「VIVANT」今後のストーリーに言及 感心した視聴者の考察とは<インタビュー>


【モデルプレス=2023/08/13】TBS系日曜劇場「VIVANT」(読み:ヴィヴァン/毎週日曜よる9時~※第5話は69分スペシャル)に出演する俳優の松坂桃李にインタビュー。主演の堺雅人との共演や視聴者の考察について語った。

松坂桃李「VIVANT」第4話より(C)TBS
松坂桃李「VIVANT」第4話より(C)TBS
◆堺雅人主演「VIVANT」

堺雅人「VIVANT」第5話より(C)TBS
堺雅人「VIVANT」第5話より(C)TBS
本作は、「半沢直樹」をはじめ数々のヒットドラマを手がけてきた福澤克雄の原作・演出最新作。

主演の堺をはじめ、阿部寛、二階堂ふみ、松坂、役所広司、二宮和也という全員主役級、日曜劇場史上最も豪華な主要キャストが集結。

松坂は、別班(公表されていない自衛隊の影の情報部隊)の人間・黒須を演じる。

◆松坂桃李、堺雅人ら豪華俳優陣に感動

松坂桃李「VIVANT」第4話より(C)TBS
松坂桃李「VIVANT」第4話より(C)TBS
― 「VIVANT」の企画を知り、出演を直談判されたとか。経緯をお聞かせください。

松坂:この仕事をしていると、風の噂でいろいろな作品情報が聞こえてきたりするんです。その1つとして、“TBSで、堺さん主演、阿部寛さん、役所広司さんが出演するドラマを作る”というのを聞いて。「どんな役でもいいから出演できないですか?」とマネージャーさんを通して直談判させていただきました。そうしたら話が進み、オファーをいただけたという流れです。

堺雅人、松坂桃李「VIVANT」第5話より(C)TBS
堺雅人、松坂桃李「VIVANT」第5話より(C)TBS
― 黒須は、諜報部隊“別班”の一員ですが、演じるにあたり、意識されたことはありますか?

松坂:最初に台本をいただいたときは、まだ最終話まで完成していなかったので、別班がどういう部隊なのか、どういう組織でどういう構成で、どういう経緯で形成されたのかという詳細が分からない状態でした。なので、自分の中で想像を膨らませ、そこにはめていくようなイメージで役作りをしました。また、黒須が乃木に対して絶対的な信頼を置いているというのは、台本を読んで伝わってきたので、それを軸にしつつ、堺さんに必死についていこうという思いで演じています。堺さんとのお芝居は本当に嬉しい時間です。

迫田孝也、堺雅人「VIVANT」第4話より(C)TBS
迫田孝也、堺雅人「VIVANT」第4話より(C)TBS
1~3話と、4話以降では、ガラッと話が変わるので、黒須の登場する第4話は、特に重要だという思いで撮影に挑んでいました。乃木の中にいる“F”が、ようやく皆さんの前に“F”として登場するシーンだったので。“F”が正体を現すシーンは、堺さんの切り替わる演技が本当に素晴らしくて。思わず一視聴者として魅入ってしまいました(笑)。

撮影現場では、周りにいる方々が大先輩ばかりなので、ずっと緊張しています。撮影中も「この俳優陣を生で見られるのか」と感動している状態で(笑)。緊迫するシーンが続いても、緊張と集中力が途切れない環境です。とてもお芝居がしやすいですし、なにより「こんな贅沢なところにいていいのだろうか」という気持ちが勝っています。

◆松坂桃李、感心した視聴者の考察とは

松坂桃李「VIVANT」第5話より(C)TBS
松坂桃李「VIVANT」第5話より(C)TBS
― モンゴルでの撮影で印象的だったエピソードはありますか?

松坂:日中と朝晩の寒暖差があるのが、僕にとってはとても新鮮な経験で楽しかったです。自分のスマホでモンゴルの天気情報を調べるのですが、全くあてにならなくて(笑)。天気予報では晴れになっていても、目の前ではものすごい雨が降っているというときもありました。そんな天候が読めない環境でしたが、景色は本当に素晴らしかったです。撮影以外ではなかなか訪れることのない場所だったので、とても貴重な経験でした。

堺雅人、松坂桃李「VIVANT」第5話より(C)TBS
堺雅人、松坂桃李「VIVANT」第5話より(C)TBS
― 第4話で満を持しての登場。物語の流れについてはどんな印象をお持ちですか?

松坂:物語として、毎回謎を残して終わるという、エンターテインメントとして最高の終わらせ方は、次回が楽しみになりますし、放送までの1週間、考察する時間もできて楽しいですよね。僕も改めて新鮮な気持ちで観て、考察しがいのある作品だと思いました。実は僕も視聴者の皆さんの考察をチェックすることがあるのですが、第1話をスロー再生して考察されていたのは驚きました。また、キービジュアルで“VIVANT”という文字の後ろに立つメインキャストの、その立ち位置と文字に関連性があるという考察には本当に感心しました。

迫田孝也、松坂桃李、堺雅人「VIVANT」第4話より(C)TBS
迫田孝也、松坂桃李、堺雅人「VIVANT」第4話より(C)TBS
― 毎週「VIVANT」を楽しみにしている視聴者に向けてメッセージをお願いします。

松坂:毎回、考察するのが楽しくなる展開になってくると思います。ぜひ「VIVANT」の世界にどっぷりと没入して、全話をお楽しみください。後半になるにつれて乃木と黒須が一緒に登場するシーンも多くなるかもしれないので、そこも含めて、楽しんでいただければと思います。

◆「VIVANT」第5話あらすじ

堺雅人「VIVANT」第5話より(C)TBS
堺雅人「VIVANT」第5話より(C)TBS
乃木(堺雅人)の正体はなんと、国内外で民間人に紛れて諜報活動を行う特殊部隊“別班”だった。

同じく別班の黒須(松坂桃李)とともに、テロ組織“テント”のモニターである山本(迫田孝也)を排除した乃木は、次の目的のため、ある人物の元を訪れる。

阿部寛「VIVANT」第5話より(C)TBS
阿部寛「VIVANT」第5話より(C)TBS
一方、山本の死に違和感を抱いた野崎(阿部寛)は、自分たち公安以外に唯一山本の正体を知っていた乃木に疑惑の目を向ける。

野崎が徹底的に乃木を調べる中、衝撃の過去が明らかになっていく。

それぞれの運命を繋ぐ鍵は、壮絶なる“想い”…。

(modelpress編集部)

【Not Sponsored 記事】

スゴ得限定コンテンツ

動画コンテンツ

マイページに追加