趣里ヒロイン朝ドラ「ブギウギ」新たな出演者発表 香川ロケの撮影風景も公開


【モデルプレス=2023/08/08】女優の趣里がヒロインを務める2023年度後期のNHK連続テレビ小説『ブギウギ』の新たな出演者が発表された。

趣里ら(C)NHK
趣里ら(C)NHK
◆趣里ヒロイン朝ドラ「ブギウギ」

連続テレビ小説第109作『ブギウギ』のモデルは、戦後の大スター・笠置シヅ子さん。歌って、踊って、“心ズキズキわくわく”明るい笑顔とまっすぐな心でヒロイン・花田鈴子(趣里)が、歌手の道を駆け抜け日本中に元気を届ける。

鈴子は、大阪の下町の銭湯の看板娘として育つ。小さな頃から歌って踊るのが大好きで、道頓堀にある梅丸少女歌劇団(USK)に入団する。やがて、歌の才能を発揮し始めた鈴子は、歌手の道を歩み始め、戦後のスターとなっていく。

◆「ブギウギ」新たな出演者発表

澤井梨丘(提供写真)
澤井梨丘(提供写真)
このたび、鈴子の実家の銭湯「はな湯」の人々と、鈴子の出生地・香川の人々を演じる新たな出演者が発表。鈴子の少女時代を澤井梨丘(※)、銭湯に来る女性・三沢光子を本上まなみ、かつて治郎丸和一の家で女中をしていた香川の女性・西野キヌを中越典子、白壁の大きな家に住んでいる地主・治郎丸を石倉三郎、鈴子の祖母・大西トシを三林京子が演じる。(※は連続テレビ小説初出演、オーディションで選出)

◆趣里ら、香川でロケ 撮影風景公開

笠置さんの出生地である香川県東かがわ市と丸亀市にてロケが行われた。地元の人々をはじめ、各自治体やさまざまな関係者の協力のもと、撮影された。(modelpress編集部)

◆澤井梨丘/ヒロイン(少女時代):花田鈴子(はなだすずこ)役

歌って踊るのが大好きな天真爛漫な女の子。銭湯の看板娘として、常連客たちにかわいがられている。

<コメント>
初めまして。花田鈴子役を演じさせていただきます、澤井梨丘です。役をいただいた時は、うれしすぎて今までで1番長い時間空中にいたのではないかと思う程、飛び上がって喜びました。

家族のように寄り添って下さる監督さんやスタッフの方々、実力派の俳優さんたちと『ブギウギ』で共演できる事がとっても幸せです。何事にも一生懸命な鈴子を見て、今日も1日頑張るぞ!!と言う気持ちになっていただけるとうれしいです。

◆本上まなみ/銭湯に来る女性:三沢光子(みさわみつこ)役

中越典子(提供写真)
中越典子(提供写真)
神戸の旅館で女中として働く女性。訳あって、はな湯を訪ねてくる。

<コメント>
大阪編の終盤に、鈴子さんの門出を祝い、見送るメンバーのひとりとして加わることになりました。はな湯に集う面々はお節介だったりトボけてたり、程よくいい加減だったりするのが最高です。ぽんぽん飛び交うセリフの心地良いこと!私は訳あって、はな湯を訪ねていく光子を演じます。とても一途な女性です。見守ってくださいね。

◆中越典子/香川の女性:西野キヌ(にしのきぬ)役

本上まなみ(提供写真)
本上まなみ(提供写真)
かつて治郎丸の家で女中をしていた。治郎丸からはよく思われておらず、肩身が狭い思いをしている。

<コメント>
20年ぶりの朝ドラのお話をいただき、本当にうれしかったです。2003年に、私がヒロインを演じさせていただいた頃の懐かしさや、演技を始めたときの原点へかえるような、万感のおもいで現場に入らせていただきました。

香川や滋賀でのロケでは豊かで美しい自然のパワーと、共演者の方々やスタッフさんたちのお力をかりて「キヌ」という役を大切に生きることを、味あわせていただきました。

◆石倉三郎/地主:治郎丸和一(じろうまるかずいち)役

石倉三郎(提供写真)
石倉三郎(提供写真)
白壁の大きな家に住んでいる地域の顔役。トシの幼なじみ。

<コメント>
趣里さん演じるヒロイン花田鈴子の生まれ故郷・香川の何やら訳アリの地主、治郎丸和一を演らせていただきます。それにしても昔の人は、強いというか、まあそういう時代だったんでしょうが、全く羨ましい!昔は良かったなぁ!…叱られますかね!?

◆三林京子/鈴子の祖母:大西トシ(おおにしとし)役

三林京子(提供写真)
三林京子(提供写真)
ツヤの母親で、鈴子の祖母。鈴子とは小学生の時以来、長らく会えていない。

<コメント>
趣里ちゃん扮する「鈴子」は香川の人。その故郷にデンと構える婆ちゃん。という事で香川ロケでは、美味しい讃岐うどんもしっかりいただき、昔の家並が残るすてきな島での撮影は、趣のあるシーンになったと思います。鈴子!頑張れ!!

◆起用にあたって/制作統括・福岡利武

ヒロインの少女時代を演じていただく澤井梨丘さんは、笑顔がとてもすてきです。オーディションで約700名の応募の中から選ばせていただきました。これがドラマ初出演と思えないほどしっかりしたお芝居で、現場のムードメーカーにもなってくれています。歌や踊りにも挑戦しています。

本上まなみさんには、ヒロインの両親が営むはな湯を訪ねてくるちょっと訳ありの女性を演じていただきました。とても涼やかですてきな場面になると思います。香川編のキャストもすばらしい方々に出演いただくことになりました。中越典子さんには、とても難しい役どころをお願いしました。揺れ動く繊細な感情を見事に表現していただけると思っています。

石倉三郎さんは、香川出身。豪快だけど愛嬌のある芝居で、地元香川の地主の役を魅力たっぷりに演じてくれています。そして、三林京子さんには、ふるさとの愛情深いおばあちゃんを演じていただくことになりました。鈴子を広い器で受け入れる心優しいおばあちゃんです。香川の風景と共に、ウキウキ・ズキズキするドラマ『ブギウギ』をお届けします。

◆ものがたり

大正の終わりごろ、大阪の下町の小さな銭湯の看板娘・花田鈴子は、歌って踊るのが大好きな天真爛漫な女の子です。小学校を卒業した鈴子は「歌と踊りでみんなを笑顔にしたい」と思うようになり、道頓堀に新しくできた歌劇団に入団。必死に稽古にはげんだ鈴子は、メキメキと成長、抜群の歌唱力で頭角を現していきます。

昭和13年、鈴子は上京。そこで、人気作曲家・羽鳥善一と出会い、大きく運命が変わります。鈴子は、作曲家の指導を受け、スウィングの女王と呼ばれ人気歌手になっていきます。しかし、戦争が始まると、鈴子が置かれた状況は一変。鈴子の歌っていた歌は「敵性音楽」となり、鈴子の舞台での歌や踊りが厳しく制限されてしまいます。さらに、鈴子の弟は出征。また、ちょうどその頃、鈴子の母も病気で亡くなってしまいます。

不幸が重なり悩んでいた鈴子の前に、ある青年が現れます。ふたりは恋に落ち、やがて結婚を誓いあうまでに。しかし、青年の家族は大反対、結婚はなかなか実現しません。やがて戦争が終わり、鈴子は青年の子を身ごもります。ところが、青年は病にかかってしまいます。会えない日々が続き、そして、臨月の鈴子のもとに届いたのは青年の訃報でした。死に目に会えず、結婚もできないままの別れ。数日後、鈴子はひとりで娘を出産しました。

鈴子は、ひとりで娘を育てながら舞台で歌います。そんな中、生まれたのが「東京ブギウギ」です。明るく、飾らず、全身で歌う、鈴子の真骨頂。戦後の傷ついた日本に、その歌声が響き渡ります。鈴子の歌声に合わせて、笑顔で歌い踊る人たちが日本中にあふれていきました。鈴子は“ブギの女王”と呼ばれるようになり、大スター歌手への階段を駆け上がっていきます。

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