ムロツヨシ、映画に約2分間の特別出演決定 “汚い格好”の劇中写真も解禁<波紋>


【モデルプレス=2023/05/11】俳優のムロツヨシが、女優の筒井真理子が主演、俳優の光石研や磯村勇斗らが出演する映画『波紋』(5月26日公開)に特別出演することが発表。併せて、場面写真が解禁となった。

ムロツヨシ(C)2022 映画「波紋」フィルムパートナーズ
ムロツヨシ(C)2022 映画「波紋」フィルムパートナーズ
◆筒井真理子主演「波紋」

主演・筒井と共演に光石、磯村、柄本明、キムラ緑子、木野花、安藤玉恵、江口のりこ、平岩紙を迎え、日本を代表する映画作家・荻上直子監督がメガホンをとった本作。

荻上監督のオリジナル最新作にして、監督自身が歴代最高の脚本と自負する絶望エンタテインメントの誕生。監督は、須藤家を通して、現代社会の闇や不安と女性の苦悩を淡々と、ソリッドに描き出す。放射能、介護、新興宗教、障害者差別といった、誰もがどこかで見聞きしたことのある現代社会の問題に次々と翻弄される須藤家は、正に社会の縮図だ。

しかし、これを単なる絶望で終わらせないのが荻上監督の新境地とも言える。依子から広がる波紋は、きっと全ての女性、いや現代社会に生きる全ての人に届くことだろう。依子は、あなただ。

◆ムロツヨシ「波紋」特別出演決定

この度、新たにムロが出演されていることが明らかになり、場面写真が解禁となった。ムロは、映画、舞台、ドラマにと話題作の出演が続き、幅広い演技でお茶の間の人気を博し、荻上監督の前作『川っぺりムコリッタ』(2022年)に続くタッグ。

本作では、出演時間がじつに約2分。ムロはどこに?汚い格好に公園でご飯を食べる姿は一見では、わからない。劇中のムロの姿に注目である。(modelpress編集部)

◆「波紋」ストーリー

須藤依子(筒井真理子)は、今朝も庭の手入れを欠かさない。“緑命会”という新興宗教を信仰し、日々祈りと勉強会に勤しみながら、ひとり穏やかに暮らしていた。ある日、長いこと失踪したままだった夫、修(光石研)が突然帰ってくるまでは―。

自分の父の介護を押し付けたまま失踪し、その上がん治療に必要な高額の費用を助けて欲しいとすがってくる夫。障害のある彼女を結婚相手として連れて帰省してきた息子・拓哉(磯村勇斗)。パート先では癇癪持ちの客に大声で怒鳴られる…。

自分ではどうにも出来ない辛苦が降りかかる。依子は湧き起こる黒い感情を、宗教にすがり、必死に理性で押さえつけようとする。

全てを押し殺した依子の感情が爆発する時、映画は絶望からエンターテインメントへと昇華する。

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