広瀬すず、“一生しない”と思ったこと告白「私溜まってたんだ」と実感した瞬間も明かす<水は海に向かって流れる>


【モデルプレス=2023/05/10】女優の広瀬すずが10日、都内で行われた主演映画「水は海に向かって流れる」(6月9日公開)の完成披露試写会に、共演の大西利空、高良健吾、戸塚純貴、當真あみ、生瀬勝久、メガホンをとった前田哲監督とともに登壇。撮影秘話や自身の性格にまつわるエピソードを明かした。

「水は海に向かって流れる」完成披露試写会に出席した広瀬すず(C)モデルプレス
「水は海に向かって流れる」完成披露試写会に出席した広瀬すず(C)モデルプレス
◆広瀬すず主演「水は海に向かって流れる」

広瀬すず(C)モデルプレス
広瀬すず(C)モデルプレス
本作は、26歳のOL・榊さんと高校1年生の直達を中心に、曲者揃いのシェアハウスの賑やかな日常を描いた田島列島の同名漫画の映画化。

過去のある出来事から「恋愛はしない」と宣言する主人公・榊千紗を広瀬が演じ、国民的女優として常に飛躍をしてきた彼女が、感情を表に出さないクールなオトナ女子役で新たなステージに挑む。

◆広瀬すず、感極まる生瀬勝久へツッコミ

(左から)前田哲監督、戸塚純貴、高良健吾、広瀬すず、大西利空、當真あみ、生瀬勝久(C)モデルプレス
(左から)前田哲監督、戸塚純貴、高良健吾、広瀬すず、大西利空、當真あみ、生瀬勝久(C)モデルプレス
初のOL役で高校1年生から淡い恋心を抱かれるという役について広瀬は「なんで私に話が来たんだろうって(笑)。妹とか末っ子とかのイメージのほうが強いと思うので『えっ!?』って思ったんですけど、新しい挑戦でもあり、でもOLとはいえ働いているシーンがないので、意外とありのままじゃないですけど、変に構えずにできるかもって」と心境を告白。

「実際に利空くんとも年齢が離れているので、リアリティな距離感というのはあまり苦労せず楽しく演じさせてもらいました」と思いを語った。

広瀬すず(C)モデルプレス
広瀬すず(C)モデルプレス
また、撮影エピソードを聞かれた広瀬は「ネコちゃんが出てくるんですけど、みんなでかわいがっていて、生瀬さんの上で寝ちゃって一生動かないネコちゃんの姿を目撃して」と回顧。

「ネコちゃんとの距離の縮め方というか、私もネコを飼っていて大好きなんですけど、(ネコが)すごく落ち着いていてすごかったです」と生瀬を羨望の眼差しで見つめた。

広瀬すず(C)モデルプレス
広瀬すず(C)モデルプレス
そんな生瀬も、撮影現場の雰囲気を聞かれると「ネコが緩衝材になったというか、みんなネコを見ながらいろんな話ができて、ネコって気にせずどこにでも行くし、みんなムーさんを中心にずっといましたね」とコメント。

続けて「個人的な話なんですけど、すずちゃんがデビューのときのドラマに出ているんですよ」と振り返り、「それこそあみちゃんみたいに緊張されていて、そこからいろんな舞台に出たり、彼女の成長を側からずっと見ている感じがして、最初のかわいくて元気があってやる気しかなかった少女が、こんなお芝居をするようになったと思って…」と感極まった仕草を見せたが、広瀬は「目、カラッカラですよ(笑)」とツッコんで会場の笑いを誘った。

◆生瀬勝久、広瀬すずは「大変だったと思う」

生瀬勝久(C)モデルプレス
生瀬勝久(C)モデルプレス
さらに、生瀬は「本当に今回、いい役だよね」とも語り、「たぶん大変だったと思うんですよ。彼女にこの役をやらそうという監督やプロデューサーもすごいですし、それに立ち向かったすずちゃんもすごかった。役者ってやりやすい役をやるよりも、やりにくい役をやったほうが絶対にステージが上がるし、本当に…」と再び泣くふりをして笑わせる場面も。

広瀬すず(C)モデルプレス
広瀬すず(C)モデルプレス
これを受け、広瀬は「私もどこかで言えたら言おうと思っていたんですけど、16歳のときに初めてやった主演ドラマの現場ですごく喋るシーンがあったんですね。そのときに生瀬さんが寄ってきてくださって、人と会話するときにどうしたら伝わるかとか、いろんなコツじゃないですけど何日も話してくださって」と撮影秘話を告白。

「こんなに自分に向き合ってくださる先輩がいるんだというか、右も左も分からないし、ある意味信用されていない状況の中で、役として引っ張ってくださって、今回、台本を読んで生瀬さんが出るってことを知って、正直1番嬉しかったです!『うわーっ』と思って、こうやって一緒に舞台に立つことができて嬉しいですし光栄です」と目を輝かせた。

◆広瀬すず、“一生しない”と思ったこととは?

自身が思う「ときめきポーズ」を披露してくれた高良健吾、広瀬すず、大西利空(C)モデルプレス
自身が思う「ときめきポーズ」を披露してくれた高良健吾、広瀬すず、大西利空(C)モデルプレス
そして「恋愛はしない」と宣言する主人公にちなみ、「一生◯◯しないと思ったこと」について聞かれた広瀬は「気を強くいすぎない」と答え、「そんなに気を強く生きていたつもりはなかったんですけど、よく人に言われるんです。『気、強いよね』って」と吐露。

高良健吾、広瀬すず、大西利空(C)モデルプレス
高良健吾、広瀬すず、大西利空(C)モデルプレス
「そうなんですけど、今回、榊さんを演じて、すごく気の強い榊さんになっちゃったなって。原作で読んだ榊さんのイメージよりだいぶ気が強くて、こういうところに出るんだなと思って。『これは榊さんなのか?』っていうのが気になったというか、いろんなところでいろんな人に謝っているんですけど(笑)」と撮影を振り返り、「気を強くいすぎないってどこかで思いたいです」とした上で、「原作の榊さんのような、一歩間違えたら重い話なんですけど、それでもマイルドにエンジンを切り替えて生きている感じに憧れました」と語った。

◆広瀬すず、最近スッキリしたこと&ときめいたこと明かす

広瀬すず(C)モデルプレス
広瀬すず(C)モデルプレス
加えて、タイトルにちなんで「最近スッキリしたこと」を尋ねられた広瀬は「『カチン』とかもちろんくるんですけど、声に出して怒ることがあまりないんですね」と回答。

「だけど、最近撮っていた作品で、喉が潰れるほど声を出し続けたことがあって」と話し、「すごくスッキリして『私溜まってたんだ』って(笑)。何かはわからないし自覚もないんですけど、わーって声を出したらスコーンって気持ちよくなって、スッキリしましたね」と打ち明けた。

広瀬すず(C)モデルプレス
広瀬すず(C)モデルプレス
そして、最近1番ときめいたことについても尋ねられた広瀬は「ダイニングテーブル」と話し、「1回買ったダイニングテーブルを新しいお家に迎え入れようと思ったら、まさかの入らないということで諦めて、(別の理由で)もう1回いけるかなと思って引っ越しをして見てもらったら、1回目に入らないって言われて」と引っ越しでのエピソードを披露。

(左から)前田哲監督、戸塚純貴、高良健吾、広瀬すず、大西利空、當真あみ、生瀬勝久(C)モデルプレス
(左から)前田哲監督、戸塚純貴、高良健吾、広瀬すず、大西利空、當真あみ、生瀬勝久(C)モデルプレス
「『なぜ、入らないダイニングテーブルなんてあるのか!』と思って、別の業者さんにもう1回見てもらったら、ギリギリ入るかもって言われて、やっと何年か越しに一目惚れしたダイニングテーブルを迎え入れることができそうで、それにときめいて業者さんに握手を求めました(笑)。『ありがとうございます』って言って」と嬉しそうに明かした。(modelpress編集部)

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