広末涼子・伊藤淳史・濱田岳主演で湊かなえ作品をドラマ化 コメント到着


【広末涼子・伊藤淳史・濱田岳/モデルプレス=7月26日】テレビ東京が新本社へ移転することを記念した「六本木3丁目移転プロジェクト」のドラマスペシャル企画として、作家・湊かなえ氏の傑作ミステリー短編集「望郷」から三編をオムニバスドラマ化することが決定。女優の広末涼子、俳優の伊藤淳史、濱田岳がそれぞれ主演をつとめる。

(左から)伊藤淳史、広末涼子、濱田岳(C)テレビ東京
(左から)伊藤淳史、広末涼子、濱田岳(C)テレビ東京
「望郷」は瀬戸内海に浮かぶとある島で生まれ育った人々の切なくも愛おしい人間模様を描いた連作ミステリー短編集。中でも「海の星」は日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞するなど、高い評価を得ている。今回はこの「海の星」を含む三編をオムニバスドラマ化する。

広末は、20年前に自分と母を島に残して、東京に行ってしまった姉をずっと恨み続けている主婦、伊藤は幼い頃に父が失踪し、母子家庭で育った島出身の会社員、濱田は母が起こした事件のために辛い少年時代を送り、今では出身地を伏せて活動する人気アーティストを演じる。撮影は作品の舞台となる瀬戸内海の島で行われた。

◆原作者・湊かなえ氏が期待

因島での「みかんの花」の撮影現場を見学した原作者の湊氏は「こんなところか、と役者やスタッフの皆さんは不自由な思いをされていないだろうか、がっかりされていないだろうか」と不安があったそうだが「現場に到着した途端、そんな思いは吹き飛びました。飽きるほどみていたはずの海を見下ろしながら、誇らしさが込み上げてきました。広末さんをはじめ、役者の皆さんは完全に島の人でした。この言葉はこんな表情から出ていたのか、と短い場面の中にいくつもの発見がありました」と感激しきり。

自身について「今の私は原作者ではなく、オンエアを一番楽しみにしている人なのだと思います」と語り、期待に胸を膨らませた。(modelpress編集部)

■「みかんの花」富田美里役・広末涼子 コメント

撮影中は、梅雨時期の不安定な天候に悩まされましたが、最終的には因島の燦々太陽と、強い日差しの洗礼も受け、いろんな色の海を見せてもらいました。

その風景と、湊かなえさんの作品らしい世界観を美里という役を演じて感じることができ、とても楽しませていただきました。

特に、20年間にわたる姉の思いを知った美里が初めて姉と向き合うラストシーンは強く残っています。

因島の美しい海と強い太陽、登場人物たちの抱えている気持ち…。 オムニバス作品だとは思えない重厚な物語を感じていただけるのではないかと思います。

■「海の星」浜崎洋平役・伊藤淳史 コメント

今回、望郷に出演させて頂きました、伊藤淳史です。僕自身、広島県の因島での撮影は、大変思い出深いものになりました。

生憎の雨でしたが、地元の方々や現場スタッフの皆さんに助けて頂き、とても楽しくお芝居をする事が出来ました。特にラストシーンは、とても印象に残っていて、早く完成した作品を見たいと、心待ちにしています。

ドラマの内容も、驚きや感動もある、サスペンスドラマになっています。 皆さん、是非ご覧ください。よろしくお願いします。

■「雲の糸」黒崎ヒロタカ役・濱田岳 コメント

湊さんの世界観、そして初めて演じさせていただく役柄、緊張する要素が沢山あった中、監督はじめスタッフの皆様と共に、短い期間ではありましたが、丁寧に、臨ませて頂きました。

「みかんの花」、「海の星」と合わせて、この「雲の糸」も応援して頂けると幸いです。

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