横浜流星、HiHi Jets作間龍斗の俳優としての姿勢に好感「もっとお芝居をやってほしい」<ヴィレッジ>


【モデルプレス=2023/03/30】俳優の横浜流星が30日、都内で行われた映画「ヴィレッジ」(4月21日公開)の完成披露イベントに、共演の黒木華、一ノ瀬ワタル、奥平大兼、作間龍斗(HiHi Jets/ジャニーズJr.)、古田新太、メガホンをとった藤井道人監督とともに登壇した。

「ヴィレッジ」の「V」を決める横浜流星(C)モデルプレス
「ヴィレッジ」の「V」を決める横浜流星(C)モデルプレス
◆横浜流星、HiHi Jets作間龍斗の俳優としての姿勢に好感

横浜流星(C)モデルプレス
横浜流星(C)モデルプレス
横浜と初共演だったという黒木は、共演した感想を聞かれると「集中力がすごくて、ずっと糸をピンと張っていられる方でしたね」と答え、本作が俳優として2作目の作品だったという作間は、横浜について聞かれると「1日、ずっと夜中の撮影があって、僕はテッペンを超える前くらいに撮影が終わったんですけど、現場自体は明け方まで続く感じで、始発の新幹線で帰らなきゃいけなかったので、寝るのももったいないなと思ってその撮影現場に残らせてもらってずっと見ていたんですけど、とてもシリアスなシーンだったのでベラベラ話しかけるわけにもいかず、撮影現場を見ている感じだったんですけど、黒木さんが言っていた通り集中力が(すごくて)、何時間のシリアスなシーンを撮っていたんですけど、弱音を吐くことなく、ずっとピシッとした顔でやっていらっしゃったので、すごいなって思いました」と横浜を羨望の眼差しで見つめた。

TOHOシネマズ六本木のスクリーン7に立つとは思わなかった作間龍斗(C)モデルプレス
TOHOシネマズ六本木のスクリーン7に立つとは思わなかった作間龍斗(C)モデルプレス
逆に、作間と共演しての感想を聞かれた横浜は「彼は実直で、この3人(横浜、黒木、一ノ瀬)のシーンが朝5時までだったんですけど、ずっと現場に残ってくれて、作品に対するまっすぐな姿勢を見てすごく好感を持ちましたね」と吐露し、「これからもっとお芝居をやってほしいですね」とにっこり。加えて、横浜は「2作目というのは全然意外だなって感じで堂々としていました」と言うと、作間は「2作目でまさかTOHOシネマズ六本木のスクリーン7に立つとは思わなかったです。昨日もあの辺で見ていたので、こっち側に来るとは思いませんでした」としみじみ。横浜は「ぜひこちら側に」と背中を押すと、作間は「頑張ります」と力強く語った。

黒木華(C)モデルプレス
黒木華(C)モデルプレス
そして、作間の姉役を演じた黒木も、作間と共演した感想を聞かれると「すごくいい子で、お菓子を作るのが得意で、作ったものの写真を見せてもらったんですけど、お店に出していいくらいだったんです」とエピソードを明かすと、古田は「なんで俺には見せてくれないんだよ」と口を尖らせて笑いを誘った。

◆横浜流星主演「ヴィレッジ」

(左から)藤井道人監督、奥平大兼、古田新太、横浜流星、黒木華、一ノ瀬ワタル、作間龍斗(C)モデルプレス
(左から)藤井道人監督、奥平大兼、古田新太、横浜流星、黒木華、一ノ瀬ワタル、作間龍斗(C)モデルプレス
本作は、「村」という閉ざされた世界を舞台に、そこで生きる人々のきれいごとだけでは生きていけないリアルな姿を、圧倒的な映像美と世界観で描き、同調圧力、格差社会、貧困、そして道を誤ったら這い上がることが困難な社会構造の歪みといった、現代日本が抱える闇をあぶり出す異色のサスペンス・エンタテインメント。

横浜流星(C)モデルプレス
横浜流星(C)モデルプレス
霞門村で生まれ育ち、過去のある事件によって村中から蔑まれながら希望のない日々を送る主人公・片山優を演じた横浜は、本作で藤井監督とは6度目のタッグだそうで「7年の付き合いで公私ともにお世話になっているんですけど、藤井組の長編では初主演だったので、もちろん毎回全力で魂を込めてやっていますけど、より一層気合が入って参加していましたね」と打ち明け、藤井監督は「STAR SANDSという僕を育ててくれた映画会社で流星が主役ということで、責任がすごくあって押しつぶされそうになったときもあったんですけど、本作りの段階から流星に励ましてもらいながら脚本を書いて映画を撮ることができたので、一安心ですね」と感慨深げに語った。

藤井道人監督(C)モデルプレス
藤井道人監督(C)モデルプレス
続けて、藤井監督が作品作りをしていく中で、自身の希望や提案などはしたか追求された横浜は「あまり自分からは言わずに、監督からの脚本を信じて待っていて、その中で(エグゼクティブプロデューサーの)河村(光庸)さんの熱い思いだったりがあって、その中でも自分の思いなんかも聞いてくれたりしたので、自分が役者をやっている中での恐れだったり迷いだったり、いろんな今感じていることを監督には伝えました」と回顧し、「それは受け止めてくれて、何度も練り直して愛のある脚本を完成させてくれましたね」と監督に感謝した。(modelpress編集部)

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