井ノ原快彦、Snow Man向井康二とのやり取り明かす「僕に写真を送ってくる」


【モデルプレス=2023/03/23】井ノ原快彦が、都内で行われた主演を務める4月5日スタートのテレビ朝日系ドラマ『特捜9 season6』(毎週水曜よる9時~)の制作発表記者会見に出席。本作で共演するSnow Manの向井康二とのエピソードを披露した。

(左から)深川麻衣、中村梅雀、羽田美智子、井ノ原快彦、吹越満、田口浩正 (C)テレビ朝日
(左から)深川麻衣、中村梅雀、羽田美智子、井ノ原快彦、吹越満、田口浩正 (C)テレビ朝日
◆井ノ原快彦主演「特捜9 season6」

「特捜9 season6」ポスタービジュアル(C)テレビ朝日
「特捜9 season6」ポスタービジュアル(C)テレビ朝日
個性派刑事たちの活躍を描く、井ノ原主演の人気シリーズ、『特捜9』。同シリーズは、『警視庁捜査一課9係』(2006年~)を経て、2018年4月にスタート。難事件に挑む個性派刑事たちの活躍はもちろん、背景にある人生模様をしっかり描き上げるドラマが反響で、昨シーズンでも毎週、関連ワードがトレンドランキング上位を席巻した。『season6』ではそれぞれのメンバーが抱える事情や関係性がさらに色濃く描かれ、捜査に複雑に影響を及ぼしていくのが大きなみどころに。今シーズンは『特捜9』として6年目、そして前身の『警視庁捜査一課9係』から数えると18年目を迎える。

スタートを前に、同会見が行われ、“主任”浅輪直樹役の井ノ原をはじめ、羽田美智子、吹越満、田口浩正、深川麻衣、中村梅雀ら警視庁刑事部捜査一課特別捜査班の豪華メンバーが出席。今や「家族のような間柄」だというメンバーたちが、現場のムードそのままに和気あいあいとトーク。長きにわたって培ってきたチームワークの良さが伺える会見が繰り広げられた。

◆井ノ原快彦・深川麻衣ら「特捜9 season6」をアピール

(左から)深川麻衣、中村梅雀、羽田美智子、井ノ原快彦、吹越満、田口浩正 (C)テレビ朝日
(左から)深川麻衣、中村梅雀、羽田美智子、井ノ原快彦、吹越満、田口浩正 (C)テレビ朝日
会見ではまず『season6』の“進化”が話題に上がり、井ノ原が「一般的に役柄は成長しないことが多いですが、『特捜9』では年々キャラクターも成長してきた気がします。今年も様々な状況の変化があるので、昨年とはまた違った浅輪直樹をお届けできると思います」と堂々宣言すれば、村瀬(小宮山)志保役の羽田も「今年は“老舗”でありながらも新しく変化していこうという約束のもとに脚本や映像も進化。作品が新しくなったことを実感しています」とシリーズの成長を強調した。

ベテラン刑事・青柳靖を演じる吹越は、自身の衣装の靴下の微妙な変化を打ち明けながら、「最近、『特捜9』は単なる“事件もの”ではなく、“刑事もの”になっているんじゃないかな」と本作ならではの人間ドラマについて語り、矢沢英明役の田口も「『season6』は事件だけじゃなく、それぞれの家庭の問題も少しずつ入ってきて、素晴らしい展開になっています」と自信をのぞかせた。

一方、昨シーズンから高尾由真役でメンバー入りした深川は「今シーズンの由真は1年間経って成長してほぐれている部分があるので、そこに注目していただけたら」と役柄の成長をアピール。そんな個性豊かなメンバーを率いる“班長”国木田誠二役の中村は「『season6』では国木田の謎めいた雰囲気が出ていますので、自分自身、これは面白いなと期待しています」とキャラクターの進化を告白した。

◆井ノ原快彦、向井康二からの悩み相談にエール

会見の中盤では、深川演じる由真が“特捜班2年目”というシチュエーションにちなんで、入社2年目のテレビ朝日社員から寄せられた悩みに応える相談コーナーも登場。ところが、集まった相談の中に、深川同様、昨シーズンから加わった若手警察官・三ツ矢翔平を演じる向井の悩みが紛れこんでいることが発覚した。

向井は「大人気シリーズにまたチームの一員として参加できること、すごく嬉しいです」と喜びを明かしつつ「(劇中で)僕が使っているタブレット、最新のものに変えられませんか?重たくて、手がプルプルしてしまいます(笑)」という相談を寄せたが、井ノ原は「田口さんは『9係』以来17年間、同じ手帳を使っているので、2年目ではまだまだ。プルプルしないように筋トレしてほしい」と、その提案を一蹴。しかしながら「彼も本当に続投を喜んでいて、初日もすごく張り切っていました。衣装合わせをする度に僕に写真を送ってくるので“今年も頑張ろうね”みたいなやり取りをしています」と後輩との心温まるエピソードを披露。羽田も「向井くんはいつも一生懸命なので、“もうちょっとこうしてみたら?”と、ついお節介を焼きたくなっちゃう」と目を細めて語っていた。

◆深川麻衣、特捜班メンバーを家族に例えるなら?

また、会見では、「もはや家族みたいな間柄。お互いの好き嫌いも把握している」という井ノ原のメンバーに対する愛情発言を皮切りに、“家族”というキーワードがたびたび出現。

取材陣からは、若手である深川に「特捜班メンバーを家族に例えるならどんな構成?」という無茶ぶりの質問が飛んだが、悩んだあげく、深川は“吹越満と田口浩正が父母、井ノ原は兄、羽田が姉、中村が祖父”という意外すぎる分析を展開した。これには吹越と田口が「俺たちが夫婦ってこと?」とツッコミを入れ、笑いに包まれていた。

◆井ノ原快彦、新シーズンの決意表明&侍ジャパンの健闘に刺激

(左から)深川麻衣、中村梅雀、羽田美智子、井ノ原快彦、吹越満、田口浩正 (C)テレビ朝日
(左から)深川麻衣、中村梅雀、羽田美智子、井ノ原快彦、吹越満、田口浩正 (C)テレビ朝日
さらには、日本中を沸かせたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に関する話題も飛び出し、侍ジャパンの戦いを全試合見たという中村は「侍ジャパンの投手のレベルってすごい!そして“打つぞ!”という場面での、ヌートバー選手からの繋がりが最高にしびれました」と興奮さめやらぬ表情で健闘をたたえ、井ノ原も「イタリア戦で村上宗隆選手が2塁打を放った時、大谷翔平選手がすごい笑顔で迎えたでしょう。耐えて耐えて結果を出した時、先輩からあんな笑顔で迎えられたら次も頑張ろうと思うはず。すごく勉強になりましたね」と侍ジャパンの勇姿から大きな刺激を受けたことを告白した。

そして、井ノ原はWBC優勝決定を受け、改めてコメントを発表。「14年ぶりの優勝。おめでとうございます。大きな力をもらいました!テレビを通して、日本中が1つになった瞬間がありました。子どもたちだけでなく、大人たちにもたくさんの夢をありがとうございました。撮影現場でも勝手に祝杯をあげたいと思います」と世界一を勝ち取った日本代表選手たちに感謝のメッセージを送っていた。

最後、『season6』の主題歌が20th Centuryの新曲であるミディアムバラード『あなたと』に決定したことも発表されると、井ノ原は「主題歌も木曜日から週末に向けて頑張るぞ、という気持ちになれるような楽曲を作ったつもりです。今年も一同、皆さんの明日への活力になればいいなという気持ちで取り組んでいますので、水曜9時はぜひ『特捜9』をご覧いただきたいですね」と個性派刑事たちをまとめる“主任”らしく力強くメッセージを呼びかけ、会見を締めくくった。(modelpress編集部)

◆井ノ原快彦(浅輪直樹・役)コメント

― 「season6」の進化したところを教えてください。

『警視庁捜査一課9係』時代から数えると今年で18年目、『特捜9』としては6年目になります。一般的に役柄は成長しないことが多いですが、『特捜9』では新しいメンバーが入ったり、家族のシチュエーションが変わったりして、年々キャラクターも成長してきた気がします。今年もさまざまな状況の変化があるので、昨年とはまた違った浅輪直樹をお届けできると思います。

『season6』では事件だけではなく、メンバーそれぞれのプライベートも色濃く描かれます。それぞれ内側に大変な事情を抱えながらも、精一杯、事件を解決しようと奔走する…。それが視聴者の皆さんにも伝わるような脚本、演出になっています。

― 撮影現場の雰囲気を教えてください。

新型コロナウイルスの影響で近年はみんなで食事に行くこともできなかったのですが、その分、お芝居は密にやってきたつもりで、もはや家族みたいな間柄になってきました。お互いの好き嫌いも把握している間柄です。だから、みんなの差し入れも楽しみなんですよね。今日はマイマイ(=深川麻衣)が差し入れしてくれたワッフルがおいしかったですし、昨日は羽田さんがみんなにお茶をいれてくれました。僕も先日、(村瀬健吾役の)津田寛治さんが「世界一うまい!」と絶賛していたコーヒーを用意したんですよ。

― 2年目社員からの悩み相談「色々なことを教えてあげたくなる後輩像とは?」については、どう思われますか?

うーん。でも僕はできるだけ、「俺らの時はこうだったよ」などは言わないようにしています。もちろん聞かれたら話しますが、“こうでなきゃいけない”という決めつけは今や古いと思うので「自分たちで考えてやってみたら」というようなアドバイスを伝えることが多いですね。

WBCのイタリア戦で村上宗隆選手が2塁打を放った時、大谷翔平選手がすごい笑顔で迎えたでしょう。耐えて耐えて結果を出した時、先輩からあんな笑顔で迎えられたら次も頑張ろうと思うはず。あのシーンはすごく勉強になりましたね。

― 三ツ矢翔平役・向井康二からの悩み相談「劇中で使用するタブレットを最新のものに変えてほしい。重たくて、手がプルプルしてしまいます」については、どう思われますか?

田口(浩正)さんは『9係』以来17年間、同じ手帳を使っているので、2年目ではまだまだです。プルプルしないように、向井くんには筋トレしてほしいですね。でも、彼も本当に続投を喜んでいて、初日もすごく張り切っていました。衣装合わせをする度に僕に写真を送ってくるので「今年も頑張ろうね」みたいなやり取りをしています。

― 侍ジャパンでも大活躍の大谷翔平選手が二刀流で注目されていますが、社長業との二刀流の辛さは?

僕は楽しんでやっていますけど、世の中の社長さんは大変だなと改めて思います。スタッフがとても優秀なので、お願いする部分もありますし、もちろん自分で頑張るところもあります。ドラマの現場でそれは言い訳にはできませんが、現場に来てみんなの笑顔を見ると、もっともっと頑張れるなと思います。そもそも、二刀流という考えがあまりないんですよ。自分の中で切り替えがちゃんとできているのかもしれないですね!

― 視聴者の皆さまにメッセージをお願いいたします!

WBCでは、日本全国、まだまだみんなでテレビを見て盛り上がることができるんだな、とすごく刺激をもらいました。水曜日は週の真ん中で中だるみしたり、気持ちがソワソワしたりする曜日だそうです。今回の主題歌『あなたと』も週末に向けて頑張るぞ、という気持ちになれるような楽曲を作っているつもりですし『特捜9』は“刑事もの”ですが、“日々頑張っていない人なんていないんだな”と考えさせられるような場面が描かれます。今年もメンバー一同、みなさんの明日の活力になればいいなという気持ちで取り組んでいますので、木曜日からも頑張れるよう、水曜9時はぜひ『特捜9』をご覧いただきたいですね。

◆羽田美智子(村瀬(小宮山)志保・役)コメント

― 「season6」の進化したところを教えてください。

17年間を共にした仲間とまた再会できて、家族のもとに帰ってきたような気持ちです。1番心がホッとする場所は、この『特捜9』の現場だなと改めて感じています。今年は、“老舗”でありながらも新しく変化していこうという約束のもとに脚本や映像も進化。キャラクターも色濃く描かれ、作品が新しくなったことを実感しています。

― 撮影現場の雰囲気を教えてください。

本当に“家族”のようです。(深川)麻衣ちゃんから見たら、お母さんやお父さん、お兄ちゃん、おじちゃんがいる家庭みたいに感じるんじゃないかな。ゲストの方にも“こんな(全員が仲の良い)現場、見たことないと言われます。でも、みんなプロフェッショナルなのでギリギリまで別の話をしていても、本番ではすごく攻めてくるんです。年々、メリハリ感が増しているなと感じます。

― 2年目社員からの悩み相談「色々なことを教えてあげたくなる後輩像とは?」については、どう思われますか?

やっぱり、頼りにされると、かわいいなと思うのが人間です。「これ、どうすればいいですか?」と素直に聞かれたり弱音を聞いたりすると、ついお節介を焼きたくなって、最後まで面倒見たくなっちゃう。三ツ矢役の向井康二くんもいつも一生懸命なので「もうちょっとこうしたら?」と、ついお節介を焼きたくなっちゃうんですよね。

◆吹越満(青柳靖・役)コメント

― 「season6」の進化したところを教えてください。

毎シーズン、靴下にはこだわっていて衣装さんに色々なパターンを用意してもらうのですが、今回はシルバーが入っています。非常に細かい話をすると、スーツは昨年と同じものなのですが、今年はパンツの裾を2センチ伸ばしてもらったんです。若い頃は膝を折った時に必ず、(パンツの裾と靴下の間の)“絶対領域”が見えるようにしていたのですが、今回は座ったときにちょうど靴下が見えるぐらいにしています。あと、田口くんが刑事にあるまじき、ツーブロックの髪型にしたのも新しいところ。さっき見たら、刈り上げたところに赤いおできがひとつできていました(笑)。

― 撮影現場の雰囲気を教えてください。

撮影中に「最近、どうよ?」なんて田口くんと話したりするのですが、会話の内容はともかく、2人の間の雰囲気がドラマにもにじみ出るんですよね。初回をご覧いただくとわかるのですが、実は特捜班は引っ越しの途中なんです。『9係』から数えたらシリーズ18年目なのに、それぞれの居場所が決まってない、座るところもバラバラなところから始まる…という。それが逆に、なかなかいい感じなんです。最近、『特捜9』は単なる“事件もの”ではなく、“刑事もの”になっているんじゃないかなと思っています。

◆田口浩正(矢沢英明・役)コメント

― 「season6」の進化したところを教えてください。

今回は、ちょっとスカした感じの髪型にしてみました。似合うかなと思って切ったのですが、今日、小さなおできができて気になっちゃって…(笑)。『season6』は事件だけじゃなく、それぞれの家庭の問題も少しずつ入ってきて、素晴らしい展開になっています。

― 撮影現場の雰囲気を教えてください。

吹越(満)さんの言うように、僕らのプライベートでの会話がドラマの中の関係性とリンクしている感じなんです。もはや、『特捜9』はセミドキュメンタリーみたいな感覚ですね。

― 特捜班を家族に例えると、どのような役割でしょうか?

イノッチ(=井ノ原)と吹越さんと僕、3兄弟みたいでしょ?僕が三男で、次男は吹越さん、イノッチはいちばん大人だから長男。長男のイノッチの言うことなら何でも聞きますよ(笑)!

◆深川麻衣(高尾由真・役)コメント

― 「season6」の進化したところを教えてください。

私が演じる由真は曲がったことが嫌いな、正義感の強い女性。特捜班に異動してきた『season5』では、「この捜査の仕方は何!?」「この自由な人たちは何!?」という衝撃を受けていたのですが、今シーズンは1年間経って成長してほぐれている部分があるので、そこに注目していただけたら嬉しいです。由真は国木田班長に対しても、物おじせず発言しています。

― 撮影現場の雰囲気を教えてください。

最初にこの現場に入ってびっくりしたのが、皆さんがお互いの家族のことまで熟知していること!本当に家族や親戚のようで、ほかにはない環境だなと思いました。今シーズンの脚本は、演じる側が遊ばせてもらえるような余白を残したセリフが多く、どういうトーンで言おうかな、どういう風にやったら面白いかな、と考えながら演じているのですが、皆さん相変わらずどんなことをしても温かく、どんと構えていてくださるので、今年も安心して撮影させていただいてます。

― 2年目社員からの悩み相談に関連して…「特捜9」のキャストの中で最も相談しやすい人は?

皆さんもれなく相談しやすいのですが、何を聞いても必ず返してくれるのが、博識な(中村)梅雀さんです。何でも知っていて何でも詳しいんです!先日も「腰の骨が鳴るんですけど、どうしたら治りますか?」と聞いたら、すぐに教えてくださいました。

◆中村梅雀(国木田誠二・役)コメント

― 「season6」の進化したところを教えてください。

『season3』で班長に就任して、今年で4年目です。最初はワケのわからない班長だったのが、『season3』の最後にその理由がわかり、『season4』で打ち解け、『season5』でチャラチャラした部分が出てきたなと思ったら、『season6』では、再びワケのわからない男に(笑)。本作では国木田の謎めいた雰囲気が出ていますので僕自身、これは面白いなと期待しています。皆さんも期待してください。

― 中村さんは途中から特捜班の輪に加わりましたが、現場の雰囲気をどう感じていますか?

『特捜9』は、井ノ原さんや羽田さんの“受け入れ体制”が素晴らしいんです。入りにくそうにしていると、すぐに「こっちにいらっしゃい」と声をかけてくれるし、すみっこにいる人を見つけては「おいしいものあるから来て!」と気をまわす…そういうところがすごいです!

― 個性豊かな特捜班をまとめる班長役を演じられていかがですか?

特捜班メンバーは何を言っても聞くような人たちじゃないので勝手にさせといて、国木田自身も勝手に動く…というのが、最近の国木田の流儀。みんなすごく気が合ってるのに勝手なんですよ(笑)。本番でもカメラが回っていない時はまったく関係ない話題で盛り上がっています。

― 日本中がWBCで盛り上がりましたが、侍ジャパンの健闘を振り返って感想をお願いします。

WBCでの侍ジャパンの戦いは全試合、見てきました。真剣勝負だからこそ、人間の生の表情が伝わってくるし、大谷翔平選手の喜びを爆発させたような表情を見て、俳優としてあんなふうに喜びを表現させてみたいなと思いましたね。とにかく、侍ジャパンの投手のレベルってすごい!そして“打つぞ!”という場面での、ヌートバー選手からの繋がりが最高にしびれましたね。今日も料理にペッパーミルでコショウをスリスリしてきました!



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