行平あい佳&劇団EXILE青柳翔W主演で「セフレの品格」映画化 2本連続公開


【モデルプレス=2023/03/02】女優の行平あい佳と劇団EXILEの青柳翔が2023年夏に2本連続で公開される映画『セフレの品格(プライド)』でW主演を務めることが決定した。

行平あい佳、青柳翔(C)2023日活
行平あい佳、青柳翔(C)2023日活
◆行平あい佳&青柳翔W主演で「セフレの品格」実写化

「セフレの品格」書影(C)2023日活
「セフレの品格」書影(C)2023日活
原作は湊よりこ「セフレの品格」(紙版コミックスタイトルは「S-friends~セフレの品格~」)。36歳、バツ2で子持ちの抄子は、同窓会で再会した初恋の相手・一樹と一夜をともにした。夢のような世界でとろける心と身体。だが、そんな抄子に一樹が求めたのは「結婚」でも「恋愛」でもなく、身体だけの関係「セフレ」だった。

そのタイトルのキャッチーさとは裏腹に、女性作家にしか描けない、登場人物たちのリアルかつ複雑な感情のもつれや性の欲求を大胆に描いた本作。起伏に富んだストーリーが大人の女性を中心に、多くの支持を集め「あまりにリアルな感情が多く、たった一冊で何度も共感し涙しました」「究極の愛に近づいていくというお話だと思います」「大人の恋愛!という感じで面白い」と共感の嵐を呼んでいる。そしてこの度2011年の連載開始から12年、ついに映画化となり、同窓会での2人の再会から、心情・関係性が移り変わる様を2本に渡って描いている。

◆行平あい佳&青柳翔、“セフレ”役で共演

派遣社員として働きながら、女手一つで娘を育てているバツ2の主人公・森村抄子を演じるのは、2018年公開の映画『私の奴隷になりなさい 第2章 ご主人様と呼ばせてください』で初主演を務め、以降も映画『タイトル、拒絶』、ドラマ『イチケイのカラス』(フジテレビ) 、ドラマ『リバーサルオーケストラ』(日本テレビ)に出演する等、幅広いジャンルで活躍する行平。

抄子の初恋の相手でバツ1、腕の良さとルックスが評判の産婦人科医の北田一樹役は、2012年『今日、恋をはじめます』で第22回 日本映画批評家大賞新人賞男優(南俊子賞)を受賞し、その後も『HiGH&LOW』シリーズ、Netflixオリジナルシリーズ『今際の国のアリス』など幅広く活動する青柳が演じる。

本作の監督を務めるのは、公開予定作品を含め、昨年だけでも脚本または監督を務めた作品が5本以上も公開する、今、最も日本映画界で注目を集める城定秀夫監督。近年では特集上映が組まれるなど、全ての作品を観たくなる監督と言われ、その情緒豊かな作風に心を掴まれたファンも増え続けている。手掛けた作品は100本以上にのぼり『悦楽交差点』(2016年)では第28回ピンク大賞・優秀作品賞を受賞するなど、ピンク映画からキャリアをスタートさせた城定監督が手掛ける『セフレの品格』はどのように映画化されるのか。(modelpress編集部)

◆行平あい佳コメント

湊先生の描く世界に、城定監督の切り取る世界が重なった中で演じるのはとても楽しい時間でした。原作の優しい線画にリスペクトを込めて抄子を作りました。

撮影が終わった今でも、彼女はロマンチストだったのか?と考えることがあります。その度に、一度しかない初めてを、どうにも大切にできる人だと愛しく思います。抄子と一樹を通して、皆様にとっての「初めてを残していった誰か」を思い出しに、劇場にいらしてください。

◆青柳翔コメント

湊よりこさん原作、監督は城定秀夫。お話しを頂いた時に参加させて頂きたいとお願い致しました。コロナ禍で撮影が延期になり、始動するとお話し頂いた時には坊主で増量中。このままでは原作ファンの方々を失望させてしまうと思い、本気で取り組みたいので時期を遅らせてくれとわがままを押し通してしまった作品です。

体だけの関係。恋はいつか終わる。作品を撮り終わった今でも恋や愛などそういう括りだけでは言い表せない関係に答えが見つかりませんが、人間の恐ろしさや哀しみもこのストーリーには組み込まれています。是非劇場でご覧ください。個人的にはどこからがR15でどこからがR18の監督の判断が早すぎるのがツボでした。

◆城定秀夫監督コメント

今の時代、このタイトルに眉をしかめる方も少なからずいると思いますが、多様性が叫ばれる今の時代だからこそ観て頂きたい作品でもあります。「セフレ」というのもまた人間関係の形のひとつであり、幸せの形のひとつである、という思いで二人に寄り添い、長年エロい映画を作り続けてきた監督としての矜持をもって、真正面からエロスに向き合って撮り上げました。原作ファンのみならず多くの方に観て頂きたく思っております。

◆原作:湊よりこコメント

昔から今でも、映画が大好きです。映画館で予告を観るのも好きだし、レディースデイにふかふかのプレミアム席で映画を観るのも、私にとって、とても贅沢な時間です。数々の映画からインスピレーションを受け、30年以上漫画を描いてきた私ですが、今回大きなプレゼントをいただきました。『セフレの品格』の映画化!!驚きと嬉しさの入り混じった気持ちで、今もいっぱいです。

私の手を離れて新たに生まれ変わるこの作品への期待で、胸が高鳴っています。いつも『セフレの品格』を応援してくださる読者の皆様、仕事関係の方々、映画関係の方々、本当にありがとうございます! 映画の公開日を心待ちにしています。

◆あらすじ
高校の同窓会、同級生たちにバツ2をからかわれ息苦しさを感じていた抄子。そこから連れ出してくれたのは、久々に再会をした、初恋の相手で産婦人科医になった一樹だった。抄子は一樹に誘われるまま、数年ぶりのSEXに今まで感じた事のない快感を知ってしまう。しかし、一樹からは「割り切って身体だけの関係を楽しまないか?」とセフレの提案をされ、抄子はセフレなんてあり得ないと思いながらも、一樹との一晩が忘れられず、彼の深みにハマっていく…。そして、セフレを提案した一樹にも、人には言えない秘密を抱えていた…。

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