大竹しのぶ・Hey! Say! JUMP薮宏太ら、舞台「ふるあめりかに袖はぬらさじ」出演者発表


【モデルプレス=2023/02/21】9月に東京・新橋演舞場にて上演される舞台『ふるあめりかに袖はぬらさじ』の出演者が発表され、女優の大竹しのぶ、Hey! Say! JUMPの薮宏太らが出演することがわかった。

(上段左から)美村里江、大竹しのぶ、薮宏太(下段左から)山口馬木也、前川泰之、徳井優、風間杜夫(提供写真)
(上段左から)美村里江、大竹しのぶ、薮宏太(下段左から)山口馬木也、前川泰之、徳井優、風間杜夫(提供写真)
◆大竹しのぶ・薮宏太ら「ふるあめりかに袖はぬらさじ」出演者決定

「ふるあめりかに袖はぬらさじ」チラシ(提供写真)
「ふるあめりかに袖はぬらさじ」チラシ(提供写真)
同舞台は、1972年に有吉佐和子によって書かれた戯曲で、杉村春子が主演・お園役で初演された。松竹では1988年より、坂東玉三郎にお園役が引き継がれ、2007年には初めて歌舞伎として上演を果たす。以降、新劇や歌舞伎、新派、音楽劇など、さまざまな形で上演され、愛され続けてきた名作だ。

尊皇攘夷派と開国派がしのぎを削る幕末。時代の大きな転換期を迎え、様々な思惑と共に“噂”は真実をもかき消してしまうほどのスピードで広がっていく。その様子はまるで、SNS時代とも言われる現代を思わせ、幕末から遠い時代を生きる我々の胸にも迫るものがある。そして時代の大波を受けながらもたくましく、時に狡猾に生きる人々の姿が“生きる”という本質を問いかけてくるのだ。

大竹しのぶ(提供写真)
大竹しのぶ(提供写真)
本作では、日本演劇界屈指の実力派、大竹がお園役で主演をつとめ、三味線演奏を初披露する。大竹は2020年初演、2022年再演で主演した『女の一生』に引き続き、杉村の当たり役に挑戦する。

薮宏太(提供写真)
薮宏太(提供写真)
そして、通訳として働く実直な青年・藤吉に薮、藤吉と恋仲で噂の中心人物となる遊女・亀遊に美村里江、思誠塾の門人・岡田に山口馬木也、亀遊を身請けしようとする外国人・イルウスに前川泰之、イルウスと共に岩亀楼にやってくる薬種問屋・大種屋に徳井優、そして亀遊が働く岩亀楼主人に風間杜夫と錚々たるキャストの出演が決定した。(modelpress編集部)

◆あらすじ

時は幕末。横浜の遊郭・岩亀楼で、米国人の身請けに応じず「露をだにいとふ倭の女郎花ふるあめりかに袖はぬらさじ」という辞世の歌を残して、ひとりの遊女が命を絶った。その歌は尊王攘夷派の中でもてはやされることとなり、お園もその噂の流布に一役買います。時代に翻弄されながらも真実はどんどん歪められていき――。



【Not Sponsored 記事】

スゴ得限定コンテンツ

動画コンテンツ

マイページに追加