窪田正孝、“男優助演賞”受賞「人生ですごく幸せな瞬間」<第77回毎日映画コンクール>


【モデルプレス=2023/02/14】俳優の窪田正孝が14日、都内で開催された「第77回毎日映画コンクール 表彰式」に出席。映画「ある男」で男優助演賞を受賞した。

「第77回毎日映画コンクール」男優助演賞を受賞した窪田正孝 (C)モデルプレス
「第77回毎日映画コンクール」男優助演賞を受賞した窪田正孝 (C)モデルプレス
◆窪田正孝、受賞に喜び

窪田正孝 (C)モデルプレス
窪田正孝 (C)モデルプレス
本作は、主人公である弁護士・城戸(妻夫木聡)が、“ある男”の真実に迫っていく、衝撃と感動のヒューマンミステリー。窪田は、生前谷口大祐という名を名乗っていた“ある男X”を演じている。

窪田正孝 (C)モデルプレス
窪田正孝 (C)モデルプレス
窪田は同賞の受賞について「人生ですごく幸せな瞬間です」と喜び。同作については「役を情熱で埋めすぎずにグレーゾーンを保ったまま引き算のようにお芝居することを意識していました」と正体が謎に包まれているからこその役作りを回顧。

窪田正孝 (C)モデルプレス
窪田正孝 (C)モデルプレス
監督からは「役者の中身の部分をフォーカスしたかった」ということを撮影から1年半越しに初めて聞き、驚いたというエピソードを披露した窪田。今後俳優として目指していることとしては「もっともっとインプットして自分の恥じらいとか概念とかを剥ぎ取って剥ぎ取って、その先にある何かを見つめていきたい」と展望を語っていた。

窪田正孝 (C)モデルプレス
窪田正孝 (C)モデルプレス
「第77回毎日映画コンクール」の受賞結果は以下の通り。

番家一路、伊東蒼、岸井ゆきの、寺島しのぶ、窪田正孝、嵐莉菜 (C)モデルプレス
番家一路、伊東蒼、岸井ゆきの、寺島しのぶ、窪田正孝、嵐莉菜 (C)モデルプレス
◆「第77回毎日映画コンクール」受賞結果

「毎日映画コンクール」授賞式の様子 (C)モデルプレス
「毎日映画コンクール」授賞式の様子 (C)モデルプレス
日本映画大賞:「ケイコ 目を澄ませて」(三宅唱監督)
日本映画優秀賞:「夜明けまでバス停で」(高橋伴明監督)
外国映画ベストワン賞:「ベルファスト」(ケネス・ブラナー監督※代理登壇:宇都宮誠樹)
男優主演賞:沢田研二「土を喰らう十二カ月」(代理登壇:吉田憲一)
女優主演賞:岸井ゆきの「ケイコ 目を澄ませて」
男優助演賞:窪田正孝「ある男」
女優助演賞:伊東蒼「さがす」
スポニチグランプリ新人賞(男性):番家一路「サバカン SABAKAN」
スポニチグランプル新人賞(女性):嵐莉菜「マイスモールランド」
監督賞:三宅唱「ケイコ 目を澄ませて」
脚本賞:早川千絵「PLAN75」
撮影賞:月永雄太「ケイコ 目を澄ませて」(代理登壇:福嶋更一郎)
美術賞:今村力、新田隆之「死刑にいたる病」
音楽賞:青葉市子「こちらあみ子」
録音賞:川井崇満「ケイコ 目を澄ませて」
アニメーション映画賞:「高野交差点」(伊藤瑞希監督)
大藤信郎賞:「犬王」(湯浅政明監督)
ドキュメンタリー映画賞:「スープとイデオロギー」(ヤン・ヨンヒ監督)
TSUTAYA DISCAS映画ファン賞・日本映画部門:「チェリまほ THE MOVIE ~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~」(風間太樹監督)
TSUTAYA DISCAS映画ファン賞・外国映画部門:「トップガン マーベリック」(ジョセフ・コシンスキー監督)
田中絹代賞:寺島しのぶ
特別賞:中島貞夫(映画監督)

(modelpress編集部)

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