波瑠、初共演の高杉真宙とラブコメ フジ水曜ドラマ初主演決定<わたしのお嫁くん>


【モデルプレス=2023/02/14】女優の波瑠が4月スタートのフジテレビ系水曜ドラマ『わたしのお嫁くん』(毎週水曜よる10時~)で主演を務めることがわかった。共演は俳優の高杉真宙。

波瑠、高杉真宙(C)フジテレビ
波瑠、高杉真宙(C)フジテレビ
◆波瑠&高杉真宙「わたしのお嫁くん」

「わたしのお嫁くん」(C)柴なつみ/講談社
「わたしのお嫁くん」(C)柴なつみ/講談社
講談社『Kiss』で連載中の、柴なつみ作の同名コミックが原作となる本作は、仕事を完璧にこなし、同僚たちからも憧れの存在でありながらも“ズボラ女子”の一面をもつ主人公が、あることをきっかけに、会社の後輩で家事が圧倒的に得意な“家事力最強男子”を嫁に迎えるという“社会派ラブコメディー”。

波瑠はフジテレビ水曜ドラマに初主演であり、2022年からスタートした同枠において初となる女性主人公を演じる。高杉はニューヒーローの誕生を意識した“水10”枠で、まさに新しい時代のヒーローとなる。ふたりが共演するのは本作が初めてとなる。

◆波瑠“ズボラ女子”に

主人公の速見穂香(はやみ・ほのか/波瑠)は大手家電メーカー「ラクーン・エレクトロニクス」で営業部に勤めるOL。5期連続で営業成績ナンバー1を獲得しているだけでなく、優秀社員賞も受賞するなど、同僚からは「ほとんどのクライアントを会ったその日に落とす、営業の神」と呼ばれるほどのエース社員。さらに、飲み会の場でシャツを汚してしまった人を見つけるや否や、さっとハンカチを出して拭き始めるなど、みんなの理想のお嫁さん的存在でもある。そんなパーフェクトで周りから憧れられている存在の穂香だが、実はプライベートでは“汚部屋”で暮らすズボラ人間であるということを隠しており…。

波瑠は2006年に『対岸の彼女』(WOWOW)で女優デビュー。ドラマ、映画やCMなど活躍の幅を広げ、NHK連続テレビ小説『あさが来た』(2015年/NHK総合)で演じたヒロイン役が大きな話題に。『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』(2016年7月期/フジテレビ・カンテレ)で民放連続ドラマ初主演を務めると、『未解決の女 警視庁文書捜査官』(2018年4月期/テレビ朝日)、『G線上のあなたと私』(2019年10月期/TBS)、『#リモラブ~普通の恋は邪道~』(2020年10月期/日本テレビ)、『ナイト・ドクター』(2021年6月期/フジテレビ)など、数多くのドラマで主演を務め、さまざまな役柄を見事に演じ分けるなど、抜群の存在感を放っている。連続ドラマでの主演は『魔法のリノベ』(2022年7月期/フジテレビ・カンテレ)以来。本作に臨むにあたり「同世代の女性に共感してもらえるドラマになってほしい」と語る波瑠にとって、初となるフジテレビ“水10”ドラマの主演として、どんな演技を見せてくれるのか。

◆高杉真宙“家事力最強男子”に

一方、穂香と“お嫁くん”としてルームシェアをすることになる山本知博(やまもと・ちひろ)を演じる高杉。知博は穂香と同じ「ラクーン・エレクトロニクス」の営業部で働く、入社3年目の後輩社員。三人兄弟の末っ子で、個性の強い兄に溺愛されながら育ってきた過去がある。また、幼い頃から忙しい母に変わり兄弟で家事をしてきたため、神レベルの家事力には絶対の自信を持っている。穂香と共に営業先をまわることがあり、仕事ができる姿に強い憧れを抱いていた知博だったが、あることがきっかけで、そんな穂香の本当の姿を知ることになり…。

高杉は2009年に俳優デビュー。映画『カルテット!』(2012年)で初主演を務めると、2014年公開の映画『ぼんとリンちゃん』で「第36回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞」、2017年公開の映画『散歩する侵略者』で「第72回毎日映画コンクール・スポニチグランプリ新人賞」を受賞するなど、確かな演技力で評価を高めてきた若手俳優のひとり。また、ドラマや映画のみならず、舞台やバラエティー番組にも数多く出演し、さまざまな表情をお茶の間に届けている。昨年10月期に放送した『PICU 小児集中治療室』(フジテレビ系)では、責任感の強さと、時に弱さものぞかせる救命医という繊細な役どころを演じたが、今回は持ち前の家事力と癒し系な役どころに、「かわいらしさも度胸も持ち合わせている絶妙な人。恋愛をしていたら、普通に嫉妬もする人。そういった部分もすてきに魅せていきたい」と話すなど、高杉がみせる新たな表現に期待だ。

◆「わたしのお嫁くん」キービジュアル公開

『わたしのお嫁くん』は現在『Kiss』(講談社)で連載中の同名コミックが原作。作者である柴なつみが描く女性キャラクターのかわいらしさや、思わずキュンとしてしまう描写が多くのファンの心をつかんでいる人気作品で、コミックスは最新刊となる8巻が2月13日に発刊したばかり。

さらに今回の情報解禁と同時に、本作のキービジュアルも同時公開。二人が背中合わせに支え合うようにも見えるこのビジュアルはまるで原作コミックの1巻の表紙から速見と山本が飛び出してきたかのようなデザインになっている。スーツに身を包み、頼りがいのある爽やかな表情を見せる波瑠と、エプロン姿におたまとフライパンがよく似合う高杉の姿は、真逆とも思える二人が演じるキャラクターの雰囲気と、これからの関係性に期待が膨らむ。

“働くズボラ女子”ד家事力最強男子”という新たな男女のあり方や、今の時代を生きる人たちの背中を押す、新感覚のラブコメディー。笑えて心あたたまる作品をこの春お届けする。(modelpress編集部)

◆波瑠コメント

― 台本を読んでの感想をお聞かせ下さい。

「原作の漫画の楽しさと、頑張る女性が悩む部分も描かれていて、同世代の女性に共感してもらえるドラマになってほしいと思います」

― 速見穂香役の印象と、演じる上での意気込みを教えて下さい。

「速見は私の想像では、笑顔がすてきな人なんだろうなと思っています。そうじゃないとあんなにたくさんの人に好かれることはなかなかないと思うので。なので、今は笑顔の練習中です(笑)」

― 初共演となる高杉真宙さんの印象はいかがですか。

「まだ一度しかお会いしていないのですが、一生懸命で真面目な方だと思いました。これから撮影を通していろいろな高杉さんを知っていけるのが楽しみです」

― 視聴者の皆さんへのメッセージをお願いします。

「元気をもらえて楽しく観られる恋愛ドラマですが、頑張る速見が空回ったり、個性的なキャラクターがたくさん出てくる予感です。ぜひ推しを見つけて楽しんでもらえたらうれしいです」

◆高杉真宙コメント

― 台本を読んでの感想をお聞かせ下さい。

「波瑠さんとの二人での会話やコミカルな部分もかなりあるので、リズムをしっかり作って、漫画や台本の読んでいて楽しい雰囲気を上手く出すことが出来たらと思っています」

― 初共演となる波瑠さんの印象はいかがですか。

「今回初めてお会いしたのですが、かけていただいた言葉から、演じられる速見さんのかっこ良さを感じました。優しく温かい現場になりそうな予感がすごくしています」

― 山本知博役の印象と、演じる上での意気込みを教えて下さい。

「山本はかわいらしさも度胸も持ち合わせている絶妙な人だなという印象です。恋愛をしていたら、普通に嫉妬もする人。そういった部分もすてきに魅せていきたいです」

― 視聴者の皆さんへのメッセージをお願いします。

「たくさんの人と人が出会って生きていく中で、今はいくつものつながり方があると思います。多くの価値観の中で自分達のつながりを見つけて、進んでいく二人を、ほほえましく笑って楽しく見守っていただけるとうれしいです」

◆原作者:柴なつみコメント

「ヤッホ~イ!!ドラマ化を提案して下さった方、関わって下さっている方、全ての方々に感謝しています。本当にありがとうございます。1秒でも早く波瑠さんがカップ麺食べながらくつろぐ姿を見たいし、高杉真宙さんがエプロンおたまでプンプンする姿を見たいです。まだ見てないけど絶対に最高のドラマになると確信してます。なぜならお二人とも作品への愛、理解度、解像度がめちゃくちゃ高い方だから!私テレビっ子だから!見たもん!表情とかすごいもん!!脚本も回を追うごとに、にぎやかになっていて、いつも笑い転げながら読んでおります。どんな楽しい時間を過ごせるんだろうと、視聴者として今からワクワクしています。正座待機!」

◆プロデュース:中野利幸(フジテレビ ドラマ・映画制作部)コメント

「原作のタイトルに一目ぼれし、中身を読んだらさらに夢中になりました。まさに“今の時代”を捉まえた内容で映像化したい!と思いました。社会から求められる役割を無理して演じなくても良い心地よさ。波瑠さん、高杉さんもハマり役になると確信しています。今回は脚本家、チーフ監督も女性で、女性の目線を大事にしたドラマを目指します。週の真ん中、水曜日に家族でほっこり見られる社会派ラブコメディーです!自分自身も楽しみです」

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