TKO木本武宏、騒動後初会見 借金は「3分の1まで返済」夏頃解決予定


【モデルプレス=2023/01/23】巨額の投資トラブルが報じられているTKOの木本武宏が2023年1月23日、都内で会見を実施。騒動の経緯と現状を説明した。

会見に出席した木本武宏 (C)モデルプレス
会見に出席した木本武宏 (C)モデルプレス
◆木本武宏、騒動後初会見

木本武宏 (C)モデルプレス
木本武宏 (C)モデルプレス
個人の投資トラブル報道を受け、2022年7月23日付で松竹芸能を退所した木本。これまで文書などを通じ経緯を説明していたが、公の場で自らの口で語るのは今回が初となった。会場に入り報道陣を前にした木本は、今回の騒動やこれまで会見を開けなかったことについて深く頭を下げ、謝罪。「いち早くお伝えしたかったのですが」としつつ詐欺の可能性が高かったことや被害に遭っている仲間への悪影響を考え、これまでできなかったとした。

木本武宏 (C)モデルプレス
木本武宏 (C)モデルプレス
その後着席し「事の発端は、2017年頃から仮想通貨にハマり始めた」と騒動の経緯について切り出した。お金が増える快感と同時に暴落も経験し資金を失った焦りから「ネットで調べた程度の知識でトレードを始めた」と告白。周囲で同じように仮想通貨にハマっている仲間と話しながら情報交換していく中でトレードに興味を持ち始め、トレードに長けている人を紹介してもらったが、自分では自信がなかったことから「お金を預けるから増やしてくれ」と頼んだという。これがFX投資の被害に繋がった。

そしてお金を預けていることを仲間に自ら話したことで結果的に興味を持たせてしまい、結果10人の友人とトータルで1億7千万円ほど預けることに。しかし同時に不安も抱いていた木本は後日、約6千万円を返却してもらったがその後FX投資を頼んだAと連絡が取れなくなったという。そんな中、10年来の友達という後輩(B)から不動産投資の話を聞き、「今思うと自分でもバカだと思いながらその時は藁にもすがる気持ちで」投資を頼み込んだと吐露。結果、約5億円損失した。

なお現在は計約6億円の損失から3分の1程度まで返済しており、夏頃に解決予定とした。自身としては「詐欺に遭っているという認識」と言葉に。続けて心境について、仲間に支えられ前進することによって少しホッとする部分があったと率直に告白。会話も「いつも通りできなかった」と言うが「相手の目を見てしゃべれるようになって精神的に少しずつ安定してきた」と騒動からこれまで、精神的が崩壊していたことも明かした。

木下隆行 (C)モデルプレス
木下隆行 (C)モデルプレス
会見終盤では、相方の木下隆行も同席し、改めて2人で謝罪し今後のコンビ活動について言及。2人が公の場に揃うのは約3年ぶりとなった。

木本武宏、木下隆行 (C)モデルプレス
木本武宏、木下隆行 (C)モデルプレス

◆木本武宏&木下隆行、事務所退所

木本は、平成ノブシコブシの吉村崇ら後輩芸人を投資に勧誘。FX投資と不動産投資で、投資家に資金を預けたが大きく損失を出し、一時雲隠れ。弁護士を立て、返金を求めるなどしていた。本報道を受け、所属事務所を退所。同日に自身のTwitterを更新し、騒動について謝罪するとともに「近日中に事の経緯をきちんと説明させて頂く所存です」とつづっていた。同年8月に文書などで経緯を説明したが、事件の複雑性、他にも被害者がいるとの情報、コロナ流行など総合的な観点から会見の目処は立っていなかった。

また木下隆行は、後輩芸人にペットボトルを投げつけるなどといったパワハラを報じられたことを受け、2020年に所属事務所を退所していた。(modelpress編集部)

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