中村倫也、訳アリな宇宙人役に初挑戦 伊藤沙莉・バナナマン日村勇紀・柄本時生と“4兄妹”に<宇宙人のあいつ>


【モデルプレス=2023/01/20】俳優の中村倫也が、5月19日公開の映画『宇宙人のあいつ』で主演を務めることが決定。共演には伊藤沙莉、日村勇紀(バナナマン)、柄本時生が発表され、あわせて特報も解禁となった。

(左から)柄本時生、伊藤沙莉、中村倫也、日村勇紀(C)映画「宇宙人のあいつ」製作委員会
(左から)柄本時生、伊藤沙莉、中村倫也、日村勇紀(C)映画「宇宙人のあいつ」製作委員会
◆中村倫也主演「宇宙人のあいつ」

本作は『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』『ステップ』の飯塚健が監督・脚本を手掛ける完全オリジナル作品。23年間も、真田家の4兄妹の次男・日出男として家族になりすましてきた宇宙人が、地球を離れるまでの残された3日間の中で、人間としてやり残したことに奮闘する物語。“家族になりたかった男”が織りなすエイリアンコメディが誕生した。

『水曜日が消えた』『ハケンアニメ!』など次々と斬新な役柄に挑んできた中村が、本作では真田家4兄妹の次男・日出男として家族になりすましてきた訳アリな宇宙人に挑む。日出男役を演じることになった中村は今回、「一体これはなんというジャンルなのか…」と本作の荒唐無稽さに衝撃を受けつつも、「昔からの繋がりと、新しく生まれた繋がりと。今、確かに“ここ”にある繋がりを再確認できる映画かなと思います。軽い気持ちで、なんとなくのノリで!是非観に来てください」と思い入れたっぷりに語った。

しっかり者の長女・想乃役を演じる伊藤は「飯塚作品のファンの方は観たらおかえり飯塚健と言いたくなるでしょうし初めての方はなんじゃこりゃ!!!となるでしょう。笑って、グッとあたたかくなっていただけたら嬉しいです」と話し、真田家の親代わりの長男・夢二役の日村は、「多くの方に、他では見れない変な中村倫也を見て欲しいです。僕は長男、夢二という男で、感情むき出しの熱い男でした。なので、演じていて毎回疲れましたね。でもキャストの皆さんと本当に仲良くなれたのは嬉しかったし、撮影期間は本当に弟や妹に見えていました」と懐かしんでいる。

頼りない三男・詩文役の柄本は「撮影は程よい緊張感のある現場で、楽しく現場に居させて頂きました。ありがとうございました」と語った。撮影は昨年3月~4月にかけて高知にてオールロケが行われた。ケミストリーが期待される4人の素晴らしい役者陣が、息の合った4兄妹を披露する。

◆中村倫也「大事な話が…」と切り出す「宇宙人のあいつ」特報解禁

そしてこの度解禁された特報では、真田家の平凡な食卓から不穏な空気が漂う中、翻って葛藤する日出男の表情が映し出される。「大事な話が…」と遠慮がちに切り出した日出男の爆弾発言が、4兄妹の平穏な日常を揺さぶる、何かが起こりそうな内容となっている。(modelpress編集部)

◆あらすじ

家族になりすまして23年―。人間の生態を調査しに土星から来た宇宙人は、真田家4兄妹の「次男・日出男」として、長男・夢二、長女・想乃、三男・詩文と暮らしていた。
家族というものがわからない日出男は、夢二から教えてもらう。

「兄ちゃん、家族って何?」「自分よりも、大切なものがあるってこと。」

家族の様々な問題が起こる中、地球を離れる日が近づいてきてしまう。残された時間は、あと三日間―。人間としてやり残したことへの日出男の奮闘が、今始まる!

◆中村倫也コメント

スペイスィーなファミリーの、クレイジーな高知ィの映画が完成しました。一体これはなんというジャンルなのか…。非常に宣伝が難しい作品ですが、とりあえず土星人と牛タンが出てきます。昔からの繋がりと、新しく生まれた繋がりと。今、確かに“ここ”にある繋がりを再確認できる映画かなと思います。軽い気持ちで、なんとなくのノリで!是非観に来てください。

◆伊藤沙莉コメント

もうなんだかんだで何作品目だ…6…7…?と毎度なる飯塚組ですが前回の映画「ステップ」は全3日くらいで終わってしまったためガッツリ丸々ご一緒するのはとてつもなく久しぶりでした。毎回安心感と緊張感のブレンドでイン前は腹痛と戦い目がバキバキになるのですが相変わらずな顔ぶれと相変わらずな会話をしているうちにどんどんとほぐれていきました。2人のお兄ちゃんと1人の弟との短いけど楽しかった生活を時々ふと思い出します。飯塚作品のファンの方は観たらおかえり飯塚健と言いたくなるでしょうし初めての方はなんじゃこりゃ!!!となるでしょう。笑って、グッとあたたかくなっていただけたら嬉しいです。

◆日村勇紀コメント

飯塚監督がとにかくやりたい事を沢山詰め込んだなぁって印象です。この映画は兄妹が沢山笑いながら、泣きながら、怒りながら、グチャグチャの作品です。多くの方に、他では見れない変な中村倫也を見て欲しいです。僕は長男、夢二という男で、感情むき出しの熱い男でした。なので、演じていて毎回疲れましたね。でもキャストの皆さんと本当に仲良くなれたのは嬉しかったし、撮影期間は本当に弟や妹に見えていました。

◆柄本時生コメント

元々、飯塚健監督のファンで、以前「コントと音楽」を観劇しに行った際、監督から映画に出てほしいと言われ、出たいですなんて会話をしていたところ、本当に出演できるとは思っておりませんでした。撮影は程よい緊張感のある現場で、楽しく現場に居させて頂きました。ありがとうございました。

◆飯塚健監督コメント

4年ほど前、倫也くんと沙莉ちゃんと交わした約束がある。オリジナルで、一緒に映画をつくろうという約束。そこにドラマでご一緒したことがある日村さんと、焼肉屋で何度か顔を合わせたことがある時生くんが加わってくれました。そういう絆の企画なので、絆の話を書きました。オリジナルをつくらせていただく時だけ入れる、スイッチを入れて。界隈では、そのスイッチは「ノリと無駄」と呼ばれています。ですので、難しいことは何一つない映画ができました。ピストルも余命も犬も出てきませんが、土星人は出てきます。鰻とジャガイモも出てきます。どんな映画だよ!そう笑って頂けたら幸いでございます。

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