斎藤工&向井理、映画「イチケイのカラス」出演決定 黒木華の新バディ&竹野内豊の敵に


【モデルプレス=2022/09/14】俳優の斎藤工と向井理が、竹野内豊が主演、黒木華が共演する映画『イチケイのカラス』(2023年1月13日公開)に出演することが決定した。

斎藤工、向井理 (C)浅見理都/講談社(C)2023映画「イチケイのカラス」製作委員会
斎藤工、向井理 (C)浅見理都/講談社(C)2023映画「イチケイのカラス」製作委員会
◆竹野内豊&黒木華「イチケイのカラス」

竹野内豊主演映画『イチケイのカラス』ティザービジュアル (C)浅見理都/講談社(C)2023映画「イチケイのカラス」製作委員会
竹野内豊主演映画『イチケイのカラス』ティザービジュアル (C)浅見理都/講談社(C)2023映画「イチケイのカラス」製作委員会
講談社『モーニング』で連載された同名コミックを原作に、2021年4月期にフジテレビ系列月曜9時枠にて放送された連続ドラマ『イチケイのカラス』。東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称:イチケイ)を舞台に、伝家の宝刀“職権発動”(刑事訴訟法128条【検証】に基づき、事実発見のために必要な時は裁判所主体で検証を行うことができる)を駆使し、1つ1つの事件に粘り強く向き合う、自由奔放で型破りな裁判官・入間みちお(竹野内)と、みちおとは対照的に東大法学部出身で立身出世をすべく努力を惜しまず、超ロジカルなエリート裁判官・坂間千鶴(黒木)、その他個性豊かイチケイメンバーの活躍がコミカル&ビターに描かれ、視聴者を魅了。

日本の民放連続ドラマ史上初めて刑事裁判官を主人公にした新しい切り口と、みちおの「職権発動」という一言から、真実をつかもうと1つの事件を掘り下げることで見える切ない人間ドラマが視聴者の心を掴み、平均世帯視聴率12.6%という令和“月9”No.1の高視聴率とともに、内容面で高い評価を得た。

そんな『イチケイのカラス』の映画化でメガホンをとるのは、ヒット映画『コンフィデンスマンJP』シリーズはじめ、数々のヒット作をコミカルかつ心温まるヒューマンストーリーで手掛ける田中亮監督、そして、脚本には映画『プラチナデータ』やドラマ『絶対零度』シリーズを手掛ける浜田秀哉、2人がドラマから引き続きタッグを組む。

今回舞台となるのは、“イチケイ”を去ってから2年後、岡山県瀬戸内に異動になったみちおは、史上最年少防衛大臣にまつわる傷害事件を担当。事件の背景にあった近海で起きたイージス艦の衝突事故を調べていくが、航海内容は全て国家機密。みちおは伝家の宝刀「職権発動」が通用しない難敵に挑んでいくこととなる。一方で、みちおと共に数々の事件を裁いてきた坂間は裁判官の他職経験制度のもと、みちおの隣町で弁護士として働き、町を支える地元大企業に関わる事件を担当するが、そこにある疑惑が。一見異なる2つの事件に隠された衝撃の真実。それは開けてはならないパンドラの箱だった?

◆向井理、最年少防衛大臣として竹野内豊の最大の敵に

この度、今年大きな話題をさらった実力派俳優の2人が“イチケイ”の世界に新たに登場することが発表。みちおと対峙する最年少エリート防衛大臣役を向井が、坂間とバディを組む地方の心優しき人権派弁護士役を斎藤が演じることが決定した。

日本テレビドラマ『悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~』やNHKドラマ『正月時代劇 幕末相棒伝』など多くの出演作で注目を集め、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』で主人公のハリー・ポッター役を務めていることでも大きく話題となっている向井が、史上最年少のエリート防衛大臣・鵜城英二を演じ、国家権力を背景に、みちおの最大の敵として立ちはだかる。

向井は、「オファーをいただいた時、数ある法廷ものの作品のなかでも今までと違う視点で描かれる作品という印象があったので、出演がすごく楽しみでした。連ドラからのチームに映画から参加し、初めましての方も多かったですが、その中でも違和感なく過ごせたのはチームの皆さんのおかげでした」とコメントし、「今回演じた鵜城英二は、野心的な政治家の面もありつつ、ステレオタイプな政治家ではない部分もあったりといろんな要素がある役です。少ない登場シーンの中でどう人間性を出していくかが難しく、現場で監督とすり合わせていきました」と撮影を振り返った。

◆斎藤工、正義の弁護士となり黒木華と新バディ結成

そして、今年5月に公開した『シン・ウルトラマン』でウルトラマンになる男役で大きな話題となり、2022年関東地区上半期CMランキング(ビデオリサーチ調べ)では堂々の第1位、老若男女問わず人気を集め続ける斎藤が、日本中を飛び回る心優しき正義の弁護士・月本信吾を演じる。『シン・ウルトラマン』では人類を守るために戦った斎藤が、今度は地方の町の人々を法の力で守るべく戦う。裁判官から新たに弁護士として働く坂間にとって、新しい世界を魅せる頼れる兄貴的存在でもあり、次第に坂間は惹かれていく。

斎藤は、「新機軸で画期的なTVシリーズをいち視聴者として愉しく拝見していたので、そんな魅惑の世界線の仲間に入れて頂く事は、光栄かつ身の引き締まる想いでした」と喜びを語り、「私の演じた人権派弁護士・月本信吾の背負っているモノ、社会や地域との距離感、眼差しは、現代の司法の光と影の象徴とも言えると思います」と役どころを紹介した。

◆田中亮監督、斎藤工&向井理の出演に歓喜「嬉しさと驚きのあまり目が点に」

2人の出演に関して、田中監督は「願っていた通りのキャスティングが決まった瞬間、嬉しさと驚きのあまり目が点になってしまいました。この映画の最も重要なゲストである2役には当初からキャスティングのイメージが明確にありました」と、熱望していたキャスティングだったことを明かした。さらに「斎藤さんと向井さんの魅力に彩られて、激しくも温かい人間模様がスクリーンいっぱいに広がりました。是非楽しみにしていてください」とコメントを寄せている。

『ハリー・ポッター』、『シン・ウルトラマン』でともに“世界的に有名なヒーロー”を演じ、確固たる人気と実力を誇る2人が、『イチケイのカラス』では竹野内・黒木と共に、“法と正義の戦い”に挑む。(modelpress編集部)

◆斎藤工/月本信吾役

日本中を飛び回る誠実で心優しい人権派弁護士で、ある事件をきっかけに坂間とバディを組むことになる。『弁護士は、声なき人の代弁者になれる』というのが彼の信条で、人々の悩みに寄り添う優しさを見せる一方、ときには違法行為スレスレで証拠を集め、真実と正義を追求する強引な一面もあり、そんなぶっきらぼうでも真っ直ぐな月本の姿に、次第に坂間は惹かれていく…。

<コメント>
新機軸で画期的なTVシリーズをいち視聴者として愉しく拝見していたので、そんな魅惑の世界線の仲間に入れて頂く事は、光栄かつ身の引き締まる想いでした。私の演じた人権派弁護士・月本信吾の背負っているモノ、社会や地域との距離感、眼差しは、現代の司法の光と影の象徴とも言えると思います。

そして、今や世界的な撮影監督である四宮秀俊さんが田中亮監督と共に切り撮る今回の劇場版イチケイのカラスは、法律で介入出来ない地方や中央のグレーな部分にメスを入れながらも、ドラマシリーズの持つ軽やかさ、ポップさが織りなす新たなリーガル作品になるのでは無いかと、いち映画ファン、いちイチケイファンとして完成を心待ちにしております。

◆向井理/鵜城英二役

史上最年少のエリート防衛大臣で、岡山県秋名市を選挙区にもつ。みちおが岡山地裁に赴任してから担当する傷害事件の当事者でもあり、その事件の背景にあるとされる、近海で起きたイージス艦と貨物船の不審点だらけの衝突事故についても、何か重大な秘密を握っている…。みちおの好き勝手な捜査に対して、国家権力を盾に睨みを効かせてくる。

<コメント>
オファーをいただいた時、数ある法廷ものの作品のなかでも今までと違う視点で描かれる作品という印象があったので、出演がすごく楽しみでした。連ドラからのチームに映画から参加し、初めましての方も多かったですが、その中でも違和感なく過ごせたのはチームの皆さんのおかげでした。

今回演じた鵜城英二は、野心的な政治家の面もありつつ、ステレオタイプな政治家ではない部分もあったりといろんな要素がある役です。少ない登場シーンの中でどう人間性を出していくかが難しく、現場で監督とすり合わせていきました。

僕も個人的に傍聴席に行ったことがありますが、法廷には本当に筋書きのない物語がたくさんあると思います。今作は法廷で生まれるドラマとしての面白さだけじゃなく、いろんな人たちの人間関係や張り巡らされた複雑な伏線が回収されていく爽快感がたくさんあると思いますので、ぜひ劇場で体感していただければと思います。

◆田中亮監督コメント

え?出てくれるんですか?斎藤工さんと……向井理さんが……?お2人とも?願っていた通りのキャスティングが決まった瞬間、嬉しさと驚きのあまり目が点になってしまいました。この映画の最も重要なゲストである2役には当初からキャスティングのイメージが明確にありました。

月本は人権派弁護士として汗をかく土臭さがありながら、坂間を翻弄する大人の魅力を持っている役なので斎藤工さんにしか演じられない。鵜城は史上最年少防衛大臣という特殊なキャラクターをリアルに感じさせるほどの芯の強さと知性を持ち合わせた方に演じていただきたいので、向井理さんしかいないとそれぞれ考えていました。

最大の敵・鵜城とにらみ合うみちおの静かな怒り、新たなバディ・月本と見つめ合う坂間の穏やかな眼差し、今までのイチケイでは見せたことのない表情がそこにはあります。斎藤さんと向井さんの魅力に彩られて、激しくも温かい人間模様がスクリーンいっぱいに広がりました。是非楽しみにしていてください。

◆ストーリー

入間みちおが、東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称:イチケイ)を去って2年。異動先の熊本で多くの『みちおの犠牲者』を出したみちおは、岡山県瀬戸内の長閑な町に再び異動になっていた。

異動早々、みちおが担当することになったのは、平凡な主婦が史上最年少防衛大臣に包丁を突きつけたという傷害事件。事件の背景には、近海で起きたイージス艦と貨物船の衝突事故が関係していた。不審点だらけの衝突事故。みちおはもう一度調べようと動き出す。だが、イージス艦の航海内容は全て国家機密。みちおの伝家の宝刀『職権発動』が通用しない難敵であり、さらに最年少防衛大臣・鵜城英二が立ちはだかる…!!

一方、坂間千鶴は、『裁判官は必ず他職を2年経験しなくてはいけない』という慣習から、弁護士として活動を始めていた。配属先は…奇しくもみちおの隣町…!そこで出会った人権派弁護士・月本信吾と新たにバディを組み、小さな事件にも全力投球していく。そして、人々の悩みに寄り添う月本の姿に、次第に心惹かれていく…。そんな中、町を支える地元大企業のある疑惑が浮かび上がる―。

2つの事件に隠された、衝撃の真実。それは決して開けてはならないパンドラの箱だった――!?どうする、みちお…!!!?

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