【モデルプレス】女優の安田成美が、共演した増田貴久（NEWS）の素顔を語った。

24時間テレビドラマスペシャル「母さん、俺は大丈夫」（日本テレビ系、8月22日よる9時ごろ放送）の完成披露試写会が16日、同局で行われ、主演の山田涼介（Hey! Say! JUMP）らキャスト陣が上映後の制作発表に浴衣姿で出席。主人公の諒平（山田）とその兄・哲平（増田）の母・萌子を演じた安田は、“息子”2人の印象を聞かれると「増田さんはとても可愛い方」とニッコリ。現場で座る場所がなかった増田に、父・弘役の赤井英和が「この膝に座り」と声をかけたという微笑ましいエピソードを明かし、「（増田が赤井の膝に）ずっと座っていて（笑）。ふざけていると思ったらずっと座っていたので、可愛い方だな、と」と話した。

また、脳腫瘍の壮絶な闘病生活を熱演した山田についても「いつも重いシーンをやっているので、自分の気持ちを維持するために、安定して静かに（現場に）いるんですね。その姿に感動したし、素敵だなと思って見ていました」とコメント。赤井も「すごく難しい役どころでしたが、気持ちが伝わってきて立派やなと思います。哲平（増田）も『赤井さんと増田くんの後ろ姿が似ている』と言われるくらい、気持ちが伝わってきたと思います」と2人の熱演に太鼓判を押した。

◆山田「生きてますよ！」

清水久美子氏の著書「サッカーボーイズ　明日への絆　君のためならがんばれる」が原案。サッカー部の副キャプテンとなった諒平は、その矢先に急性脳腫瘍を発病するが、「病に勝つ！」との思いを胸にひたすらサッカーを愛し、家族と力を合わせてベストを尽くす。

上映後も100人の来場者からすすり泣く声が聞こえる中、山田が開口一番「安心してください、生きてますよ！」と場を和ませる一幕も。「実話というだけあって、思い入れも違いましたし、いろいろな感情が生まれましたが、撮影現場はすごく明るかった。赤井さんが冗談を言ってくださったりしたので、すごく現場は楽しかったです」と笑顔で振り返り「何か目標に向かって一生懸命やっている人も、自分を見つめ直せるドラマになっている」と見どころを語った。

4人のほか、諒平が所属する島根商業高校サッカー部の永田監督役を井ノ原快彦（V6）、諒平の親友のサッカー部員を間宮祥太朗（有竹純太役／ヘタレ）、坂口健太郎（黒木徹役／クロ）、松川尚瑠輝（大ノ内弘史役／オッチ）、諒平に片思いするクラスメイト・節川奈緒子役を清水富美加が演じる。（modelpress編集部）