西島秀俊の“貴重な姿” 斎藤工が絶賛「この間まで地球を守ってた」<グッバイ・クルエル・ワールド>


【モデルプレス=2022/07/07】俳優の西島秀俊と斎藤工が7日、都内で開催された映画『グッバイ・クルエル・ワールド』(9月9日公開)完成披露イベントに、共演の宮沢氷魚、玉城ティナ、三浦友和、大森立嗣監督とともに出席した。

斎藤工、西島秀俊(C)モデルプレス
斎藤工、西島秀俊(C)モデルプレス
◆斎藤工、西島秀俊を絶賛「グッバイ・クルエル・ワールド」

(左から)大森立嗣監督、玉城ティナ、斎藤工、西島秀俊、三浦友和、宮沢氷魚(C)モデルプレス
(左から)大森立嗣監督、玉城ティナ、斎藤工、西島秀俊、三浦友和、宮沢氷魚(C)モデルプレス
本作は、互いに素性を明かさない強盗組織が大金強奪の大仕事に成功するも、ヤクザ組織に追われる様を描くクライム・エンターテイメント。この日は劇中に登場するサンダーバードもレッドカーペットを彩った。

西島秀俊(C)モデルプレス
西島秀俊(C)モデルプレス
妻子への愛の陰に凶暴な過去を隠す安西を演じた西島は、暴力描写を含む役どころについて「最近は結構穏やかな役をやることが増えていて。確かに暴力にさらされたり、自分が暴力を振るうと言っていいのかわからないですけど、そういう世界の役を最近やっていなかったので」と回想し、「今回はかなり、追い込む人たちが強烈な人たちなので。どんどん追い込まれていく役なので。もし追い込まれる役をやっている僕が好きな方が、そんな人いるかわからないですけど(笑)、もし楽しみにしていらっしゃる方がいらっしゃればですね、きっとご期待に添えると思います」と作品の仕上がりに自信をのぞかせた。

斎藤工(C)モデルプレス
斎藤工(C)モデルプレス
悪だけが恋人のヤミ金業者・萩原を演じた斎藤は「最高ですよ。西島さん。痺れます。この間まで地球を守ってたり(笑)」と、映画『シン・ウルトラマン』でも共演していた西島を絶賛し、「この作品では西島さんは車を運転してくれるし、貴重な西島秀俊が見れます(笑)」と紹介。自身の役作りに関しては「台本に役割はしっかりと書き込まれていたので。なかなか友達になりたくないような人間像ではあるんですけど、どこか『なりえた自分』というものに、このキャラクターを自分の中で位置づけしておきたいなという思いで」といい、「愛しい思いを持ちながら。いろんな足し算、やり過ぎたら引き算をしながら、監督と一緒に。行くならどこへでも行こうということで。キャラクターを監督と一緒に作っていったという感じです」と振り返った。

宮沢氷魚(C)モデルプレス
宮沢氷魚(C)モデルプレス
本作の注目ポイントを聞かれた西島は、劇中の効果の担当者が「派手なアクションの時によくご一緒している方」だといい、「あるガソリンスタンドのシーンがあって。『全然そんな今回は大したことありませんから』って言ってたら、ものすごい効果で。周りが昼みたいになったときがあって。そこはちょっと見ていただきたい(笑)。こんなんになるんだっていう」とアピール。効果担当とはかつてドラマ『ダブルフェイス』で現場を共にしていたそうで「本当に画面が真っ白になるくらいの爆破を経験しているんですけど(笑)、今回もやっぱり驚かされました。スタッフもびっくりしていましたけど。でも安全なんですよ。すごく安全に気を付ける方なので」とコメント。「そこで宮沢さんと玉城さんが登場するんですけど、ここは本当に2人がちょっと神々しいので。ぜひ楽しみにしていてください」と付け加えた。

玉城ティナ(C)モデルプレス
玉城ティナ(C)モデルプレス
斎藤も見どころとして玉城と宮沢が登場するシーンを挙げ「映画的なビジョンというより、僕の眼球から見れた景色が本当に神々しくて」と語り、「お2人が登場したシーンっていうのは『うわ、これは日本映画史に残る景色だな』と思いながら見上げていました。この見上げているっていうのがポイント(笑)」とべた褒め。これに「震えます」と照れ笑いを見せた玉城は「もちろん安全にですけど、いろいろ痛めつけられたりとかもしているので」と自身の見どころを紹介。そんな玉城を三浦は「ああいう役は初めてですよね。だから見どころとしてはそこがすごい。よくやったなっていうのがすごくありますね」と称賛し、大先輩からの誉め言葉に玉城は恐縮していた。(modelpress編集部)

(左から)大森立嗣監督、玉城ティナ、斎藤工、西島秀俊、三浦友和、宮沢氷魚(C)モデルプレス
(左から)大森立嗣監督、玉城ティナ、斎藤工、西島秀俊、三浦友和、宮沢氷魚(C)モデルプレス


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