杏、アートは「心の栄養」 子どもとの美術鑑賞法明かす


【モデルプレス=2022/07/07】女優の杏が7日、東京・日本橋三井ホールで行われた「Immersive Museum」内覧会に、同展を監修した早稲田大学文学学術院教授の坂上桂子氏、「13歳からのアート思考」著者の末永幸歩氏とともに出席した。

杏(C)モデルプレス
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◆杏、アートは「心の栄養」

杏(C)モデルプレス
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モネをはじめとする“印象派”の芸術作品を新しい鑑賞形態で体験できる没入型ミュージアム「Immersive Museum」のアンバサダーを務める杏は、幼稚園時代から絵やイラストを描くことが好きだったそうで「子どもの頃から絵が好きで、フランスにもモデルとして行っていたりもしたので、仕事で行く先々で美術館があれば見にいくという形で親しんでまいりました」と明かし、「(アートは)時間があれば見に行きたいなという心の栄養みたいな感じで見に行くことがあります」と語った。

杏(C)モデルプレス
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また、同展を見ての感想を求められると「印象派を初めて肉眼で見たときに“なるほど”って思ったんですね。実際にものを見ることで“こういうことで風景が描けたんだ”って体感できたんですけど、さらに今回、最新技術を使うことで、その中に入り込めるという体験はできて、これは今の技術がなくては体験できないことなので、没入感というのが2022年になって初めて味わえる絵画の魅力なんだなという風に思いました」と目を輝かせ、「すごく心地よかったですし、部屋の中なのに風さえ感じられたり、水も触れるような気がする。そして筆の細かい毛の一本一本の動きみたいなものも体感できたので、これはすごい経験ができたなと思いますし、これは直接体験しないと味わえないことなので、たくさんの方に味わっていただきたいと思いました」とアピールした。

MC、杏、坂上桂子氏、末永幸歩氏(C)モデルプレス
MC、杏、坂上桂子氏、末永幸歩氏(C)モデルプレス
加えて、モネの作品で1番好きなものを尋ねられた杏は「1番って言うとすごく迷うんですけれども、やはり“睡蓮”ですね。フランスのジヴェルニーという場所に実際に橋のかかった池があって、1度それを見に行きたくて10年以上前になるんですけどバスに乗って見に行った思い出があって、もちろん実際の絵も見たことがあるんですけれども、今回この作品の中で、あの日見た睡蓮の池の絵の中に入り込むことができて、たくさんのアプローチでこの作品に関われたような気がしました」と答えた。

◆杏、子どもとの美術鑑賞法明かす

杏(C)モデルプレス
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そんな杏は、子どもたちを連れて美術館に行ったりしているそうで「例えばアートって大人のものであったり、嗜みみたいな印象がどうしてもあるんですけど、私は未就学児の子どもを連れて行ったんですけど、すごく難しそうって思うような仏像の特集でも、何かしらキャッチをするので、何もわからない、つまらないということは意外とないというか、大人向けの本や映画を見せても、それなりに何かしら得るものがあるんだなと思うので、解説は大人からしてあげたいけど、『これいいでしょ。きれいでしょ』というのはあまり言わないように、何を感じるのかなと常々思っています」と母の顔を覗かせた。

杏(C)モデルプレス
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さらに、今後、印象派以外で「Immersive Museum」を体験してみたい作品はあるか問われると「私はアールヌーボーの時代もすごく好きなので、音と一緒に没入できるということで、ミュシャとかクリムトとか、特にミュシャなんかは民族的なものをたくさんフューチャーしているので、民族音楽とともに没入体験ができたらいいなっていう風に思います」と想像した。(modelpress編集部)

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