新木優子「六本木クラス」経験したことない難しさ語る 竹内涼真&平手友梨奈の印象も<モデルプレスインタビュー>


【モデルプレス=2022/07/03】7月7日スタートのテレビ朝日系木曜ドラマ『六本木クラス』(毎週木曜よる9時~ ※初回は10分拡大スペシャル)に出演する新木優子(28)。モデルプレスのインタビューに応じ、注目を集める作品・キャストへの想いを語ってくれた。

新木優子(C)モデルプレス
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◆日本版リメイク「六本木クラス」

「六本木クラス」ポスタービジュアル(C)テレビ朝日
「六本木クラス」ポスタービジュアル(C)テレビ朝日
絶望の淵に立たされた青年が復讐を誓って、金と権力を振りかざす巨大企業に屈することなく仲間と共に立ち向かっていく姿を、下剋上を主軸にラブストーリー、そして青春群像劇を交錯させながら描いた韓国ドラマ『梨泰院クラス』を、日韓共同プロジェクトのもとテレビ朝日がリメイクする同作。

ジャパン・オリジナル『六本木クラス』は、東京・六本木が舞台。竹内涼真を主演に迎え、新木と平手友梨奈がWヒロインを担当。新木は、竹内演じる宮部新(みやべ・あらた)の同級生で初恋の相手でありながら、新と敵対する長屋ホールディングスで働く楠木優香(くすのき・ゆうか)役を演じる。

◆新木優子「まさか自分が…」 「六本木クラス」出演への想い

新木優子(C)モデルプレス
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― 制作が発表されて以降、情報解禁の度に注目を集めている『六本木クラス』。出演が決まったときのお気持ちをお聞かせください。

新木:『梨泰院クラス』は日本でもすごく話題の作品で私も観ていたので、『六本木クラス』としてリメイクすることを聞いたときに「注目度の高い作品になるだろうな」と思っていました。なので、出演のお話をいただいたときは「まさか自分が」というのが最初の印象で、作品のファンでもあるので緊張感もありました。

― 期待より不安の方が大きかった?

新木:最初は不安もありましたが、日本版としてやれることへの楽しみもあったので半々ぐらいでした。

― 撮影も進み、その不安と楽しみはどう変化しましたか?

新木:竹内さんを筆頭に、雰囲気がすごく明るくて元気な現場なので頼もしさを感じましたし、すごく楽しい作品になるなという気持ちが強まりました。

― キャストが発表される度にSNSのトレンドに入るほどの注目度でしたが、新木さん自身は反響をどう感じていますか?

新木:身近な人から連絡が来たり、いつも応援してくれるファンの方たちからもコメントがあったり、皆さんからの反応が目に見えてあったのですごく嬉しかったです。

◆新木優子が語る楠木優香の魅力

新木優子(C)モデルプレス
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― 『梨泰院クラス」ではオ・スアにあたる、楠木優香役。演じるにあたってキャラクターの魅力は?

新木:内面的な部分でいうと、母親に捨てられて施設で育ち、子どもの頃から自分ではどうしようもできない理不尽なことを大人にされてきたことがトラウマになっています。だからこそ、同情されることが嫌で、芯があるからこそ反発してしまうキャラクターで、苦しくても辛くてもそれを見せないという難しさもあります。

また、私自身そういう経験をしたことがないので演じるうえでは難しい部分ですが、自分とは全く違う人生をお芝居できることが楽しみでもあります。

― 新との関係性も見どころですよね?

新木:優香の新への気持ちは、普通の人が想像する「好き」という単純な恋愛感情だけではなく、「好き」の中に「憧れ」も生まれて、その「憧れ」があるからこそ自分からは一歩踏み出せないもどかしさも。でも、向こう(=新)からも来てはくれない、そのモヤモヤが楠木優香であり、『六本木クラス』なのかな…最初に新を好きになったときは純粋な「好き」だったかもしれないけど、大人になって「あなたはずっと変わらないけど、私は変わらなくちゃいけなかった」という表現が難しくもあり、やりがいでもあります。

― 学生時代の優香は“前髪ぱっつんボブ”で、新木さん自身にとってなかなか珍しいヘアスタイルですよね?

新木:コマーシャルでウィッグ被ったことはありますが、お芝居をするときにあれだけ短いのは珍しいですね。

― 番組公式Instagramにあがった際にも話題になっていましたね。

新木:私も新鮮でした。短いと動く度に髪の動きもわかって「こんな風になるんだ」って新たな発見です。

◆竹内涼真&平手友梨奈と初共演

新木優子(C)モデルプレス
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― 新役の竹内涼真さんとは初共演。出演が決まった際は「太陽みたいな人」とコメントしていましたが、実際に撮影が始まってからはいかがですか?

新木:やっぱりすごく明るい方で、本当に太陽みたいな方です。エネルギッシュで活力のある方なので現場を引っ張ってくれて、明るさはもう日に日に増してます。ただ、お芝居が始まり、新になるといつもの竹内さんとは真逆。だからこそ、新の悲しみがすごく際立つのかなと思っています。

― 平手友梨奈さんとも初共演ですね。

新木:初めてです。今までテレビで観ていて、大人っぽい見た目なので中身も大人っぽい人なのかなって思っていたのですが、実際に会ってみると少女らしい部分がすごいあって、ふとした時に笑っている姿を見かけると「可愛い!」って(笑)。そういうこともあって、てちちゃん(=平手)らしい麻宮葵だなと思っています。

◆新木優子が語る“辛いことを乗り越えるエピソード”

新木優子(C)モデルプレス
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― 先程お話にあったように、優香は過去にあった辛いことと向き合いながら前に進んでいきます。新木さんが辛いことがあったときはどうやって乗り越えますか?

新木:私の場合は、この業界ではない友だちの方が多いので、何気ない話を気兼ねなく話せるそういう友だちと、たわいもない話をするっていうのが1番の息抜きになります。自分の好きなことや趣味だったりとか、仕事に関係ない部分の話をたくさんできる友だちがいることが私にとって大きな存在です。

― 3月にスタートしたYouTubeも、まさに親友と過ごす“素”ですよね。

新木:そうですね。友だちとのああいう時間があってお仕事を頑張れるので、自分の中では大切な時間です。

◆新木優子の夢を叶える秘訣

新木優子(C)モデルプレス
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― 最後に新木さんの夢を叶える秘訣を教えて下さい。

新木:昔から夢を口に出すことが大切だなと思いますし、最近は小さな努力を積み重ねることも大切だなと思うようになりました。

私の場合、運動をすることが少なくて、疲れた日にその疲れをどう解消して、どう画面に出さないようにするかが課題だったんですが、ピラティスに出会ってから少しずつ変わってきました。

本当にちょっとした身体へのアプローチですが、身体の変化を感じて自分に自信が持てるようになってきて、自分にしか分からないことかもしれないけど色んなことがいい方向に向かうようになってきました。もちろんすぐに結果が出るものではなくて、1年半~2年ぐらい通ってやっと目に見える変化が出てきたので、コツコツ積み重ねて自分に自信をつけることも大事だと思います。

― ありがとうございました。

(modelpress編集部)

スタイリスト:柴崎亜耶※「崎」は正式には「たつさき」
ヘアメイク:若林幸子(MARVEE)

■新木優子(あらき・ゆうこ)プロフィール

新木優子(C)モデルプレス
新木優子(C)モデルプレス
1993年12月15日生まれ、東京都出身。

女優・モデルとして幅広く活躍し、「コード・ブルー –ドクターヘリ緊急救命- THE THIRD SEASON」、「SUITS/スーツ」シリーズ、「ボクの殺意が恋をした」、などの数々の注目作品に出演しているほか、「モトカレマニア」、「連続ドラマW セイレーンの懺悔」では主演を務めている。現在、出演映画「バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版」が公開中。Instagram公式アカウントフォロワー数450万人を超え、幅広い世代から支持を集めている。

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