櫻坂46渡邉理佐、グループ初卒業コンサートで号泣欅坂46楽曲披露＆サプライズの胸熱ステージでアイドル人生に幕＜セットリスト＞

2022-05-23 00:00

【モデルプレス＝2022/05/23】櫻坂46「渡邉理佐卒業コンサート」が21日～22日の2日間に渡り、東京・国立代々木競技場第一体育館にて開催（オンラインでも配信）され、各日12000人、計24000人を動員。同グループでは過去に卒業イベント・卒業セレモニーは開催してきたが、卒業コンサートをグループとして開催するのは初めてとなった。ここでは、渡邉にとってアイドルとしてのラストステージとなった2日目の公演をレポートする。

◆渡邉理佐、7年間の活動に幕中心メンバーとして活躍

渡邉は2015年、欅坂46の一期生としてグループに加入。櫻坂46に改名後も「無言の宇宙」「僕のジレンマ」でセンターポジションを担当するなど、グループの中心メンバーとして活動する。また、2017年からはファッション誌「non-no」専属モデルを努め、数々のファッションショーにも出演。約7年間、男女問わず愛されるアイコンとして活躍した。

最後のスピーチで、渡邉は純白のドレス姿で登場。7年間を振り返り「嬉しいことや楽しいこともたくさんありましたが、辛いなって思うことや、苦しいなって思うこともたくさん経験させていただきました」「もう逃げたいなって思うときもたくさんあった」と涙ながらに話しつつ、「そんなときにもう1回前を向いて背中を押してくれたのは、こうして会いに来てくださる皆さんの存在が本当に本当に大きかったです」とファンへ感謝。

「（櫻坂46を）離れたくないなって。それくらいグループのことが大好きだったんだなっていうのを改めて感じました」と櫻坂46への想いを語った上で、今後について「ほかの道に進んでも櫻坂にいたんだぞって胸を張って言えるような気がします」と前向きな気持ちを伝えた。

◆渡邉理佐、卒コンで胸熱セトリ欅坂46時代の楽曲も

渡邉のリクエストが詰まっているという同ライブは、グループやファンへの愛溢れる演出やセットリストで構成。欅坂46時代からの渡邉の映像を振り返ったVTRでスタートすると、冒頭では渡邉のセンター楽曲「無言の宇宙」を全員笑顔でパフォーマンスし、渡邉らしいステージの幕開けとなった。

1期生パートでは、欅坂46時代の楽曲も多数。改名後初パフォーマンスとなった「二人セゾン」では、正面のスクリーンに大きな欅の木が映し出され、深い緑色の衣装を着たメンバーが登場。渡邉が所属するユニット「FIVECARDS」の楽曲「僕たちの戦争」（渡邉、土生瑞穂、上村莉菜／※現在は卒業しているが長沢菜々香、渡辺梨加もユニットメンバー）や、「青空とMARRY」の楽曲「青空が違う」（渡邉、菅井／※現在は卒業しているが志田愛佳、守屋茜、梨加もユニットメンバー）なども披露し、これまでの思い出を振り返るとともにファンへの感謝を届けた。

アンコールでは、菅井とともに「青空とMARRY」の楽曲をメドレー形式で全4曲披露したほか、2期生も含めた全メンバーで「太陽は見上げる人を選ばない」「危なっかしい計画」をパフォーマンス。本編最後に歌われた渡邉の卒業楽曲「僕のジレンマ」では大粒の涙をこぼしていたメンバーやファンも「危なっかしい計画」ではパワフルにタオルを振り、明るい楽曲でラストライブを締めくくった。

◆渡邉理佐へメンバー＆ファンからサプライズも

また、新型コロナウイルスの影響でこの数年間はトロッコでの演出が控えられていたが、今回のライブでは前後をアクリル板で覆って感染対策をした上で渡邉が会場全体を移動。2階スタンド席にも挨拶へ向かい、会場のファン全員が渡邉のラストステージを見届けることができた。

最後には会場への挨拶を終えてステージに戻ってきた渡邉を、ひまわりを一輪ずつ持ったメンバーが迎えたり、深いお辞儀をした渡邉が頭を上げると、客席の全員が「7年間ありがとう」というカードを掲げていたりするというサプライズも。

メンバーとファンからの感謝の言葉に渡邉の目からは涙が溢れ、感動的なステージで7年間のアイドル人生に幕を閉じた。（modelpress編集部）

◆「渡邉理佐卒業コンサート」2日目セットリスト

影ナレ：渡邉理佐、小林由依、齋藤冬優花

1.無言の宇宙
2.Nobody’s fault
3.最終の地下鉄に乗って
4.それが愛なのね
5.流れ弾
6.二人セゾン
7.僕たちの戦争
8.青空が違う
9.制服と太陽
10.世界には愛しかない
11.ブルームーンキス
12.偶然の答え
13.なぜ　恋をして来なかったんだろう？
14.五月雨よ
15.思ったよりも寂しくない
16.Buddies
17.僕のジレンマ