松田龍平、WOWOW初のパニック・スリラードラマで主演 入江悠監督と11年ぶり2度目のタッグ<鵜頭川村事件>


【モデルプレス=2022/04/14】俳優の松田龍平が、8月放送・配信スタートのWOWOW「連続ドラマW 鵜頭川村事件」(全6話※1話無料放送)で主演を務めることが決定した。

松田龍平(C)WOWOW
松田龍平(C)WOWOW
◆松田龍平、連続ドラマWで主演決定

「22年目の告白-私が殺人犯です-」「AI崩壊」など数々のヒット作を世に放つ日本を代表する入江悠監督がメガホンを取ったWOWOW初のパニック・スリラー「連続ドラマW 鵜頭川村事件」の主演に、数多くの話題作に出演し唯一無二の存在感を放つ松田が決定。

松田が今回演じるのは行方不明となった妻を探す主人公の医師・岩森明(いわもりあきら)役。松田のWOWOWドラマ主演は、入江監督が同じく監督を務めた警察ドラマ「同期」(2011)以来11年ぶり。入江監督と2度目のタッグで、日本ドラマ史上類を見ない壮大なスケールで描く、本格パニック・スリラー作品に挑む。

◆松田龍平主演「鵜頭川村事件」

舞台は、日本の片隅にある鵜頭川(うずかわ)という名の村。行方不明の妻を探す医師・岩森(松田)は、娘を連れて妻の故郷であるその村を訪れるが、滞在中に村は集中豪雨に襲われ、土砂崩れで孤立状態に。電波も入らず外界との連絡が一切取れなくなってしまう。そんな中、1人の若者が何者かに殺され、村中に不安が走る。

そして、続けざまに新たな殺人事件が発生し。疑心暗鬼で暴徒化する村人たち。そして村に根深く残る因習、権力闘争や世代間対立にも巻き込まれながら、岩森は妻の行方に繋がる新事実にも辿り着くのだが。果たして、絶望の村で愛する者を守り抜き、家族の絆を取り戻すことは出来るのか!?

◆松田龍平、主人公・岩森明の役どころ語る

主演の松田が演じる主人公・岩森は、外界から閉ざされパニック状態に染まる村の中で、唯一平静を保ちながらも、医師という立場で様々な村人と関わっていく中で、自らも争いの渦に巻き込まれていく難しい役どころ。

主演の松田は「演じるにあたって、村の人達が狂気に染まって行く中、その狂気に飲み込まれないように意識していたんですけど、それでも次々に起きる事件に巻き込まれ、次第に岩森自身が抱えている狂気が浮き彫りになっていくのは演じていて面白かったところです」と今回の役どころを語った。想像をこえる過酷な状況下で追い詰められていく岩森を鬼気迫る演技で体現する。

原作は「避雷針の夏」「死刑にいたる病」など閉鎖空間の人間の心情を描くことに長けた人気作家・櫛木理宇先生の同名小説(文春文庫刊)。ドラマ化にあたり時代背景や登場人物に脚色を加え、原作の持ち味である手に汗握るスリリングな物語展開はそのままに、日本が現在進行形で抱えている社会問題にも切り込んだ内容。共演キャスト等の情報は順次解禁予定となっている。(modelpress編集部)

◆ストーリー

主人公の医師・岩森明(松田龍平)は娘を連れ、行方不明となった妻・仁美を探しに、妻の故郷「鵜頭川村(うずかわむら)」を訪れる。12年ぶりに開催される「エイキチ」という名の神を祀る祭りの準備の只中で村は活気づいているように見えたが、そこは血縁に基づく不毛な一族同士の権力闘争が続けられる一方で、都市部から取り残された若者たちが鬱憤を溜める、絶望に支配された空間だった。

そんな中、突如大雨が襲い村は孤絶状態に。やがて1人の若者が何者かに殺害され、遺体で発見される。村中を不信と不安が覆い始める中、更なる殺人事件が発生。血縁同士の争いに加え、憤懣をためていた青年団の若者と大人たちの世代間対立も先鋭化していき、岩森もその争いに巻き込まれていく。極限状態の中で見えてくる人間の本性。岩森も妻の行方を探しながら村の騒動に向き合う中で、やがて自分と、その過去に向き合うことになり。明らかになる連続殺人事件の犯人、そして、その裏に隠された村の秘密とは!?

◆岩森明役:松田龍平コメント

― ドラマ化にあたってのお気持ち

今回演じた岩森は、東京から行方不明の妻を捜しに鵜頭川という村を訪れ、不遇にもこの村に閉じ込められてしまいますが、村の部外者という立場で唯一状況を俯瞰でみることができる客観的な視点を持った役柄だと思いました。演じるにあたって、村の人達が狂気に染まって行く中、その狂気に飲み込まれないように意識していたんですけど、それでも次々に起きる事件に巻き込まれ、次第に岩森自身が抱えている狂気が浮き彫りになっていくのは演じていて面白かったところです。

村特有のしきたりやルールに囚われず、医者である彼が、事件を目の前にして人としてどうあるべきかを問うことで、村の人達との距離感が面白く描かれるんじゃないかと思いました。入江監督と話しながら、その距離感は意識していましたね。

― 入江監督とのタッグに関して

以前「同期」というドラマで入江監督とご一緒させていただいた時から、いつかまた一緒にやれたらなと思っていたので今回WOWOWさんでまたご一緒できたことはありがたい縁を感じました。あれから10年以上経って、以前は気づけなかった入江さんを見れたような気がして嬉しかったです。クセの強さは相変わらずでした(笑)。撮影は大変でしたが、入江さんのお陰で楽しくやらせてもらいました。

― 視聴者の方へ一言メッセージ

僕もどういうドラマに仕上がるのか楽しみにしていますが、色々と物語の中に仕掛けがあって、次の展開が気になるようなドラマになっているので、最後まで楽しんでもらえるんじゃないかと思います。まずは1話だけでも、ご覧いただけたら嬉しいです。

◆入江悠監督コメント

― 主演に松田龍平さんを迎えてのドラマ化にあたってのお気持ち

かつて自主映画しか撮ったことがなかった私が、初めて商業作品で「主演×監督」というタッグを組ませてもらったのが、松田龍平さんでした。右も左もわからない人間の演出に、よく付き合ってくれたなぁと今でも思います。今回『鵜頭川村事件』という題材で10年以上ぶりに、一緒に作品を作ることができました。

この10年で色々なことがありました。お互い何が変わったんだろうか。あれ、意外と何も変わってないのかも。そんなことを思いながら撮影していました。喧騒から少しだけ離れた長野県の山の中で、2021年の松田龍平さんの姿を撮れて幸せでした。ご期待いただけると幸いです。

◆原作:櫛木理宇先生コメント

― ドラマ化にあたってのお気持ち

連続ドラマWで映像化すると知り、まず1番に喜んだのはわたしの親族でした(笑)。欠かさずチェックし、欠かさず観る枠だそうです。そんな注目度の高い、かつ名高い枠に選んでいただいたことを身内の声であらためて実感しました。しかも主演は“あの”松田龍平さん。画面にぱっと映るだけで、言い知れぬ華と色気がある役者さんです。この『鵜頭川村事件』は豪雨の中で村が孤立するという物語です。

閉ざされた空間。やまない雨。つのる焦燥と、絡み合う村民の感情。そんな中、松田さんの翳りある色気が画面にどんな華を咲かせるのか、想像しただけで原作者のわたしでもぞくぞくします。原作者というより、ただの一視聴者として楽しみに拝見させていただきます。

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