松本潤「となりのチカラ」クランクアップで上戸彩に最上級の賛辞


【モデルプレス=2022/03/29】31日に最終回が放送されるテレビ朝日系木曜ドラマ『となりのチカラ』(毎週木曜よる9時~ ※最終回拡大スペシャル)で主演を務めた嵐の松本潤がクランクアップを迎えた。

松本潤、上戸彩(C)テレビ朝日
松本潤、上戸彩(C)テレビ朝日
◆松本潤主演「となりのチカラ」

同作は、思いやりと人間愛だけは人一倍、だけど何をしても中途半端で半人前=中腰な男、中越チカラが、同じマンションに住む住人たちの悩みを解決し、やがてそのマンションがひとつのコミュニティーとなって強い繋がりを持っていく姿を描いた。

松本が初めて遊川和彦とタッグを組み作り上げた同作もいよいよ最終回。その放送を前に、主演の松本がクランクアップし、同作にかけた思いをあらためて語った。

◆松本潤、上戸彩に最上級の賛辞

『となりのチカラ』ではすっかりおなじみとなったマンション前の広場でクランクアップを迎えた松本。照明部、撮影部、衣装、メイク…と各部署のスタッフを丁寧に労った後、今作の脚本・演出を手掛けた遊川にも、「これが遊川さんの考えている世界なんだ、っていうのを知ることができて面白かったです。とことん話をして、自分が納得するところまで人に気を使いながら説明して、戦って…というのを間近で見られ、ものづくりってこういう風に作ることが大事なんだと感じられました」と感謝の言葉を。そして初共演にして夫婦を演じることとなった灯役の上戸彩には、「こんなにあったかい人はいない。高校の頃から知っていて今回初めて一緒に仕事しましたけど、すごく支えてもらって、あったかい気持ちにさせてもらいました。灯ちゃんが上戸さんでよかった」と最上級の賛辞をおくった。

「この作品を見てくださった方が、“わかる”って思ってくれたり、何かの救いになってくれたり、新たに踏み出す一歩に、そんなきっかけになってくれたらと願っています」と松本。「『となりのチカラ』という作品が、皆さまにとって思い出深い作品になっていただけたらと思います」と呼びかけ、約4カ月にわたった撮影に終止符を打った。(modelpress編集部)

◆最終話あらすじ

マンション内で火事が起きたとの連絡が入り、表に避難した中越チカラ(松本潤)たち。幸いボヤで済むが、管理人の星譲(浅野和之)によると、どうやら火元となった603号室の住人・小日向(藤本隆宏)は自分で火をつけたとのこと…。ここのところマンション内のトラブルメーカーとして名前が挙がっていただけに、道尾頼子(松嶋菜々子)は「理事会を開いて即刻出ていってもらいましょう」と息巻く。

いつもなら真っ先に603号室を訪ねてもおかしくないはずのチカラだったが、これまでいろいろなことに首を突っ込みすぎていたことへの反省から、もう余計なおせっかいはしないと宣言。そんなチカラとは対照的に、今度は灯(上戸彩)が「これ以上トラブルになる前に話をしに行ったほうがいいんじゃないか」「でもいきなり出ていけっていうのは違うし…」と、チカラ顔負けの中腰っぷりを見せ始め…?

小日向への対処法やご近所との付き合い方にチカラが思い悩んでいた矢先、頼子の宣言通り理事会が開催され、半ば無理やりの「全会一致」で退去勧告をすることが決定してしまう!なんとか早まらないよう頼子を説得しようとするチカラだったが、その声は届くことはなく…。

やがて、これまでのボヤや水漏れなどは、すべて小日向が自ら命を絶とうとしていたことが原因だったとわかる。なんとか小日向を救いたいチカラに、ついにある案が!それはチカラ自身の過去とも向き合うこととなり…?

一方、仕事も見つからず在留資格も切れてしまうマリア(ソニン)はベトナムに帰ることを決意。マリアに密かに思いを寄せるものの、ためらってばかりの上条知樹(清水尋也)に、チカラはしっかりと思いを伝えるようアドバイスを…。

そして祖母の清江(風吹ジュン)が施設に入り寂しさを抱える託也(長尾謙杜)、夫の学(小澤征悦)の元を去った達代(映美くらら)らも自らの思いに区切りをつけるときが来て…?

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