“ネクストブレイク”池田優斗「愛しい嘘~優しい闇~」でキーパーソン・中野幸役を好演 最終回の見どころ語る


【モデルプレス=2022/03/04】女優の波瑠が主演を務めるテレビ朝日系金曜ナイトドラマ『愛しい嘘~優しい闇~』(毎週金曜よる11時15分~ ※一部地域を除く)にて中学生時代の中野幸を演じる俳優の池田優斗が、4日放送の最終回を前に見どころを語った。

池田優斗(C)テレビ朝日
池田優斗(C)テレビ朝日
◆波瑠主演「愛しい嘘~優しい闇~」

愛本みずほの漫画『愛しい嘘 優しい闇』を実写化した本作は、中学卒業から14年ぶりに開催された同窓会をきっかけに起こる「同級生“連続不審死”事件」を軸に、超高速展開で二転三転していく本格ラブサスペンス。ドラマ版ではオリジナルのストーリー展開も用意し、原作漫画とは一味違う衝撃の物語を紡ぐ。

1話冒頭の同窓会で空けたタイムカプセルから「みんな 忘れないよ 中野幸」と書かれた紙が見つかるが、不思議なことに中野は卒業前に引っ越しておりタイムカプセルを埋めた時には既に転校していた。そして誰しもが中野幸を思い出すのを避けてた中、稜(溝端淳平)が望緒(波瑠)に隠していた14年前の秘密を語る。その秘密とは、中野の両親が焼死した中野家の火事は、稜と玲子(本仮屋ユイカ)、優美(黒川智花)、奈々江(新川優愛)で遊んだ花火が原因で、中野はその復讐しようとしているというのだ。第5話では望緒と稜は中野の事を調べるために恩師の元へ。そこで中野幸が虐待を受けていたという衝撃の過去も明かされた。

第6話で、弁護士をしている玲子は雨宮(林遣都)に関する新事実をつかむ。それは雨宮が交際相手に暴力を振るって逮捕されており、その後自殺した交際相手の兄・古堀和也(木村了)から訴訟を起こされてたといのうだ。望緒は玲子と共に古堀に話を聞きにいくのだがすべてを覆す意外な新事実だった。そんな中、雨宮は中学時代の仲良し6人組メンバーとの食事会を提案。しかし食事会が開かれる直前…。中学時代に打ち上げた花火が原因で両親を亡くした同級生・中野幸かと思われる人物の“怪しい行動”が浮き彫りになり…というストーリーが展開された。

◆“ネクストブレイク”池田優斗、中野幸役への心境&最終回の見どころを語る

池田優斗(提供写真)
池田優斗(提供写真)
池田は2010年、5歳から子役として活動を開始し、CMや教育番組などに出演。2011年3月にドラマW『深追い』でテレビドラマ初出演、2014年5月公開の映画『キカイダー REBOOT』でスクリーンデビューを果たした。

また、『平清盛』(2012年)、『西郷どん』(2018)、『麒麟がくる』(2020)とNHK大河ドラマの3作品に出演。2020年放送されたフジテレビ系『監察医 朝顔』第2シリーズの第2話に双子役で一人二役を演じ注目を集め、昨年はカンテレ・フジテレビ系『青のSP―学校内警察・嶋田隆平―』、NHK『ここは今から倫理です。』と、1クールで2作品を掛け持ちするなどブレイク必至の逸材だ。

― 先の読めない展開が話題の本格ラブサスペンスですが、本作の出演が決まった時の心境は?

出演が決まった時は純粋に嬉しかったです。中野幸という重要な役なので、その分、緊張もあったけど、自分らしく、中野の悲壮感を視聴者の方に届けようと思いました。

― 今回の事件の原因を作った中野幸の中学生時代を演じられましたが、演じる際に意識したことはありますか?

今回は監督さんが「池田くんの思う中野を演じてください」と言ってくださいましたので、その言葉に応えるように自分自身で中野を大切に作り上げました。中野の孤独感を出すために、現場でも同年代の役者さんたちとあまりコミュニケーションを取らないようにしました。

また年齢も僕自身と近い設定なので、等身大の少年が抱える闇の部分を表現したく、台本を読み込むよりも鏡を見ながら表情の作り方を練習しました。とっつきにくそうな、近寄りがたい子にはしたくなかったので、目付きとか雰囲気を柔らかくするにはどうしたらいいかを研究しました。

池田優斗(左)(C)テレビ朝日
池田優斗(左)(C)テレビ朝日
― 事件の発端となったのがタイムカプセルでしたが、池田さんが10年後の自分にタイムカプセルを送るとしたら何を入れますか?

ありきたりではあるかもしれないですが手紙ですね。当時の自分らしさを手紙に盛り込みつつ、10年後の自分がクスって笑えるような内容を書きたいなと思います。

あとは思い出の品。写真とか小さい頃に好きで集めていた指人形とか入れます。

― 以前出演された『ここは今から倫理です。』に続き、本作も人気漫画の実写化になります。原作があるキャラクターを演じる面白さや難しさはありますか?

『ここは今から倫理です。』で演じた谷口恭一は、原作でも人物像がはっきりと描かれていたので、そこに近付けるように意識しましたが、今回の中野は、原作では現状まだあまり描かれていないキャラクターでした。

原作があるキャラクターは、自分自身を捨てて演じることが難しさであり、同時に面白さでもあると思います。実際にテレビで見たときに、自分ってこういう表情するんだと発見があり、見ていて面白いなと感じました。

― 衝撃の事実が発覚した第7話でしたが、最終話の見どころを教えてください。

1話から怒涛の展開で、特に7話は衝撃の展開もあり、僕自身も早く最終話の台本が読みたいと感じていました。最終話は、これまでの林遣都さんが中野だったと判明したことで、今までの行動の意図がわかり、伏線がたくさん回収されていく回だと思います。

また『愛しい嘘~優しい闇~』というドラマタイトルにマッチした展開になっています。家族や身近な人を大切にしたいと思えるようなラストになっていますのでぜひご覧ください!

(modelpress編集部)

◆池田優斗(いけだ・ゆうと)プロフィール

埼玉県出身。2005年6月25日生まれ(16歳・高校1年生)。5歳の頃から子役として本格的に活動開始。近年の主な出演作にNHK『ここは今から倫理です。』、CX『青のSP―学校内警察・嶋田隆平―』があり同時期レギュラーで地味な生徒とやんちゃな生徒役を演じ、CX『監察医 朝顔』では双子の兄弟一人二役に挑戦。他NTV「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」3話、MBS『トーキョー製麺所』4話など。

映画は『ひとよ』(白石和彌監督)、『糸』(瀬々敬久監督)、『滑走路』(大庭功睦監督)、『キャラクター』(永井聡監督)などに出演し、ディズニー&ピクサー作品『あの夏のルカ』『アルベルトの手紙』でアルベルト役(日本版声優)を務める。ドラマ・映画と幅広く活動している実力派俳優。

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