神木隆之介「らんまん」主演決定 窪田正孝・玉山鉄二ら朝ドラ彩った“男性主人公”たち


【モデルプレス=2022/02/02】2023年度前期のNHK連続テレビ小説『らんまん』で、俳優の神木隆之介が主演を務めることが決定。窪田正孝が主演を務めた2020年度前期放送「エール」以来となる、男性が主人公の朝ドラに注目が集まっている。

窪田正孝、神木隆之介、 玉山鉄二 (C)モデルプレス
窪田正孝、神木隆之介、 玉山鉄二 (C)モデルプレス
◆窪田正孝主演「エール」

“朝ドラヒロイン”が若手女優の登竜門となっているように、連続テレビ小説といえば女性が主人公となる物語が圧倒的に多い。

そんな中でも近年では、窪田正孝主演で作曲家・古山裕一を主人公に描いた第102作「エール」が2020年に放送。同作は福島で代々続く老舗呉服屋の長男で、昭和という激動の時代に人々の心に寄り添う曲の数々を生み出した主人公と、その妻の関内音(二階堂ふみ)の、音楽とともに生きた夫婦の物語を描いた。

 窪田正孝(C)モデルプレス
窪田正孝(C)モデルプレス
同作は新型コロナウイルスによる撮影休止という、前代未聞の事態に見舞われつつも、平均視聴率20.1%、最終回は21.8%(関東地区)という好評ぶりを見せ、窪田は同作で「東京ドラマアウォード2021」主演男優賞を受賞した。

◆玉山鉄二&シャーロット・ケイト・フォックス「マッサン」

 玉山鉄二 (C)モデルプレス
玉山鉄二 (C)モデルプレス
シャーロット・ケイト・フォックス(C)モデルプレス
シャーロット・ケイト・フォックス(C)モデルプレス
また2014年度後期放送の第91作「マッサン」では、玉山鉄二とシャーロット・ケイト・フォックスが夫婦で主人公役に。

ウイスキーがつくりたいのにつくれない“夢に生きる不器用な日本男児”マッサンと、日本人になろうとするがなれない“大阪弁を話す気品あふれるスコットランド人の妻”エリーが織りなす夫婦の奮闘記は大いに話題に。初の海外女優をヒロインに起用したことでも注目された。

同作は平均視聴率21.1%、最終回23.2%(関東地区)の高視聴率を記録。妻役を演じたシャーロットも注目を浴び、同作後、初のブロードウェイミュージカル主演に抜てきされるなど話題となった。

◆第1作目「娘と私」も

そのほか過去には、三国一夫が主演をつとめ、中江有里・菅野美穂がWヒロインを演じた第53作「走らんか!」(1994~1995年)、田中実主演の第44作「凛凛と」(1990年)、岡野進一郎主演の第35作「いちばん太鼓」(1985年~1986年)、新藤栄作主演の第33作「心はいつもラムネ色」(1984~1985年)、榎木孝明主演の第32作「ロマンス」(1984年)など。

また記念すべき第1作目、北沢彪主演の「娘と私」(1961年)も、男性の主人公が一人娘の成長を見守る物語だった。

神木隆之介(C)モデルプレス
神木隆之介(C)モデルプレス
今回神木が主演をつとめる「らんまん」は、日本の植物学の父・牧野富太郎がモデル。激動の時代の渦中で、ただひたすらに愛する草花と向き合い続けた、ある植物学者の波乱万丈の物語だ。

時代は明治維新から激動の大正・昭和そして未曽有の敗戦へ―。そんな混乱の時代の渦中で、ただひたすら愛する草花と向き合い、明るいまなざしで生命の多様性を肯定し続けた牧野富太郎の生涯。彼の喜びと感動に満ちた人生を描く朝ドラは、不安と混迷の時代を生きる現代のわれわれに前を向く勇気を与えてくれることだろう。

夫婦愛、家族愛など周辺人物との関係性にもスポットライトが当たる朝ドラ。神木と共に注目を集めるであろう共演キャストにも大いに期待したい。(modelpress編集部)



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