2021「今年の顔」発表 清原果耶・坂口健太郎・有村架純・なにわ男子ら14組【モデルプレス独自調査】


【モデルプレス=2021/12/01】年末恒例、女性向けエンタメ&ライフスタイルニュースサイト「モデルプレス」が選ぶ「今年の顔」。単なる人気投票ではなく、読者から寄せられた説得力ある声を参考に、モデルプレス編集部の審査、2021年の「モデルプレス」内での記事露出回数などを加味し、14組を発表する。

「モデルプレスが選ぶ 今年の顔 2021」/(上段左から)山田裕貴、坂口健太郎、清原果耶、有村架純、阿部寛(中段左から)えなこ、渋谷凪咲、山下美月、堀米雄斗選手、SKY-HI(下段左から)Ado、BTS、コムドット/堀米雄斗選手(Photo by Getty Images)Ado(提供写真)BTS(C)BIGHIT MUSIC ほか(C)モデルプレス
「モデルプレスが選ぶ 今年の顔 2021」/(上段左から)山田裕貴、坂口健太郎、清原果耶、有村架純、阿部寛(中段左から)えなこ、渋谷凪咲、山下美月、堀米雄斗選手、SKY-HI(下段左から)Ado、BTS、コムドット/堀米雄斗選手(Photo by Getty Images)Ado(提供写真)BTS(C)BIGHIT MUSIC ほか(C)モデルプレス
◆「モデルプレスが選ぶ 今年の顔 2021」選考基準

【1】読者アンケート「あなたが“2021年の顔”だと思う人物は?」の結果
(調査期間:2021年11月1日~16日)

【2】モデルプレス編集部30人の目利きによる審査

【3】2021年のモデルプレス内での記事露出回数

以上の3点を基準に、14組を「モデルプレスが選ぶ 今年の顔」として選出した。

◆「モデルプレスが選ぶ 今年の顔 2021」総評

「モデルプレスが選ぶ 今年の顔 2021」(C)モデルプレス
「モデルプレスが選ぶ 今年の顔 2021」(C)モデルプレス
今年も多数のヒット作が生まれたテレビドラマ。なかでも毎朝関連ワードがTwitterのトレンドに入るなど、熱い視聴者に支えられたのがNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」。全登場人物の行く末に注目が集まる脚本、それに応える役者陣の演技もさることながら、清原果耶と坂口健太郎の“菅モネ”コンビは常にその中心で人気を牽引した。

作品への評価だけにとどまらず、俳優・女優としてさらなる凄みを感じさせたのが、16年ぶりの続編で主演を務め大ヒットに導いた「ドラゴン桜」の阿部寛、「花束みたいな恋をした」「るろうに剣心 最終章 The Beginning」など今年の邦画を語る上で欠かせない有村架純、「東京リベンジャーズ」をはじめ映画6本・ドラマ7本と見ない日がなかった山田裕貴。それぞれキャリアは申し分ないが、実直に芝居と向き合い続ける3人の想いが乗った言葉に、改めて多くの人が心を揺さぶられた。

アイドルからは11月に「初心LOVE(うぶらぶ)」でデビューし、怒涛のメディア露出で前線に名乗りを上げたジャニーズ所属のなにわ男子。そしてドラマ、バラエティでそれぞれ新たなファンを獲得した乃木坂46の山下美月とNMB48の渋谷凪咲の2人。“あざと可愛い”キャラでブレイクした山下は「じゃない方の彼女」など役者としてのオファーが続き、渋谷は“癒やし系毒舌キャラ”としてプロのお笑い芸人からも称賛される大喜利力で活躍の場を広げた。

音楽シーンでは、謎に包まれた現役女子高生の歌い手・Adoによる「うっせぇわ」が2021年新語・流行語大賞にノミネートされるほど共感を集め、AAAのラッパー・SKY-HIはオーディション「THE FIRST」から7人組ダンス&ボーカルグループ・BE:FIRSTを生み出して業界に一石を投じた。韓国カルチャーが世界で大きな波を起こす中「Butter」の大ヒットでBTSの影響力が一過性のものではなくなったことも特筆すべきだろう。

人々の興味、関心にジャンルの垣根がなくなってきた昨今。前代未聞の1ヶ月で15誌のグラビア表紙を飾ったコスプレイヤーのえなこ、東京オリンピックの新種目・スケートボード男子ストリートで金メダルを獲得した堀米雄斗選手、そして“地元ノリを全国へ”というスローガンを掲げ、同世代から圧倒的な支持を得た5人組YouTuber・コムドットも今年の顔に選出され、多種多様なラインナップとなった。

▼以下個別解説

◆【清原果耶】朝ドラ「おかえりモネ」が新たな代表作に 多彩な表情で物語に奥行き

清原果耶(C)モデルプレス
清原果耶(C)モデルプレス
NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」でヒロイン・永浦百音を務め上げた清原果耶。東日本大震災をテーマとした同作で、複雑なバックボーンを抱え、様々な登場人物のバランサーの役割も担った難役を、繊細な表現で見事に演じ切った。

特に19歳の彼女が中学3年生から26歳までを1人で演じたことや、物語の随所で見られた“静かに涙を流す”場面は視聴者の心をグッと掴み、老若男女に演技力の高さを知らしめたと言える。

山崎賢人、清原果耶(C)2021「夏への扉」製作委員会
山崎賢人、清原果耶(C)2021「夏への扉」製作委員会
しかし、清原が10代とは思えぬ堂々とした姿を見せたのは朝ドラだけにとどまらない。「花束みたいな恋をした」「まともじゃないのは君も一緒」「砕け散るところを見せてあげる」「夏への扉―キミのいる未来へ―」「護られなかった者たちへ」と映画出演も1年を通して途切れず、それぞれで確かな爪痕を残した。

清原果耶(C)モデルプレス
清原果耶(C)モデルプレス
10月には、女性ファッション誌「Seventeen」の専属モデルを卒業し、さらに女優としての勢いが加速する予感。近年数々の名作ラブストーリーを生み出しているTBS火10枠の来年1月期新ドラマ「ファイトソング」のヒロインにも決定しており、さらなる飛躍に期待が高まる。

<読者コメント>
・「とにかく演技が凄すぎた。また、朝ドラをはじめ、様々な映画での演技の振り幅にも驚かされたから」
・「今年公開の映画に多く出ており、何よりも朝ドラのヒロインを務め上げました。まだ10代と思えない演技力の素晴らしさに本当に感動しました」
・「『おかえりモネ』は受けとめる演技で好演。そして映画もW主演で『まともじゃないのは君も一緒』、ヒロインで『夏の扉』、重要な役で『護らなかった者たちへ』が2021年に公開。どの作品も素晴らしかった」

◆【坂口健太郎】「#俺たちの菅波」連日トレンド入り 滲み出る愛らしさに“沼落ち”続出

坂口健太郎(C)モデルプレス
坂口健太郎(C)モデルプレス
「おかえりモネ」と言えば、「#俺たちの菅波」がSNS上で異例のブームを巻き起こした坂口健太郎の存在も欠かせない。スマートなイケメンとはまさに正反対で、女心を理解していなかったり論理的すぎてめんどくさかったりと、ちょっぴり残念な一面も多々見せた菅波光太朗。しかし、そんな等身大の姿に母性本能をくすぐられる視聴者が続出し、“菅波沼”を拡大した。

百音に出会い徐々に成長していく様子が注目を集め、“菅モネ”カップル誕生時には朝から歓喜の声が殺到。制作側や坂口本人でさえ想像していなかったほどに人気を獲得し、最終回終了後もロスになる視聴者が相次いだ。

清野菜名、坂口健太郎/「婚姻届に判を捺しただけですが」第2話より(C)TBS
清野菜名、坂口健太郎/「婚姻届に判を捺しただけですが」第2話より(C)TBS
清野菜名、坂口健太郎/「婚姻届に判を捺しただけですが」第6話より(C)TBS
清野菜名、坂口健太郎/「婚姻届に判を捺しただけですが」第6話より(C)TBS
その勢いが途切れぬまま、現在放送中のTBS系「婚姻届に判を捺しただけですが」ではヒロインの相手役を好演。2022年春には小松菜奈とW主演を務める映画「余命10年」の公開も控えている。

どの作品でも愛されるキャラに仕上がるのは、坂口の確かな実力と役柄に向き合う真摯な姿勢があってこそ。これからもファンを飽きさせず、新たな一面を見せてくれることだろう。

<読者コメント>
・「今年一番顔を見ている俳優さん。『俺たちの菅波』現象を起こし、圧倒的支持を得て、SNSを席巻していた。演技力もビジュアルも文句無し」
・「コロナ禍の沈んだ気持ちを俺たちの菅波が支えてくれた」
・「半年間、毎朝のように日本中の女性を虜にした。セカンドブレイクの代表的存在だと思う」

◆【有村架純】「はな恋」「るろ剣」ヒット作に彼女あり “陰”の演技がさらに磨き

有村架純(C)モデルプレス
有村架純(C)モデルプレス
出演映画「花束みたいな恋をした」「るろうに剣心 最終章 The Beginning」の2作がどちらも大ヒットを記録し、今年の邦画を語るのに欠かせない存在となったのが有村架純。

誰もが直面する人生の岐路とともに段々とすれ違っていく男女の5年間を描いた「はな恋」では、多くの女性が自らと重ね合わせてしまう等身大のヒロインを演じた一方、幕末を舞台にした人気コミックの実写シリーズ「るろうに剣心」では主人公の現在を形成した重要な役を儚くも美しい存在感で体現。

菅田将暉、有村架純(C)2021「花束みたいな恋をした」製作委員会
菅田将暉、有村架純(C)2021「花束みたいな恋をした」製作委員会
有村架純(C)和月伸宏/ 集英社(C)2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」製作委員会
有村架純(C)和月伸宏/ 集英社(C)2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」製作委員会
「はな恋」の話題も冷めぬ中、菅田将暉と再共演した日本テレビ系ドラマ「コントが始まる」では、人生をリセットしひたすら“推し”にハマる女性をリアリティを持って熱演。現在は主演ドラマ「WOWOWオリジナルドラマ 前科者 -新米保護司・阿川佳代-」が放送中だ。

女優デビュー10周年を昨年迎え、元々評価が高かった陰の演技にさらに磨きがかかり、女優として一段上のステージに進んだ1年だった。

<読者コメント>
・「出ていた作品が全部ヒットしていたし、どの役も印象に残っています」
・「今年は色んな役を演じていて、どの作品にも違和感なく溶け込んでてすごいなと感じた。」
・「『るろうに剣心』の雪代巴役はプレッシャーもあったと思うが、映画館で観たときの存在感に圧倒されました」

◆【山田裕貴】役を生きるカメレオン俳優が“100役”達成「東リべ」で人気拡大

山田裕貴(C)モデルプレス
山田裕貴(C)モデルプレス
今年の実写映画で興行収入No.1ヒット作となった映画「東京リベンジャーズ」で幅広い層に人気を拡大させたのが山田裕貴。人気キャラ・龍宮寺堅(ドラケン)に抜擢され、髪を大胆に剃り上げ原作に限りなく近いビジュアルを実現。同世代俳優たちと原作ファンをも唸らせる映像を生み出した。

山田は今年1年で、映画6本(声優出演を含む)・ドラマ7本と驚異の活躍を見せ、演じた役柄が100を突破。1月期にはNHKよるドラ「ここは今から倫理です。」(主演)とカンテレ・フジテレビ系「青のSP-学校内警察・嶋田隆平-」の2作品で、“静と動”のような全く異なる役柄で視聴者を引き込み、7月期日本テレビ系「ハコヅメ」ではユーモア溢れる愛されキャラの刑事として脇を固めた。

山田裕貴(C)和久井健/講談社(C)2020 映画「東京リベンジャーズ」製作委員会
山田裕貴(C)和久井健/講談社(C)2020 映画「東京リベンジャーズ」製作委員会
永野芽郁、西野七瀬、戸田恵梨香、山田裕貴、三浦翔平 「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」最終話より(C)日本テレビ
永野芽郁、西野七瀬、戸田恵梨香、山田裕貴、三浦翔平 「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」最終話より(C)日本テレビ
2021年のエンタメを彩った山田だが、バラエティ番組やイベントでは親しみやすさ全開なのも魅力。謙虚な人柄は共演者やスタッフからも語られている。

年末にはドラマ「志村けんとドリフの大爆笑物語」で志村けんさん役を演じることも発表。どの作品でも“生きる”ように演じるカメレオン俳優ぶりを全国に知らしめた山田の表現に期待が高まる。

<読者コメント>
・「1月から12月まで毎月、連続ドラマ、新作映画、主演舞台と休みなく大活躍されて名前を聞かない日はないほどでした」
・「演技力・ビジュアルと共に人柄が素晴らしい。連続してのドラマ・映画出演はどれも好評価で原作ファンも納得させる実力がある」
・「『東京リベンジャーズ』で大ブレイクしてInstagramも今年100万人フォロワーを達成。ドラマの『ハコヅメ』でも山田タイムや足跡をしっかり残し、年末には志村けんの半生も演じる。主演の舞台も控えて今年に限らずここからさらに大きくなると確信しています」

◆【阿部寛】日曜劇場の帝王 16年ぶり「ドラゴン桜」で再び“桜木旋風”起こす

阿部寛(C)モデルプレス
阿部寛(C)モデルプレス
4月期に放送され、最終話の世帯平均視聴率(関東地区、ビデオリサーチ調べ)は20.4%と上半期連続ドラマで1位だったのがTBS系日曜劇場「ドラゴン桜」。2005年に放送された前作の15年後を描く続編で、前作同様東大クラスの生徒キャストに注目が集まったり、前作の豪華キャストが再集結したりと、3ヶ月間話題に事欠かなかった。

その中でも元暴走族の弁護士・桜木建二役の阿部の16年の時を全く感じさせないルックスは目を見張るものがあり、「バカとブスこそ、東大に行け!」など、キレキレの名言は令和世代の視聴者の心にも刺さった。

阿部寛「ドラゴン桜」第9話より(C)TBS
阿部寛「ドラゴン桜」第9話より(C)TBS
長澤まさみ、阿部寛「ドラゴン桜」第1話より(C)TBS
長澤まさみ、阿部寛「ドラゴン桜」第1話より(C)TBS
本作を含めると過去4回日曜劇場の主演を務めてきた阿部は、来年1月期「DCU」でも主演を務めることが決定しており、制作陣も視聴者も全幅の信頼を置いている。

<読者コメント>

・「桜木先生が16年経っても変わらなすぎてびっくり!『ドラゴン桜』での演技が周りでも話題でした」
・「出てる作品全て阿部寛さんに変わる人がいない!」
・「日曜劇場での存在感がすごい」

◆【山下美月】“あざと可愛い”キャラでブレイク 演技力への評価もうなぎのぼり

山下美月(C)モデルプレス
山下美月(C)モデルプレス
国民的アイドルグループ・乃木坂46のセンターという大役で幕を開けた今年は、グループの人気メンバーとして以上に、『山下美月』として認知度が広がりはじめる1年になった。きっかけはいくつもあるが、代表的なのは「あざとくて何が悪いの?」内の連続ドラマ企画。すでにファンから小悪魔なイメージが定着している中、“あざと可愛い”で魅了する大学生、というハマり役が新たな層にもリーチしブレイクを果たした。

濱田岳、山下美月(C)「じゃない方の彼女」製作委員会
濱田岳、山下美月(C)「じゃない方の彼女」製作委員会
山下美月(C)モデルプレス
山下美月(C)モデルプレス
さらにTBS系「着飾る恋には理由があって」でプライムタイムの連ドラにレギュラー出演し、Paraviオリジナルストーリー「着飾らない恋には理由があって」の主演で箔が付くと、今度はテレビ東京系「じゃない方の彼女」で天然魔性系女子大生役をゲット。視線で気持ちを表現する演技や、キスシーンも辞さない本気度に評価が高まっており、今後しばらくはオファーが途切れそうにない。

<読者コメント>
・「アイドルとしての活動ではセンターを務めてグループの顔として、また女優では今年2本のドラマに出演するなど、多方面での活躍が目覚ましい1年だったと思います!」
・「あざと連ドラや『じゃない方の彼女』などでヒロインとして抜擢され小悪魔キャラとして躍進したから」
・「立て続けにドラマに出演し、どちらも演技力が抜群だった」

◆【なにわ男子】全員センター級アイドル待望のデビュー 怒涛のメディア露出でお茶の間へ

西畑大吾、大西流星、道枝駿佑、高橋恭平、長尾謙杜、藤原丈一郎、大橋和也の7人で2018年10月に結成されたなにわ男子は、関西ジャニーズJr.時代からデビュー組に匹敵する活躍を見せ、今年7月28日(なにわの日)に行われた全国アリーナツアーにて念願のCDデビューをサプライズ発表。関西発のキラキラアイドルとして結成からわずか3年でCDデビューの夢を掴み、11月12日に「初心LOVE(うぶらぶ)」でデビューを果たした。

テレビ・ラジオ・雑誌など怒涛のメディアラッシュにとどまらず、「うぶらぶダンス」や「ちゅきちゅきポーズ」のほかメンバー考案のハッシュタグもSNSでバズり、トレンドを生み出すことで一気にお茶の間へと進出。華やかなビジュアルと個性豊かなキャラクターを持つ7人は全員センター級のスター性を秘めており、老若男女問わず人気が拡大。プロデューサー・関ジャニ∞大倉忠義の手腕もあり“国民的アイドル”への階段を駆け上がっていくだろう。

<読者コメント>
・「毎年Jr.とは思えないくらいの活躍だったけど、CDデビューによりメディアラッシュが凄まじく輝かしい1年だった」
・「デビュー付近では毎日テレビに出ていたし、街でもポスターや看板、広告などを目にする機会が多かったから」
・「王道アイドルのキラキラ感と、関西ならではのわちゃわちゃ感、両方を兼ね備えていて、デビューを機に知名度が上がりなにわちゃんにハマる人が増えた」

◆【渋谷凪咲】癒やし系毒舌キャラで大阪から全国へ 芸人顔負けの大喜利力

渋谷凪咲(C)モデルプレス
渋谷凪咲(C)モデルプレス
48グループの中で、バラエティタレントとして顕著に頭角を現しているのがNMB48の現役メンバーである渋谷凪咲。

2007年にR-1ぐらんぷりに出場するほど、元々お笑い好きである渋谷は、関西ですでに知られていた実力が、今年全国区に。ほんわかとした癒やし系の笑顔から繰り出される嫌味のない毒舌や、麒麟・川島明を始め、プロのお笑い芸人から「脅威」と称賛されるほどの大喜利力を武器に、下半期じわじわと全国ネットへの出演を増やし、競争の激しい女性タレントの一枠に収まった。

渋谷凪咲(C)モデルプレス
渋谷凪咲(C)モデルプレス
渋谷凪咲(C)モデルプレス
渋谷凪咲(C)モデルプレス
一見、良い意味で必死感が伝わってこない天才肌に見えるが、実は常日頃大喜利のネタをメモするなど、努力の人。10月からは初冠番組「~凪咲と芸人~3話マッチング」がスタート、読売テレビ・日本テレビ系音楽番組「ベストヒット歌謡祭2021」で披露された新曲「夢中人」ではセンターに抜擢と勢いに乗っている。

<読者コメント>
・「地上波の出演数(ローカル含めると400近い!)もすごいことですが、出演した番組番組でコメントなりボケなりチャレンジなり好結果を残し続けるタレントなんて今年1年どころかここ10年でも稀有な存在だと思います」
・「所属するNMB48の拠点である関西ではすでに“お笑い力No.1アイドル”として人気だったが、その人気が全国区になった2021年だったと思うから」
・「文句なしの露出度!関西を合わせるとほぼ毎日テレビで見ます。ほんわかした平和な笑いが今の世に合ってると思います。今売れている芸人さんたちと一緒に育ってきて親和性高いのもポイントです」

◆【コムドット】突如現れたイケメン5人組 YouTubeの枠超え初写真集も爆売れ

コムドット/(左から)ひゅうが、あむぎり、やまと、ゆうた、ゆうま (C)モデルプレス
コムドット/(左から)ひゅうが、あむぎり、やまと、ゆうた、ゆうま (C)モデルプレス
コムドット/(左から)ひゅうが、あむぎり、やまと、ゆうた、ゆうま (C)モデルプレス
コムドット/(左から)ひゅうが、あむぎり、やまと、ゆうた、ゆうま (C)モデルプレス
常にSNS世代の話題を持ち切りにしたYouTuberと言えばコムドット。春ごろから大きく名を広げ、約4ヶ月で登録者数を100万人から200万人に伸ばすなど、その勢いは凄まじく、視聴者人気投票に基づきランキングを発表する新番組「モデルプレスカウントダウン」(ABEMA SPECIAL2)で発表された「YouTuber影響力トレンドランキング」では1位に。

やまと、ゆうた、ひゅうが、ゆうま、あむぎりによって毎日投稿される、“地元”の友達ならではの空気感で繰り広げられるテンポの良い企画の数々が視聴者を飽きさせず。

コムドット初写真集通常版カバー/撮影:長山一樹(S-14)/講談社
コムドット初写真集通常版カバー/撮影:長山一樹(S-14)/講談社
その人気は動画投稿だけには留まらず「NYLON」「ViVi」と次々と女性誌の表紙に抜擢、そして2日に発売される初の写真集は発売前重版も決定。イケメンさも兼ね備えた彼らだからこそ成しうる、これまでのYouTuberとは一線を画す活躍が目立ち、現在は目標としている登録者数である300万人の目前まで来ている。

<読者コメント>
・「今年に入ってからのチャンネル登録者数の伸びが半端なくすごく、写真集などは発売前に重版が決まったり雑誌の表紙を飾ったりとYouTuberの方ではなかなか見られなかった記録が出ているなと思ったからです!」
・「有言実行する姿が印象的!若い子を筆頭に人気が凄まじいYouTuberだから」
・「300万人に向かって寝る間も惜しんで編集などを頑張っているし、様々な雑誌の表紙もやっているから」

◆【えなこ】グラビアで“えなこ売れ”連発 日本一のコスプレイヤー”がテレビにも進出

えなこ(C)モデルプレス
えなこ(C)モデルプレス
内閣府からクールジャパンアンバサダーに任命されるなど“日本一のコスプレイヤー”と称されるまで地位を確立したえなこだが、コスプレイヤーの枠を飛び出し、これまでリーチしてこなかった層にも存在が知れ渡った1年に。8月にはグラビア雑誌15誌の表紙を飾り“えなこ売れ”現象を巻き起こした。

えなこ(C)モデルプレス
えなこ(C)モデルプレス
えなこ(C)モデルプレス
えなこ(C)モデルプレス
コスプレイヤーとして初めてファッションショーにも出演したほか、テレビ大阪「えなこ×さらば森田の猫しか勝たん」などテレビ・CMへの露出も増え、バラエティ番組で年収が1億を超えたことなどを赤裸々に話すことでコスプレイヤーの地位向上に大きく貢献。

プロゲーマーけんきとの交際を報じられたことでも世間をざわつかせたが、報道を受け、自らSNSで堂々と交際を公表するというオープンな対応で好感度が上昇。コスプレ界を牽引するえなこの活躍はまだまだとどまるところを知らない。

<読者コメント>
・「コンビニでえなこを見ない日はなかった!雑誌は基本“えなこ買い”」
・「テレビにコスプレイヤーさんが出ていて釘付けに。動いていても可愛いしトークも面白い」
・「毎日と言っても過言ではないほど、テレビ・雑誌・CMなどで見ました!コスプレイヤーとしてどんどん活躍していてすごい」

◆【BTS】「Butter」が今年最多の全米1位 アジアから世界変えていく“BTSポップ”

BTS(V、SUGA、JIN、RM、JIMIN、JUNG KOOK、J-HOPE)/photo by Getty Images
BTS(V、SUGA、JIN、RM、JIMIN、JUNG KOOK、J-HOPE)/photo by Getty Images
昨年「Dynamite」でその名を世界に知らしめたBTS。今年はまず悲願のノミネートとなった「第63回グラミー賞」にて、初の単独パフォーマンスを披露。受賞は逃したが、5月リリースの「Butter」で彼らの影響力は一過性のものではないことを証明した。同曲は米ビルボード「HOT 100」で、今年最多の通算10回首位に君臨。日本でもSNSなどで拡散され“誰もが聞いたことのある”ほど大衆化したヒットソングに。

「イカゲーム」がNetflix史上最大のヒット作となるなど韓国カルチャーが大きな波を起こした今年、日本でもK-POPを聴いてこなかった層にBTSがさらに浸透したことを感じる年となった。

BTS/V、SUGA、JIN、JUNG KOOK、RM、JIMIN、J-HOPE(C)BIGHIT MUSIC
BTS/V、SUGA、JIN、JUNG KOOK、RM、JIMIN、J-HOPE(C)BIGHIT MUSIC
エド・シーランが手掛けた「Permission to Dance」ではコロナ後への希望を世界に提示。国連総会でのスピーチとパフォーマンス、コールドプレイとのコラボも、彼らの善良なパワーゆえに声がかかったものだ。マイケル・ジャクソンやザ・ビートルズのような世界を代表するアーティストの位置に、初めてアジアの少年たちが到達し音楽史を大きく塗り替えたのだ。

「2021 AMAs」でArtist of The Yearを受賞したBTS/photo by Getty Images
「2021 AMAs」でArtist of The Yearを受賞したBTS/photo by Getty Images
アメリカ三大音楽賞の1つ「2021 アメリカン・ミュージック・アワード」では大賞を受賞。熱狂の中、黄色い衣装で「Butter」を歌い上げ大トリを飾った。もはやK-POPとはくくれない、“BTSポップ”。バターのように世界中に染みわたるその無限の魅力と可能性は、あらゆるアイデンティティの、全ての世代に希望を与え続けている。

<読者コメント>
・「『Dynamite』『Butter』と立て続き、新しくファンになった人がとても多かった。芸能界でもファンを公言する人が増えたのが印象的」
・「何を見ていても『Butter』を聞いたし、影響力のある人たちが続々とカバーを披露していた」
・「国連でのスピーチやパフォーマンスがとても印象的で、世界を代表する存在なんだと実感した」

◆【Ado】「うっせぇわ」に全世代が共感 声だけ露出の代表格

Ado(提供写真)
Ado(提供写真)
ボカロP・syudou制作のメジャーデビュー曲「うっせぇわ」で音楽シーンを席巻したAdo。“17歳最後の日”に現役女子高生の歌い手がリリースした同曲は、YouTubeに始まりTikTokなどのSNSで拡散。年始にSpotifyのVIRAL50チャートで首位に躍り出ると、注目度の高さからテレビ朝日系「ミュージックステーション」に電話出演。その勢いで“知らない人はいない”曲となり、3月にはBillboard Japan Hot 100にて総合1位を獲得。今年の日本を象徴するヒット曲となった。

凝り固まったオトナたちに「うっせぇわ!」と怒りをぶつける歌詞は、ストレスと共に生きるしかないZ世代の心の叫びに共鳴。また、その叫びを清々しいほど激しく表現することでキャッチーさにも繋がり、小学生から大人世代までが口ずさむ曲に。2021年新語・流行語大賞にもノミネートされた。

Ado「うっせぇわ」ジャケット(提供写真)
Ado「うっせぇわ」ジャケット(提供写真)
顔出しをせず、声だけで様々なメディアに登場するミステリアスながら画期的な活動の仕方も話題に。情報番組やバラエティでインタビューに応じるだけでなく、テレビ朝日系ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」にも声で出演。これまでにない形で注目を浴びるネオスターが誕生した。

<読者コメント>
・「常に『うっせぇわ』が聞こえてきて、子どもも口ずさんでいた。今年と言えば『うっせぇわ』しか思い浮かばない!」
・「顔を出さないミステリアスな雰囲気で現役女子高生。すごい歌手が出現したと思いました」
・「歌詞は刺さるし、曲もかっこいいし、歌もうまくて大好きです」

◆【SKY-HI】「THE FIRST」仕掛け人 “才能を殺さない”手腕に脚光

SKY-HI(提供写真)
SKY-HI(提供写真)
「THE FIRST」(提供写真)
「THE FIRST」(提供写真)
7人組ダンス&ボーカルグループ・BE:FIRSTが誕生するきっかけとなった「THE FIRST」を自らの1億円投資によって主催したのは他でもないSKY-HI。

AAAのラッパーとして確かなポジションを確立しつつ「才能を殺さない為に」と今年はプロデューサーとして新たな顔を見せた。その敏腕っぷりと卓越した楽曲センス、そして候補者に“名言”を与えていく姿は“日本版J.Y.Park”という声も。

SKY-HI(C)モデルプレス
SKY-HI(C)モデルプレス
そしてBE:FIRSTが所属する新会社・BMSGも立ち上げ、CEOとしての側面も発揮。今後の日本のエンタメ業界に大きな影響を与えたJ-POP革命家の1人だ。

<読者コメント>
・「アーティストとしても活動している最中に、自分で1億円を出し、会社立ち上げ間もない中でボーイズグループのオーディションをこなしてしまうハイスペックさと完璧なところが他には真似できないスターだと思った」
・「自腹一億円でのオーディション実施というチャレンジとそれをエンタメに昇華して視聴者に夢を与えてくれた」
・「エンタメ業界のみならず、クラファンで経済界や幅広い界隈で話題になったから」

◆【堀米雄斗】東京五輪が生んだ令和のヒーロー 話題席巻の“ゴン攻め”スケボー王者

堀米雄斗選手/Photo by Getty Images
堀米雄斗選手/Photo by Getty Images
東京オリンピックの新種目・スケートボード男子ストリートで金メダルを獲得した堀米雄斗選手。若者世代に人気のエクストリームスポーツが新種目として数多く採用された中、計5つのメダルをもたらしたスケートボードは特に東京大会を象徴する種目の1つだ。新語・流行語大賞にノミネートされた瀬尻稜氏の「ゴン攻め」「ビッタビタ」といった斬新な解説もあいまって、日本中がスケボーフィーバーに湧いた。

アメリカのストリートカルチャーの中で生まれたスケートボード。順位を競い合うだけではなく、根底にはお互いを認め合って楽しむというスピリットが流れる。またInstagramやYouTubeを土壌に作品として注目を浴びるという、アーバンスポーツならではの一面も。

堀米雄斗選手/Photo by Getty Images
堀米雄斗選手/Photo by Getty Images
日本では“不良”といったマイナスイメージさえあったスケートボードだが、堀米選手らの活躍はその価値観をひっくり返すだけでなく、オリンピックに新たな可能性をもたらし、コロナ禍の混沌とした日本を一筋の光で照らしてくれた。

<読者コメント>
・「東京オリンピックで一番沸いたのが堀米くんの金メダルでした!」
・「金メダリストでインスタフォロワー100万以上、アメリカで大注目されています」
・「『ゴン攻め』も色んな所で流行ったし、オリンピックの影響でスケボーブームがすごかったので」

(modelpress編集部)

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