意外とできやすい背中ニキビの正しいケア方法


【美容・ニキビ/モデルプレス】気付いたら背中にできている「背中ニキビ」。普段目につかない場所なので、悪化しやすく、気づいた時には手遅れで、背中にポツポツと赤い跡が残ってしまった!なんてことにもなりかねません。そこで今回はピーリングや化粧水など、日頃からお風呂でできるケアと予防策をご紹介します。

意外とできやすい背中ニキビの正しいケア方法(photo by bedya/Fotolia)
意外とできやすい背中ニキビの正しいケア方法(photo by bedya/Fotolia)
◆背中ニキビの原因

背中ニキビの主な原因は、過度のストレスや睡眠不足、生理などの影響によってホルモンバランスが乱れ、体内の皮脂分泌を促す男性ホルモンが過剰に分泌されてしまうこと。

これにより「角栓の発生」、「毛穴の縮小」が引き起こされ、背中に限らず顔やデコルテラインにもニキビができやすくなってしまうのです。

また、シャンプーやリンス、ボディソープのすすぎ残しや、お風呂でナイロンタオルで強くこするなど、刺激になってしまうことも背中にきびの原因に。

◆背中ニキビの正しい改善策

正しいケアが大切(Photo by Syda Productions)
正しいケアが大切(Photo by Syda Productions)
背中ニキビの改善ポイントは、「古い角質を取り除き、過剰な皮脂が出ないようにする」ことです。

そこで主な改善策を3つご紹介します。

〈ピーリングで改善〉
ピーリングは、不要な角質や皮脂汚れ等を取り除き、たまりにくくする作用があるので、背中ニキビの改善、予防になります。

ピーリングを行う場合は、「AHA」と呼ばれるフルーツ酸を配合した石鹸が、肌に優しく負担がかからずに、肌表面に溜まった古い角質を取り除けるのでおすすめですよ。

〈化粧水で改善〉
背中ニキビ改善には、炎症を抑える効果や、過剰な皮脂を抑制する効果のある「ビタミンC誘導体」、肌を柔らかくしながら水分を肌に与えて、毛穴の詰まりを解消する効果のある「ヒアルロン酸」や「コラーゲン」などの「保湿成分」配合の化粧水がおすすめです。

一方で、背中に過剰な油分を与えて毛穴を詰まらせる原因になるような、油分が多い乳液やクリームは避けたほうが良いですよ。

〈皮膚科できちんと治す〉
背中全面に発生していたり、痛みを伴う炎症を起こしたにきびの場合は、ニキビ自体が悪化しており、自宅での改善が難しいので、皮膚科専門医を受診したほうが良いです。

◆背中ニキビの予防策

ニキビ予防にはビタミン補給を忘れずに(Photo by wavebreakmedia)
ニキビ予防にはビタミン補給を忘れずに(Photo by wavebreakmedia)
背中ニキビを起こさないためには、背中の過剰な皮脂や汚れをしっかり落として清潔にすることが大切です。

お風呂で体を洗う時に、必要以上の油分が配合されていない固形石鹸で洗うようにしたり、体を洗う前にシャンプー、リンスを済ませたり、汗をかいたらこまめに拭くようにしましょう。

ニキビ予防で大切なことは、基本的に顔も背中も同じです。

背中は普段目につかない場所なので気付きにくいですが、悪化してからでは自己ケアが難しく、皮膚科に頼らなくてはなりません。

日頃からバランスの良い食事をとって、ビタミンをしっかり補給し、過剰な皮脂分泌を起こさないようにしましょうね。(modelpress編集部)

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