上白石萌歌、大役抜てきに「夢のよう」 2000人の前で初挑戦


【モデルプレス】2011年に行われた「第7回東宝シンデレラ」オーディションで最年少グランプリを獲得したモデルで女優の上白石萌歌が、大役に抜てきされた。

上白石萌歌、大役抜てきに「夢のよう」 2000人の前で初挑戦【モデルプレス】
上白石萌歌、大役抜てきに「夢のよう」 2000人の前で初挑戦【モデルプレス】
来年1月30日に開催される「山田和樹 マーラー・ツィクルス 第4回」への出演が決定。本公演は、世界が注目する日本若手ナンバーワン指揮者の山田和樹氏が挑む、初めての全曲演奏会。山田氏が2012年に正指揮者に就任した日本フィルハーモニー交響楽団と共演する。

上白石は、全9日程あるうちの、4公演目に登場。日本の代表的な作曲家である武満徹氏が作曲した、『系図―若い人たちのための音楽詩―』にナレーターとして出演し、オーケストラをバックに、2,000人の観客の前で25分間の暗唱を披露する。山田氏から直々にオファーを受け、今回の出演が決定した。

暗唱に挑むのは、谷川俊太郎氏の詩集『はだか』より、『むかしむかし』、『おじいちゃん』、『おばあちゃん』、『おとうさん』、『おかあさん』、『とおく』の6篇。

◆初挑戦に期待と不安「頭が真っ白になりそう」

クラシックの舞台に立つのは初となる上白石は、「小さな頃から大好きだった谷川俊太郎さんの詩を朗読できるなんて夢のようです!!谷川さんの独特な世界観を表現できるように精一杯がんばろうと思います!」と喜びいっぱい。オーケストラの演奏と共に、25分間の暗唱という挑戦については、「元音楽の教師をしていた母から、『萌歌もひとつの楽器として演奏しなきゃいけないんだよ』と言われ、背筋が伸びました。もともとあまり緊張はしない方ですが、2000人ものお客さんの前に立つと頭が真っ白になりそうです」と緊張を隠せないようだ。

本番に向け、これから練習に取り組んでいくこととなるが、「まず曲全体の流れをつかむために、曲の勉強から始めます。25分もある演奏を把握するのは大変ですが、時間をかけてじっくり取り組もうと思います。詩の朗読は、自分のイメージを大切にしながら練習していきます!」と、やる気は十分。最後に、「素敵な演奏と詩に合わせて自分らしさを発信できるといいなと思っています。皆さん是非、足をお運びください」とアピールした。

『系図―若い人たちのための音楽詩―』は、ニューヨーク・フィルハーモニックの創立150周年を記念して委嘱され、ニューヨーク・フィルハーモニックより英語版で1995年に世界初演。同年、小澤征爾氏指揮、サイトウ・キネン・オーケストラにより、当時15歳の女優・遠野凪子がナレーターとして出演、日本語版が初演された。

なお「山田和樹 マーラー・ツィクルス」は東京・Bunkamura オーチャードホールにて上演。(modelpress編集部)

■上白石萌歌(かみしらいし・もか)プロフィール
愛称:もか
生年月日:2000年2月28日
出身地:鹿児島県
身長:161cm
趣味:歌うこと、踊ること、詩を書くこと、サイクリング

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