佐藤健、雨の中ずぶ濡れで激走「護られなかった者たちへ」メイキング映像公開


【モデルプレス=2021/09/17】俳優の佐藤健が主演を務める映画『護られなかった者たちへ』(10月1日公開)のメイキング映像が公開された。

雨の中激走する佐藤健ら(C)2021映画「護られなかった者たちへ」製作委員会
雨の中激走する佐藤健ら(C)2021映画「護られなかった者たちへ」製作委員会
◆佐藤健が殺人事件の容疑者に 映画「護られなかった者たちへ」

「このミステリーがすごい!」受賞作家・中山七里の傑作小説を映画化した同作。連続殺人事件の容疑者として追われる主人公・利根役に佐藤、彼を追う刑事・笘篠役を阿部寛が演じるほか、清原果耶、倍賞美津子、吉岡秀隆、林遣都、永山瑛太、緒形直人など日本映画界最高峰の実力派キャストが集結した。

震災から10年目の仙台で発生した、連続“餓死”殺人事件を巡る第一級のヒューマン・ミステリーとなっている。

◆雨の中の疾走シーン メイキング公開

今回解禁されたのは、連続殺人事件の容疑者・利根(佐藤健)を、刑事・笘篠(阿部寛)、そして部下の蓮田(林遣都)が雨の中全速力で追いかけるシーンのメイキング映像。本編の中でも、苫篠と蓮田が利根に初めて接触する、緊張感高まる場面だ。現場では「もう一丁、まだ熱い画は撮れてないぞ!」と瀬々監督から声が上がるなど、熱気あふれる撮影となった。

キャストとスタッフを悩ませたのは当日の雨。瀬々監督の中では雨の中で撮るつもりはなかったが、スケジュール的にもあとがなく、全身ずぶぬれになりながら、幾度も繰り返し走る佐藤、阿部、林。必死でついていく撮影隊。苫篠が利根を見つけて走り始めるシーン、長い歩道橋でひたすら走り続け追いかけるシーン、歩道橋を降りてから住宅街へと続くシーンと、長距離走り続けるカットが繰り返し撮影された。

このシーンの撮影は佐藤と阿部も相当堪えたようで、佐藤は「長いんですよ、距離が(笑)。結構何回もやりましたから。雨も降っていて疲れました」と話し、阿部も「雨の中1日中、林君と何十本も200m以上のダッシュをしたのですが、20年ぶりくらいに全速力で走って、結構(体力が)もったので、自分の中ではちょっと嬉しかったです(笑)」と撮影を振り返った。(modelpress編集部)

◆「護られなかった者たちへ」|ストーリー

全身を縛られたまま“餓死”させられるという不可解な連続殺人事件が発生。捜査線上に浮かび上がったのは、過去に起こした事件で服役し、出所したばかりの利根という男。刑事の笘篠は利根を追い詰めていくが、決定的な確証がつかめないまま、第三の事件が起きようとしていた―。なぜ、このような無残な殺し方をしたのか?利根の過去に何があったのか?さまざまな想いが交錯する中、やがて事件の裏に隠された、切なくも衝撃の真実が明らかになっていく―。


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