福山雅治&柴咲コウ「ガリレオ」映画第3弾「沈黙のパレード」製作決定


【モデルプレス=2021/07/15】俳優で歌手の福山雅治が主演を務める、『ガリレオ』の映画化第3弾『沈黙のパレード』(2022年公開予定)の製作が決定した。

(左から)柴咲コウ、福山雅治、北村一輝(提供写真)
(左から)柴咲コウ、福山雅治、北村一輝(提供写真)
◆「ガリレオ」映画化第3弾決定

「容疑者xの献身」ポスタービジュアル(C)2008 フジテレビジョン アミューズ S・D・P FNS27社
「容疑者xの献身」ポスタービジュアル(C)2008 フジテレビジョン アミューズ S・D・P FNS27社
2007年、フジテレビ月9枠で放送された連続ドラマ『ガリレオ』(第1シーズン)。変人でありながら天才的な頭脳を持つ物理学者・湯川学を演じた福山の見事なまでの好演が反響を呼び、平均視聴率21.9%という異例の高視聴率を獲得。さらに翌年2008年公開された映画『容疑者xの献身』は興行収入49.2億円のヒットを記録した。

「真夏の方程式」ポスタービジュアル(C)2013 フジテレビジョン アミューズ 文藝春秋 FNS27社
「真夏の方程式」ポスタービジュアル(C)2013 フジテレビジョン アミューズ 文藝春秋 FNS27社
それから5年後、連続ドラマ『ガリレオ』(第2シーズン)が放送。初回から4週連続20%越えの驚異的な数字を叩き出した。その後2013年6月には映画化第2弾となる『真夏の方程式』が公開となり、興行収入33.1億円のヒットを記録し、その年の興行収入邦画実写NO.1を樹立。そして、この度満を持して『ガリレオ』映画化第3弾となる『沈黙のパレード』の製作が決定した。

◆福山雅治・柴咲コウ・北村一輝ら出演決定

主演は、アーティストとしても俳優としても第一線で活躍し、常に挑戦し続ける福山。昨年、デビュー30周年を迎え、オリジナルアルバム『AKIRA』を発表。シンガーソングライターとして確固たるキャリアを築きながら、是枝裕和監督作品『そして父になる』(2013年)、『三度目の殺人』(2017年)、大根仁監督作品『SCOOP!』(2016年)、ジョン・ウー監督作品『マンハント』(2018年)、岩井俊二監督作品『ラストレター』(2020年)と名だたる名匠とダッグを組み、俳優としての新境地に果敢にトライを続ける福山が、再び不可思議な事件を科学的な検証と推理で見事解決していく天才物理学者・湯川学を演じる。映画主演は、『マチネの終わりに』(2019年)以来、3年ぶりとなる。

共演は、柴咲コウ。ガリレオファンの中でも人気を放ち、警視庁捜査一課の刑事であり、草薙の部下で、理論よりも自らの直感や感情を信じて行動する、正義感あふれる熱血タイプの内海薫が、スクリーンに戻ってくる。本作の見どころのひとつでもある、湯川と内海の、性格が全く違うことで際立つコミカルなやりとりも再びスクリーンで見ることが出来る。

そして、湯川の大学時代の同期で、ガリレオシリーズを支えてきた北村一輝演じる草薙俊平もスクリーンに戻ってくる。本作では、かつて草薙が担当した少女殺害事件で無罪となった男が、新たな事件で容疑者として浮かび上がってくることから物語が始まる。アメリカから帰国し、教授となった湯川と草薙のさりげない友情、絆が本作でも強く描かれる。

◆原作は6年ぶりとなる最新刊「沈黙のパレード」

原作は、ベストセラー作家・東野圭吾の累計1400万部を超えるガリレオシリーズ『沈黙のパレード』。2018年に発刊され、シリーズとしては6年ぶりとなるファン待望の最新刊。極上ミステリーでありながら、すべての登場人物に温かな眼差しを向け描かれた繊細な人間模様は、感動的な人間ドラマへと昇華していく。

監督は、『容疑者xの献身』(2008年)、『アマルフィ 女神の報酬』(2011年)、『真夏の方程式』(2013年)、『昼顔』(2017年)、『マチネの終わりに』(2019年)と数々のヒット作品を世に送り出し、骨太かつダイナミックなディレクションに定評がある、人間ドラマの名手・西谷弘が務める。

撮影は、今月7月上旬からクランクインし9月頭にクランクアップ予定。公開は来年2022年を予定している。(modelpress編集部)

◆福山雅治(湯川学)コメント

福山個人としては、草薙と薫に会えるのをずっと心待ちにしていました。しかし湯川としては…またやっかいな2人と再会したな…、と思っているかと(笑)。小さな街で起こった悲し過ぎる事件。関わった人たちすべてが被害者であり、加害者でもある。『沈黙のパレード』という東野先生が世に送り出した極上のミステリーの実写化。この高いハードルかつ挑みがいのある難問に、我々はどういう最適解を導き出すのか。僕も湯川と共に今作の映画化における極上のエンターテイメントを探究したいと思います。

◆柴咲コウ(内海薫)コメント

湯川先生、草薙さん、薫。時は流れ、それぞれの道を歩んでいたであろう登場人物たち。しかしきっと、昔と変わらないそこはかとない安心感と絆を味わえるのだろうと。彼らとまた再会できること、チーム・ガリレオでまた撮影ができることを楽しみにしています。

◆北村一輝(草薙俊平)コメント

早いもので、「シーズン1」から14年も経つのですね。今までの集大成となるような今作には懐かしいレギュラー陣に加え、豪華キャストが揃います。湯川と草薙の友情があってこその今回の物語、全力で取り組みたいと思います。

◆西谷弘(監督)コメント

実に8年ぶりの再会だな。3人とも元気にしているか?湯川よ、NY帰りと聞いたが奇人変人ぶりは健在か?草薙よ、加熱式タバコに変えたようだが息切れしているのではないだろうな。内海よ、捜査一課復帰おめでとう。強気の眼光に衰えはないか?久しぶりの再会を懐かしんでる暇はないぞ。戦いの火蓋は切られた。

◆東野圭吾(原作)コメント

『沈黙のパレード』の映画化が決まり、とても喜んでおります。福山さんの湯川はもちろんのこと、北村さんの草薙、そして柴咲さんの内海薫に再会できると思うと、それだけでワクワクします。コロナ禍で大変だと思いますが、無事に撮影を終えられることを心から祈っております。

◆ストーリー

アメリカ帰りの物理学者・湯川学(福山)のもとに、警視庁捜査一課の刑事・内海薫(柴咲)が相談にやってきた。突然行方不明になった町の人気娘が、数年後に遺体となって発見され、容疑者は、湯川と大学時代の同期で内海の先輩刑事・草薙俊平(北村)がかつて担当した少女殺害事件で無罪となった男だった。だが今回も証拠不十分で釈放されてしまう。

その男が娘の住んでいた町に戻り、堂々と遺族たちの前に現れ、彼らを挑発したことで、町全体を憎悪の空気が覆う。そして、秋祭りのパレード当日、その男が死んだ。男を殺害する動機のある者には全員アリバイがあり、死因も不明。この超難問に、湯川、内海、草薙の三人が挑む。

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