NCT 127ユウタ、エンタメ界で刺激を受ける人物は?“夢に一歩踏み出す”ためのアドバイスも<インタビュー後編>


【モデルプレス=2021/04/10】ボーイズグループ・NCT 127(読み:エヌシーティー イチニナナ)の日本人メンバー・ユウタにインタビュー。後編では、世界中から支持を集めるアーティストとして自分の現状に思うこと、今後の目標を聞いた。

NCT 127ユウタ (提供写真)
NCT 127ユウタ (提供写真)

高校1年生の時に単身韓国へ渡り、BoAや東方神起も所属する韓国の大手芸能事務所、SM ENTERTAINMENTのボーイズグループ”NCT 127“の一員として活動をしているユウタ。なだたるアーティストが名を連ねる同事務所から、“日本人として初めて”デビューメンバーに抜擢された逸材でもある。K-POPブームの昨今、彼の所属する“NCT 127”も米ビルボードのメインチャートBillboard200で5位を獲得するなど世界規模で活躍。ユウタのInstagramアカウントのコメント欄には様々な言語の応援コメントがならび、日本を代表するワールドスターとしてさらなる飛躍が期待される。

― 世界中から熱狂的な支持を受けているNCTのみなさんですが、ユウタさんがご自身にまだ足りないと感じる部分はありますか?

ユウタ:緊張感です。経験が増えてできることが増えたり、表現が豊かになったり、いい意味での余裕を持てたりなど、いいことの方が多いですが、どうしても緊張感を維持するということ、メリハリをつけることがおろそかになってしまうことがあります。経験したものを糧にさらに進んでいくためにはとても大事な要素だと思っています。

― メンバー以外に、同じエンタメ界で活躍する方の中で刺激を受けている方はいらっしゃいますか?

ユウタ:HYDEさんは昔から影響を受け続けていますね。やっぱりかっこいい!と、いつ見ても思います。王道ではありますがThe Weekndや、メンバーのマークの影響でJustin Bieberもポイントポイントでチェックしよう、と思うアーティストです。アーティストとして魅力的というだけでなく、生き様だったり、挑戦していることだったりをみると奮い立たされますね。

― NCTのユウタと、一人の青年・中本悠太の違いはありますか?どのようにバランスを保っているのでしょうか。

ユウタ:それは誰しもあると思います。学校にいる時の自分や、仕事場での自分と、家にいる時の自分が違うと思うんですね。そういう意味での違いは確実にあります(笑)。アーティストとして、本当はこうしたい、だったり、こうしてみようかな、という部分があっても、NCT 127というグループとしてはそれが違ったり、自分が思う表現じゃないものの方が結果魅力的だったりすることもあります。それはジレンマではなく、そうであるからこそ、より僕自身もグループも高められると思っています。中本悠太がいて、アーティストのユウタがいて、お互いを客観的に見ながら成長させられると思うので、バランスを取るというよりは相乗効果を生み出せるので切磋琢磨している感じですかね。

― いち早く始めた個人Instagramだけでなく、日本でのラジオDJなど様々な新たなことに挑戦されています。今後挑戦したいことはありますか?目標があればお聞かせください。

ユウタ:作曲もしてみたいですし、演技もしてみたいです。具体的な目標があるというわけではなく、経験として色々やってみたいと思っています。やってみないとわからないですし、そこから目標が生まれると思います。

― ご家族に内緒でオーディションを受け、16歳で単身韓国に渡ったとお伺いしました。自信や情熱を持ち道を切り拓いていける方だとお見受けしますが、夢のために一歩踏み出せない人へアドバイスをお願いします。

ユウタ:「夢に挑戦する」というとすごく重たくて大きなものに感じてしまうと思います。僕も韓国に初めて行くときに、もし失敗したとしても、やらなかった方が後悔するし、失敗したとしても何かには役に立つ、違う経験に役に立つはずだと思って挑戦しました。

一点集中する気概は大事だと思いますが、その周りにある余白も見るようにしています。そこだけじゃなく、その周りにも可能性があるはずだから、一回そのポイントに踏み入って経験してみること、そうすればもっとよりよい道が開ける可能性が始まると思います。そのポイントだけに集中しすぎず、そこから広がる何かを期待してチャレンジしてみたらいいと思います。

― ありがとうございました。

(modelpress編集部)

◆ユウタ プロフィール

NCT 127ユウタ (提供写真)
NCT 127ユウタ (提供写真)
誕生日:1995年10月26日
出身:大阪府

なだたるアーティストが名を連ねる同事務所から、“日本人として初めて”デビューメンバーに抜擢された逸材。昨年12月よりInterFM897でスタートした冠番組「YUTA at Home」も、毎週番組ハッシュタグがTwitterトレンド入りする好調ぶりで「お笑い芸人の千鳥が大好き」「ラルク(L'Arc-en-Ciel)が大好き」と等身大に話し、K-POPスターの意外な一面も話題となっている。

◆NCT 127

 NCT 127 (提供写真)
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NCT 127 (提供写真)
<活動グループ、メンバー数の制限がない>という、新たな概念をもった、次世代グローバルグループ“NCT”。その中でも“NCT 127”は、日本・韓国・アメリカ・カナダと多様な国籍のメンバーで構成され、抜群のパフォーマンス力と表現力、そしてセンスの高い楽曲が各所で評価されている。NCTは「Neo Culture Technology(ネオカルチャーテクノロジー)」の頭文字、127は韓国ソウルの経度を表している。 2016年7月10日に韓国でデビュー(『NCT #127」リード曲『Fire Truck』)。2018年5月23日にJapan 1st Mini Album「Chain」で日本デビュー。


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