米津玄師、平成生まれのアーティスト初の快挙 芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞


【モデルプレス=2021/03/03】アーティストの米津玄師が、令和2年度(第71回)芸術選奨文部科学大臣新人賞(大衆芸能部門)を受賞。大衆芸能部門において、平成生まれのアーティストの新人賞受賞は初めての快挙となる。

米津玄師(提供写真)
米津玄師(提供写真)
芸術選奨文部科学大臣新人賞は文化庁が毎年度、芸術各分野において、優れた業績を挙げ、新生面を開いた人物に対して送られる賞となっており、令和2年度の大衆芸能部門の新人賞に米津が選ばれた。アルバム「STRAY SHEEP」において、「沈静化したポップス界の再活性化」を促したことが評価され、今回の受賞に至った。

2020年8月5日にリリースされたアルバム「STRAY SHEEP」は、CDの売上枚数と、デジタルダウンロードのDL数およびストリーミングの再生数を合計したセールスがダブルミリオンを突破し、今なお記録を更新し続けている。同年、3億5000万ユーザーを誇るオンラインゲーム「FORTNITE」での革新的なバーチャルライブの開催や、ユニクロとのコラボTシャツの販売、さらには世界的映画監督・是枝裕和が手掛けた「カナリヤ」MVの公開など、1年を通して様々な活動を展開。2020年度年間ランキングは今回の受賞を受け29冠を達成した。

米津の最新楽曲「ゆめうつつ」は日本テレビ「news zero」にて放送中。激動の1年を経て新たな歴史の1ページを刻もうとしている、米津の今後の活動にも注目が集まる。

◆米津玄師「芸術選奨文部科学大臣新人賞」贈呈理由

米津玄師/5thアルバム「STRAY SHEEP」(提供写真)
米津玄師/5thアルバム「STRAY SHEEP」(提供写真)
米津は2018年に発表され、ロング・ヒットとなった「Lemon」でその存在を広く知られ、Foorinへの提供曲「パプリカ」のヒットにより幅広いファンの支持を得た。ヒップ・ホップ的なセンス、歌謡曲的な要素を継承したメロディー、エレクトロニクスとアコースティックを融合させた斬新で充実した完成度の高い音楽性が評価され、アルバム「STRAY SHEEP」では新型コロナウイルス禍による混沌とした社会状況を反映した新曲も収録。沈静化したポップス界の再活性化を促す端緒となった。(modelpress編集部)

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