今年の大みそか「渋谷に来ないで」カウントダウン目的の来街自粛呼びかけ


【モデルプレス=2020/12/30】新型コロナウイルスが猛威を振るう中で迎える今年の年末年始。東京・渋谷区は、例年多くの若者が集まる新年のカウントダウンの瞬間について、感染拡大防止のため、渋谷に集まらないよう呼びかけている。

渋谷/photo by ぱくたそ
渋谷/photo by ぱくたそ
◆「渋谷に来ないで」カウントダウン目的の来街自粛呼びかけ

今年の年末31日は、渋谷駅に乗り入れている鉄道各社の終夜運転が中止となったほか、明治神宮においても終夜参拝の取りやめが決定。渋谷スクランブル交差点を中心とする年末カウントダウンイベントの中止も報告している。

25日には、区の公式サイトにて「年越しに向けて渋谷駅や渋谷スクランブル交差点周辺に人が集まったり滞留してしまうリスクを軽減するため、渋谷スクランブル交差点を取り囲んでいる大型ビジョンを管理する各社に対し、通常24時まで広告映像などが放映されているところを、23時で放映停止するよう新たに要請を行い、ご協力をいただくこととなりました」とスクランブル交差点付近の大型ビジョンでの放映も23時で停止することを発表。

「これらのさまざまな措置や対策により、今年の大晦日の渋谷駅、渋谷スクランブル交差点周辺におきましては、年越しの瞬間を祝ったり盛り上げるような要素は一切ありません」とし、「また、交通機関や初詣の状況も例年と異なるほか、天気予報では寒波の影響によりかなり冷え込むことも予想されていますので、カウントダウンを目的とする渋谷駅周辺への来街をぜひお控えくださいますよう、強くお願い申し上げます」とカウントダウン目的の来街を自粛するように伝えた。

また、渋谷駅周辺における報道機関の取材活動についても、結果的に人々の密集や騒ぎを助長する側面もあるとし、感染拡大防止に配慮した判断・対応を呼びかけている。(modelpress編集部)

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