GACKT、ROLANDとの新プロジェクト騒動を謝罪 経緯・今後の対処にも言及


【モデルプレス=2020/12/21】アーティストのGACKTが21日、自身のYouTubeチャンネル「がくちゃん」を更新。自身が関与していたプロジェクトでの騒動について言及した。

ROLAND、GACKT (C)モデルプレス
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◆GACKT、騒動の経緯説明

門りょう、ROLAND、GACKT (C)モデルプレス
門りょう、ROLAND、GACKT (C)モデルプレス
番組冒頭に「まず、初めに『G&R』を応援してくれたファンのみんな、こんなお知らせをすることがとても残念でなりません。今回、起きてしまった出来事そのものに非常に強い怒りを感じています」と話したGACKT。

同ブランドは、GACKTとプライベートでも親交の厚いカリスマホスト・ROLANDとの、女性を一流にするための共同プロジェクト。今月16日には、2人で公の場でプロジェクトを発表する機会もあった。

GACKT (C)モデルプレス
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「今回の流れと経緯についてすべて話したいと思います」と始め、今回のプロジェクトはGACKTとROLANDが2人でプライベートで話していたことがきっかけであったことや「話がまとまっていく中で、この話を聞きつけたdazzy社の社長が『ぜひ、自分たちにやらせてほしい』とオファーをしてきました」と発足の経緯を語ったGACKT。

さらに「当時のdazzy社の社長は自分で全ての現場を飛び回り、デザインのチェックから至る細かい商品のチェックまで、何もかも情熱的に手掛けていました。その行動力と情熱に打たれ『このプロジェクトを任せてみよう』と、そう決めました」と話した。

「ところが、この2年の間にdazzy社が急成長したことなどで、社長が現場に出ることも少なくなり、社員や若いデザイナーに全てを任せっきりにしているという話を耳にして、再三苦言を呈してきました。先日の記者会見も段取りが悪く、その前後で彼に対して『調子がいい時だからこそ、調子に乗るな。足元見て、きっちり仕事やれ』と。『本当、足元すくわれるぞ』とかなりきつい言葉で何度も話をして、その中で彼も初心に返り『自分自身で仕事をしっかり一から組み上げます。もう一回やり直します』と言葉をもらった矢先に、今回の問題が発覚しました」と問題が発覚したことに関しても事細かに明かした。

GACKT (C)モデルプレス
GACKT (C)モデルプレス
そして「僕とROLANDのブランドを立ち上げなければならないという強烈なプレッシャーから、1人のデザイナーが行き詰って、他社のデザインを模倣したと報告を聞いています。そしてその子が仕上げたデザインのごとく、僕らはそれをチェックし、採用し、そして製品化に至りました」と騒動の経緯を報告した。

◆GACKT、今後の対処にも言及

GACKT (C)モデルプレス
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また「今回の問題の解決については、商品の返金に応じたり販売中止にしたり、そのデザイナーをクビにしたり、僕らがこのプロジェクトをやめる事だけで問題が解決するとは、僕は思っていません。個人的には今回のプロジェクトの顔となった責任が自身にもある、と思っています。今回のことでがっかりさせてしまったファンには、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」と改めて謝罪したGACKT。

「ただ、失敗をしてしまった個人や会社を切り捨て非難するだけなら、非常に簡単なことで、それが根本的な解決になるとも思ってません。今、社会が1度の失敗ですべてゲームオーバーになるような風潮が少なからずあります。僕はその風潮があることで、これから新たに何かをチャレンジしようと思っている人の行動を阻害することにも繋がっているんじゃないのかなって、そう思っています」と話し、「大切なのはこの失敗をどういった形でリカバリーしていくのか、dazzy社が迷惑をかけた人たちに対しどう誠意を見せていくのか、どう会社として一から立て直していくのか、そのチャンスを僕は彼らに与えたいと、そう思っています」と自身の考えを明かした。

ROLAND (C)モデルプレス
ROLAND (C)モデルプレス
そして、今回プロジェクトを立ち上げたROLANDやGACKT自身、第1弾のランジェリープロデュース企画にディレクターとして関与していた“伝説のキャバ嬢”門りょうや、このプロジェクトを楽しみにしていたファンに対しどのようにdazzy社が誠意を見せていくのかを「僕自身、最後まで見届けようと、そう思っています。時間が掛かると思いますが、若い彼らを見捨てずに、サポートしていくのも先輩である僕の責務だと、そう感じています」と今後の対処についても話した。

最後には「今回はこのような形になってしまって、本当に申し訳ないです」と謝罪していた。(modelpress編集部)

GACKT (C)モデルプレス
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