香取慎吾、テレビ東京は「初心に帰る場所」33年前を回顧 中井貴一からバトンタッチ


【モデルプレス=2020/12/07】テレビ東京では6日、「共演NG」(毎週月曜よる10時~※7日最終回10分拡大)の最終回放送直前&「アノニマス~警視庁“指殺人”対策室」(2021年1月放送開始)の撮影スタート直前を記念し、各番組の主演である中井貴一と香取慎吾によるバトンタッチ・セレモニーを実施した。

バトンタッチ・セレモニーに出席した中井貴一、香取慎吾(C)テレビ東京
バトンタッチ・セレモニーに出席した中井貴一、香取慎吾(C)テレビ東京
◆中井貴一から香取慎吾へバトンタッチ

会場は「共演NG」で何度も登場した、テレビ東京のタレントロビー。

2人はかつて舞台でも共演したことがあり、中井曰く「よく知り合った仲」というだけあって、和気藹々とした雰囲気に包まれ、終始笑いの絶えないセレモニーとなった。

◆香取慎吾、33年前を回顧「お芝居が苦手な思いを作ったのもテレビ東京なんです(笑)」

民放ドラマ出演が5年ぶりとなる香取。

月曜10時枠のバトンを受け取る心境を聞かれると、「本当に信じられないですね」「テレビから離れていろんな他の仕事をやらせてもらってる中で、『昔、連ドラやったことあるよ』って思うぐらいだったのが、連続ドラマをまさかやらせてもらえるなんて…しかもテレビ東京で」と感慨深い様子。

同局のドラマ出演は1988年の「あぶない少年III」以来33年ぶりとなり、中井が「33年ぶりってほぼやってないに等しいじゃない!」と驚くと、香取は「本当は“初”と言いたかったのかもしれないけど、調べたら小学生ぐらいの時にやってたんですね」と説明し、「お芝居が苦手で緊張するんですけど、その苦手な思いを作ったのもテレビ東京なんです(笑)」と告白。

33年前はテレビ東京に向かうのが憂鬱だったこともあったそうで「学校と両立していたので日によって『今日は学校行くのつまんないからテレビ東京来て楽しいな』とか。『今日は学校に行きたいのに(テレ東に)来てるからスタジオ行くのイヤだな』っていうのも思い出すので、本当に初心に帰る場所ですね」と小学生当時を振り返った。

◆香取慎吾、中井貴一へ花束贈呈

香取からは「お疲れ様でした」と花束を贈呈し、長きにわたる撮影の労をねぎらった。一方、中井からは、激励として、リリー・フランキーデザインの「共演NG」グッズや自撮り用ライトをプレゼント。中井が「Tシャツを劇中で着て」と懇願するも、「(ドラマのテイストが)今喋ってるテンションと全然違うんですよ」と香取がやんわり断る一幕も…。そんなやりとりの中、スタッフも爆笑のエール交換となった。

続いて行なわれたメインイベントであるバトンタッチ・セレモニーでは、バトン代わりに局内にあった一番バトンに近いフォルムをした、テレビ東京のバナナ社員ナナナでバトンタッチを実施。

中井は「こういうとこなの。ちょっと古いでしょ!?それを新しいセレモニーのように言うのが…これがテレビ東京だと思ってもらったら、それがいいと思います!」とツッコミを入れていた。(modelpress編集部)

◆会見内容

進行:角谷暁子(テレビ東京アナウンサー)

― 中井さんは、明日いよいよ「共演NG」最終回、次週が特別編の放送ということですけれども、ここまで駆け抜けてきた今のお気持ちはいかがですか?

中井:今年は例年と違う状況になり、大変な撮影でしたけれども…再開するのもたぶんいろんな業種の中で一番最後に近かったんじゃないかと思います。でも今回のドラマは業界の話でしたので、非常にここら辺のスタジオをよく使わせていただきましたし、幸いなことに暑い夏でも室内での撮影が多くて、とても快適に仕事をさせていただきました。

香取:(「共演NG」を)見てます、もちろん!声に出して笑うことが多くて。やっぱりこの業界のお話で、本当に「あーこれあるある!」とか、今までドラマでは見たことないぐらいに「共演NG」な業界の世界を描いていて。でもその中でも描ききれないこともあるから面白いなあと思います。(印象に残ったシーンは)最近ですと、第5話で(先週の放送で)ポルシェに(鈴木)京香さんが入ってきた時の貴一さんの「ぁあああーーーっっ!」っていう声!あれもやっぱりああやろうと思ってやっていらっしゃるんですかね?

中井:英二というキャラクターってちょっとどっか怖がりっていうのを自分の中で作ってきているので…いきなり隣に乗られたら「んあッッーー」ってなるから!イメージの中での芝居…反射的に出る芝居です。

香取:実際にはかっこいいのに、貴一さんがこう(ちょっとコミカルに)「んぁあああーーーっっ!」って…あそこが大好きです!

― 香取さんは「アノニマス」が始まりますけれども、月曜10時枠のこのバトンを受け取られるお気持ちはいかがですか?

香取:本当に信じられないですね。民放5年ぶりらしくて。あとテレビ東京でのドラマが33年ぶり…(笑)。

中井:33年ぶりってほぼやってないに等しいじゃない!

香取:本当は“初”と言いたかったのかもしれないけど、調べたら小学生ぐらいの時にやってたんですね。もうホントに嬉しいです!連続ドラマをやらせてもらえる時がまたこうやってくるとは思ってもいなかったので。テレビから離れていろんな他の仕事をやらせてもらってる中で、「昔、連ドラやったことあるよ」って思うぐらいだったのが、連続ドラマをまさかやらせてもらえるなんて…しかもテレビ東京で。

― その「しかもテレビ東京で」というのはどういう…?

香取:お芝居が苦手で緊張するんですけど、その苦手な思いを作ったのもテレビ東京なんです(笑)。先日雑誌の取材の時の(神谷町スタジオの)リハーサル室で昔リハーサルをやってて。でも本当に嬉しいです。

― 中井さんから、テレビ東京を主演するにあたってのアドバイスやエールがありましたら、ぜひお願いします。

中井:覚悟を持つことですね。いろんな意味で。仕事を始めてもう40年になりますが、昔の映画というのがテレビに移行して、トレンディドラマを作っていこうとしたり、テレビが伸びていく最中にドラマやっていたので、その一番最初のサイコロを転がすところに今テレビ東京がいるような感じがするんですよ。新しいものを作っていこうとしている感じがするので、そういう意味では、やっていてワクワクするっていうか。みんなのノリが今から30年ぐらい前のテレビ界にいる感じがするんですよね。そういう意味ではワクワクしながら覚悟を持ってやるべきだと思います。

香取:新しいことに挑戦しようとしてるっていう、いい方向の話ですよね?すごい不安になっちゃって…30年前のやり方を今やってるの?みたいな(笑)。デジタルなコンテンツいっぱい増えたなっていう時に、30年前に戻ってる局って大丈夫ですか!?

中井:大丈夫!精神的に、という意味だからね!初心に返るというか。変なこと言ったかと思ってドキドキしちゃった(笑)。

香取:(33年前は)日比谷線で神谷町駅からテレビ東京に向かうのがもうイヤで!学校と両立していたので日によって「今日は学校行くのつまんないからテレビ東京来て楽しいな」とか。「今日は学校に行きたいのに(テレ東に)来てるからスタジオ行くのイヤだな」っていうのも思い出すので、本当に初心に帰る場所ですね。

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