伊藤健太郎主演「十二単衣を着た悪魔」公開 黒木瞳監督が感謝


【モデルプレス=2020/11/07】映画「十二単衣を着た悪魔」(公開中)の公開記念舞台挨拶が7日、都内にて行われ、出演の三吉彩花、村井良大、笹野高史、メガホンをとった黒木瞳監督が登壇。なお、主演の伊藤健太郎は出席しなかった。

黒木瞳、三吉彩花、村井良大、笹野高史 (C)モデルプレス
黒木瞳、三吉彩花、村井良大、笹野高史 (C)モデルプレス
舞台挨拶冒頭には、黒木監督が1人姿を見せ「この作品をご覧いただいた皆さまに感謝致します。本当にありがとうございます」と挨拶。

「私ごとですが、85年に宝塚を卒業し、86年に映画『化身』で出会った東陽一監督に『映画というのは僕一人で作り上げるものじゃないんだよ、スタッフ全員、出演者全員みんなの力で作り上げるんだ、総合芸術なんだ』ということを教わりました」と切り出した黒木は「今回もスタッフのみんな、出演者のみんなに支えられて作品を完成させる事ができました」と喜びを語った。

また「映画はそのあとはお客様が育ててくださるものです。今日は本当に映画をご覧になってくださってありがとうございました」と改めて観客へ感謝の思いを伝えた。

黒木瞳監督 (C)モデルプレス
黒木瞳監督 (C)モデルプレス
◆配給会社からコメントも

三吉彩花 (C)モデルプレス
三吉彩花 (C)モデルプレス
また出演者の登壇前には、司会の笠井信輔アナウンサーが配給会社のコメントを代読。伊藤が道路交通法違反等の被疑事実により先月29日に逮捕されたことを受け、「まずは今回の事件で被害を受けた方に謹んでお詫び申し上げますとともに、1日も早いご回復をお祈り申し上げます」と謝罪した。

また公開について「上映決定については様々なご意見があると思いますが、多くの方々から映画公開へのメッセージを頂いたこと、そして大勢のキャスト、スタッフが長い時間をかけて尽力してきたことに対して、報いたいという思いから配給会社として決断致しました」と説明。「ご理解、ご協力を頂き誠にありがとうございました」と関係各所への感謝も述べられた。

黒木瞳監督 (C)モデルプレス
黒木瞳監督 (C)モデルプレス
◆映画「十二単衣を着た悪魔」

本作は、脚本家・小説家の内館牧子が「源氏物語」を題材に、奔放で強い女性によって成長していく青年の姿を描いた長編小説「十二単衣を着た悪魔 源氏物語異聞」を元に実写化。就職試験59連敗中で、何でもできる弟に対して劣等感を持つフリーターの伊藤雷(伊藤)が、ひょんなことから『源氏物語』の世界にトリップし、弘徽殿女御(三吉)に仕え翻弄されながらも、未来を当てる比類なき陰陽師として周りから認められることで成長していく姿を描く。(modelpress編集部)



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