石原さとみが大粒の涙「アンサング・シンデレラ」クランクアップ


【モデルプレス=2020/09/24】女優の石原さとみが主演を務め、24日で最終回を迎えるフジテレビ系木曜劇場「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」(毎週木曜22時~)のクランクアップを迎えた。

石原さとみ(C)フジテレビ
石原さとみ(C)フジテレビ
これまで描かれることのなかった病院薬剤師の知られざる舞台裏を描く今作は、主人公の葵みどり(石原)が萬津総合病院薬剤部メンバーと共に、患者の“当たり前の日常”を取り戻すために奮闘していく。そんな中、みどりが心から尊敬する先輩薬剤師・瀬野章吾(田中圭)を突然襲った重複がん。瀬野を助けたい一心で、治療の道を模索するみどりがたどり着いた運命の結末とは―。今夜すべてが明らかになる。

このほど、約半年間に及ぶ撮影期間を経て全シーンが撮了となり、同時に、チームをけん引し続けた主演の石原がクランクアップを迎えた。座長として常に現場スタッフ、キャストのことを考え、さりげない優しさと心遣いで全員の気持ちを一つに束ねてきた石原。そんな石原へ感謝の気持ちを込め、スタッフからねぎらいの大きな拍手が贈られた。

鳴りやまない拍手喝采の中、石原の前にサプライズで登場したのは、半年間苦楽を共にしてきた真矢ミキと西野七瀬。「え?なんで!?」と驚きを隠せない石原に、2人から大きな花束とねぎらいの言葉が贈られた。真矢と西野の顔を見るなり、喜びと安堵の思いから石原の目には大粒の涙が…。こみ上げる万感の思いに時折声を詰まらせながら、石原はスタッフ、キャストへの感謝の思いを語った。

◆石原さとみ「私の中でかけがえのない作品になりました」

石原は「半年間長かったようで、終わってみればあっという間だった気もします。すごくいい現場でした。本当にいい現場でした。皆さん優しくて、温かくて、明るくて、面白くて。心地が良くてストレスも無く、“なんて風通しがいい現場なんだろう”っていつも思っていました」と撮影現場を回顧。

「大変なこともありましたけど、心が折れそうなこともありましたけど、全てのことに意味があると思って、意味を作っていかなければいけないと鼓舞して頑張ってきました。そう思えたのは、プロデューサー、ディレクターをはじめ、ここにいる皆さんのおかげです。ここにいるみんなと、そして、ここにいない、ドラマに関わったすべてのアンサングヒーロー、アンサングシンデレラに心の底から感謝しています」と感謝。

そして「葵みどりという病院薬剤師を演じることで、励ますことや寄り添うことの意味を学ぶことができました。『アンサング・シンデレラ』は私の中でかけがえのない作品になりました。半年間、本当にありがとうございました!」と万感の思いを語った。(modelpress編集部)

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