1年で20kg減に成功の麻生れいみ、新たに提案する“ケトンアダプト食事法”とは<モデルプレスインタビュー>


【モデルプレス=2020/08/01】書籍「オイルをたせば脂肪が燃える! 麻生れいみ式 ケトンアダプト食事法」を発売した管理栄養士で料理研究家の麻生れいみ氏がモデルプレスのインタビューに応じた。

1年で20kg減のダイエットに成功した麻生れいみのビフォーアフター(画像提供:所属事務所)
1年で20kg減のダイエットに成功した麻生れいみのビフォーアフター(画像提供:所属事務所)
◆麻生れいみ「ケトンアダプト食事法」を提案

「糖質オフダイエット法」でみずからも1年で20kgやせ、約6,000人を指導してきた麻生氏。「ダイエット=食事制限」という概念をくつがえした、「食べて健康的にやせる糖質オフダイエット」はダイエット界に新風を巻き起こした。

そんな麻生氏が新たに提案する『ケトンアダプト食事法』。ただやせるだけでなく、筋肉がつき、病気予防、老化防止、集中力アップ、精神の安定など、いいことづくめの食事法である。

◆「オイルをたせば脂肪が燃える! 麻生れいみ式 ケトンアダプト食事法」では

「オイルをたせば脂肪が燃える! 麻生れいみ式 ケトンアダプト食事法」(画像提供:所属事務所)
「オイルをたせば脂肪が燃える! 麻生れいみ式 ケトンアダプト食事法」(画像提供:所属事務所)
『ケトンアダプト食事法』のポイントは「生のオイル」。質のよいオイルをとってガンガン脂肪を燃やすことが最大のポイント。同書ではよいオイルの選び方も指南している。

また、『ケトンアダプト食事法』の57レシピも公開。料理研究家でもある麻生氏が考案したレシピは、作り置きメニューや時短メニューなど、忙しい人にも取り入れやすい内容となっている。

「こんなに食べていいの!?」と思うほどのボリューム。和洋中華、バラエティに富んだメニューで毎日楽しめる。

◆麻生れいみ、1年で20kg減に成功

ダイエット前の麻生れいみ(画像提供:所属事務所)
ダイエット前の麻生れいみ(画像提供:所属事務所)
― ご自身も1年で20kg痩せたとのことですが、そのときはどのようなダイエットを行ったのでしょうか?始める前から、目標達成までの流れも教えてください。

独立後、ストレスと多忙で食欲の鬼になり、30代で普通の体型からぽっちゃり体型に徐々になっていきました。最盛期には、「カレーは飲み物」と豪語していて、顔のラインは二重あごになり、ゆったりしたシルエットの服を好むようになっていきました。

しかし、当時流行した冷やしゃぶドレッシングにハマって、3食冷しゃぶサラダという生活を続けていたところ、みるみるうちに体重が減少。肉と野菜をたっぷり食べていたら自然とご飯の量が減っていったんだと思います。そこから、わずか1年で美しく&健康的にマイナス20kgを実現させることができました。

― 今回書籍となるケトンアダプト食事法はどのようにして思いついたのでしょうか?

MCTケトン食の臨床研究に参加させていただくうち、人はハイブレッドボディ(ハイブリッドカーのように2つのエンジンを使う)であることに非常に興味をもつ。時同じくして海外でもファットアダプトがダイエッター、ボディメイクやアスリートの間ではやり始めたころで、論文も多くでるようになったので。もともとはケトアダプトと海外では言われていますが、まえから多くの書籍でケトン体のことは書かせていただいていたので、あえてケトン(体)アダプト(適応)としてみました。

― 実際にケトンアダプト食事法を試してみた方からの反響は届いていますか?

指導においては「食で人生が変わる」、「諦めていた夢を追いかけられる」そんな感動を共有してきました。ダイエット成功もありますが、健康になった、肌がかわった、疲れにくくなったとの健康や美容面の反響はうれしいですね。海外ではボディメイクや筋トレ、アスリートのかたも取り入れている方が多いです。日本ではまだまだですので、今回は応用できるように広げています。燃やした脂肪を落とすか、エネルギーとして使うかはあなた次第といったところでしょうか。

体を自分の人生を謳歌するためにメイキングする、という意味では同じ。昨今皆さんの意識もかわってきていて、ただ体重を落とすのではなく、ボディラインや筋肉を鍛えるなど意識もかわってきているなと感じています。

― ダイエットと言えば、途中で挫折してしまう方も多いと思います。挫折をしない秘訣を教えてください。

食べないダイエットでは挫折しますね、食べないダイエットは昔のカロリー制限のダイエット。食べることは生きること!食べて、燃やす、ミトコンドリアレベルのことを取り入れているのが次世代のケトンアダプト食事法です。医学栄養学は日々進歩しています。ぜひアップデートしてください。

― 最後にメッセージをお願いします。

SNSの知識だけで、かいつまんでダイエットはしないこと。お気に入りがあればぜひ1冊本を読んでみましょう。その1冊になれば嬉しいです。たかがダイエット、されどダイエット。若いうちは無茶しても平気と思っていますし、確かに結果もでます。年とともに、その無茶もできなくなって、体が悲鳴をあげる…。

今は免疫力ということも、とても重要な時期なので、体にとって必要な栄養をいれるということが重要になっています。体を戻すのに何十年もかかった、戻らなかった、色々な夢をあきらめた、そのことが日々の食事にあったのだと年をとってからきづくというのではもったいないと思います。ましてや食の内容や嗜好、生活習慣を変えていくことは年齢が重なれば重なるほど容易なものではありません。

体は人生を一緒に進む最高のパートナーですから、知識をえるのは大切なこと。私も食を通して健康的に豊かな人生を歩んでいくためのサポートをし続けたいと思っています。

― ありがとうございました。

(modelpress編集部)

◆麻生れいみ(あそうれいみ)プロフィール

低糖質・高たんぱくのオリジナルレシピで、みずから20kgの減量に成功。経験をもとに考案した、しっかり食べながらやせる麻生式糖質オフダイエット法を約6,000人に指導。管理栄養士、料理研究家、ケトン体質ダイエットコーチ、アスリートフードコーチ、日本栄養・食糧学会会員、日本抗加齢医学会会員、食育栄養インストラクター、「全国アスリート臨床栄養協会」代表。著書に『作りおきでやせぐせがつく糖質オフバイブル』、『麻生れいみ式 いつ会っても若い人の食べ方の新常識』、『体が変わる! 主食がわりの大豆レシピ』など。著書は累計100万部を超える。


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