杏、雑誌表紙で女性像描く「娘が大きくなったら、こんな感じかな」


【モデルプレス=2020/06/16】女優の杏が、6月23日発売の雑誌「SPUR」8月号の表紙を描き下ろし、絵に込めた思いを語った。

「SPUR」8月号表紙(C)SPUR2020年8月号/集英社
「SPUR」8月号表紙(C)SPUR2020年8月号/集英社
◆杏、女性像に込めた想いとは

不透明な日々だからこそ、沈黙するのではなく声を発すること大切にしていきたいという想いから、今号では「100人の声」としてスペシャルインタビューの特集を実施。杏を筆頭に、吉沢亮、ヒグチユウコ氏、バービー、伊藤詩織氏、EXIT、SUGIZO、マリウス葉(Sexy Zone)、トム・フォード氏、ヴァ―ジル・アブロー氏、ASTROなど、様々なジャンルで活躍する総勢100人の声が掲載される。

そして、インタビューにも登場する杏が表紙で描き下ろしたのは、真っすぐに前を見つめる1人の女性の絵。杏は「娘が大きくなったら、こんな感じかなという女性像です。彼女たちが大きくなったときに、きちんとものが言える世の中になっているか、ものが言えるような人格に育てていけるか、そういう想いでこの絵を描きました」と説明した。(modelpress編集部)

◆編集長・五十嵐真奈氏コメント

SPUR8月号は、100人の声を集めたスペシャル“VOICE”特集号です。4月半ばにYouTubeで聴いた杏さんの歌声からそれは始まりました。行動が制限される状況化であろうとも自分の思考はミュートさせてはいけない、それを気付かせてくれたのが、杏さんが勇気をもって発信したであろうあ の歌であり、行動でした。

急激に変化する生活のなかで考えたこと、新しい未来と社会に向けての価値観について。私たちのホームグラウンドであるファッション業界を超え、多岐に亘る分野の人々の“声を集めました。1つの号で、これだけ多くの人たちにインタビューを試みたことはありません。でも、この号はまだ未完成です。さまざまな“ボイスがあなたに届き、化学反応を起こし、もしくは醸成され、はたまたクラッシュとなり、新たな声となって何らかのかたちで外界に放たれたとき、誰かと共有されたときに、完成するものだと信じています。沈黙を破り、声を届けてくださった皆様の勇気へ、感謝を。

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