【モデルプレス＝2020/05/24】リアリティショー『テラスハウス』最新シーズン「TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020」に出演中だったプロレスラー・木村花さん（享年22）が、23日に亡くなったことがわかった。メンバーと衝突した“コスチューム事件”をきっかけに批判の声が増加し、木村さんはSNSなどで誹謗中傷に苦しむ胸の内を発信していた。

◆木村花さん“コスチューム事件”でアンチ増加

2019年9月よりテラスハウスに入居していた木村さんは、第31話にて、思いを寄せていたプロバスケットボール選手の田渡凌に対する不満を吐露。この頃から批判の声が増えはじめ、第38話では自身のプロレスの衣装を誤って洗濯されてしまったことでコメディアン志望の小林快と対立。快の帽子を投げ捨てるなどして感情をあらわにした木村さんに対する厳しいコメントや、アンチが急増し、本人のSNSに加えて母で元プロレスラーの響子さんにまで心ない言葉が浴びせられた。

また、後日同番組公式YouTubeチャンネルでは“コスチューム事件”後、依然として快への怒りを抑えきれない木村さんの姿を未公開動画として配信。ネット上の注目が再燃し、木村さんのもとには1日100件に迫る意見が寄せられていたという。

木村さんの死去後、誹謗中傷で叩いていた“アンチ”は次々とアカウントを削除している。ただ、投稿履歴はデータベースに残るため開示請求で投稿者の身元は明らかとなり、悪質な場合は逮捕され損害賠償となる可能性もある。

◆木村花さんが死去

木村さんが所属するプロレス団体・スターダムは23日、「当社所属選手木村花選手が本日5月23日逝去いたしました」と報告。「突然のことでファンの皆様、関係者の皆様には深いご心配と、哀しみとなり、大変申し訳ございません。詳細につきましては、いまだ把握出来ていない部分もあり、引き続き関係者間の調査に協力してまいります」としている。

木村さんはテラスハウスに2019年9月より入居。新型コロナウイルスによる影響を受け、テラスハウスは撮影を停止していたが、最近ではSNSなどで誹謗中傷に苦しむ胸の内を発信しており、亡くなった23日未明にはInstagramで「愛してる、楽しく長生きしてね。ごめんね。」と投稿していた。（modelpress編集部）

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