元SKE48柴田阿弥、イジメられた経験を語る 現役時代に言われたエピソードも告白


【モデルプレス=2020/05/10】元SKE48のメンバーでフリーアナウンサーの柴田阿弥が、10日放送のパーソナリティを務めている文化放送『Society 5.0 香格里拉(シャングリラ)』(毎週日曜あさ10時~)に出演。小学校時代にイジメられた経験などについて語った。

柴田阿弥(写真提供:文化放送)
柴田阿弥(写真提供:文化放送)
◆柴田阿弥、小学生時代にイジメられた経験を語る

この日のメールテーマは「イジメってなくなると思いますか」というもの。「私も小学校の時に、イジメといっても殴られたりはなかったんですが、気づかないうちに男の子に髪を切られるっていうことがありました。運もよかったので環境を変えて、地元でない中学に行ってから明るくなったんですが、小2から小6までほぼ友達もいなかったので、それがのちの人生に係わってきてるんじゃないかなと思います」とイジメに遭った子どもの頃のことを語った。

さらに、SKE48時代に「和を乱す」を言われたことにも触れ、「SKE48の時は、私は一生、『阿弥ちゃんは和を乱す』って言われ続けて生きていくんだろうなって思っていました」と回顧。

この日のゲストで『ヒトは「いじめ」をやめられない』の著書を持つ脳科学者・中野信子氏は、イジメについて、「イジメをなくそうといっている呼びかけている人は、自分はイジメを絶対しないと思っている。でもその人の中にも、『イジメをしている人は排除してもいい』と思っていたり、イジメを是としている人そのものは悪であると断じる気持ちがある時点でもうそれは『排除』なんです」と語った。

◆柴田阿弥、コロナ禍で感じた思い

また、コロナ禍における“自粛警察”にも話が及び、中野氏が「今は、社会的なイジメも起きていますね。営業時間を短縮しているのに営業しているだけで店閉めろといわれたりとか。排除の感情はどうしても起きる。なぜなら人は自分の社会を守りたいから。そんな時には『この人も自分のソサエティを守りたいんだな』という気持ちで、攻撃してくる相手だけれど、その人の気持ちにもまずは寄り添うことができれば。難しいですけれどね」と「イジメの感情との向き合い方」について語ると、柴田は「排除するのも人、人の立場に立って思いやることができるのも人。他者への想像力ですね」と答えた。

番組の後半では「排除という気持ちがすでにイジメだということ。わたしもニュース番組でおかしいということを言いますが、それが正義と思ってやってはいません。葛藤がありながらもおかしいと思うことは伝えなければと、変な矛盾があります」、「会社でパワハラ・セクハラなどに遭っている人は、耐える勇気があるなら声を上げる勇気を持ってもらえたらなと思います」など、リスナーに柴田自身の思いを伝えた。

なお、番組公式Twitterで受け付けた「イジメってなくなると思いますか?」では、140票中、「なくならない」が90.7%、「なくなる」が9.3%という結果となった。(modelpress編集部)

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