ドラマ「鈍色の箱の中で」久保田紗友らキャスト発表 神尾楓珠「僕は全員とキスします」


【モデルプレス=2020/01/12】12日、テレビ朝日の新連続ドラマ『鈍色の箱の中で』(2月8日深夜3時からスタート予定)の主要キャストが、ライブ配信番組の中で発表された。

(左から)望月歩、神尾楓珠、久保田紗友、萩原利久、岡本夏美(C)テレビ朝日
(左から)望月歩、神尾楓珠、久保田紗友、萩原利久、岡本夏美(C)テレビ朝日
◆「鈍色の箱の中で」主要キャスト発表

ドラマ化決定のニュースリリース以降、原作ファンの間では様々なキャスト予想が飛び交っていた中、ライブ配信番組に、幼なじみの高校生を演じる主要キャスト5人が全員そろって出演。久保田紗友、萩原利久、神尾楓珠、岡本夏美、望月歩、旬の若手俳優が揃った。

◆偏愛ラブストーリー「鈍色の箱の中で」

同作は、同じ分譲マンションに住む幼なじみの高校生たちの切なくも危険な偏愛ラブストーリー。女子高校生・桜井美羽を中心に、5人の高校生の複雑な感情が交錯していく。

ヒロイン・美羽を演じるのは久保田。美羽が想いを寄せる、隣の部屋に住む幼なじみ辻内基秋役は萩原、そして美羽に想いを寄せるも、屈折した感情から素直にその想いを伝えられない真田利津役を神尾楓珠が務める。

さらに、美羽の幼なじみで良き相談相手であると同時に、美羽への強いコンプレックスを抱いている女子高生・高鳥あおい役には岡本。同じく幼なじみの男子高校生・庄司悟を望月歩が演じる。

◆「鈍色の箱の中で」キスシーンに注目

物語のキーになるのは、高校生たちの揺れ動く気持ちを映し出すキスシーンの数々。“気持ちを押し付ける独りよがりのキス”、“寂しさを埋めるだけのキス”、“略奪のための強引なキス”、“気持ちを試す駆け引きのキス”、“慰めのキス”。

これらすべてのキスに共通しているのが、一方通行でしかない“片想いのキス”であるということ。毎話クライマックスに登場する、切なく、そして狂おしいキスシーンが、観る人の心を激しく揺さぶっていく。

◆「鈍色の箱の中で」それぞれのキス…神尾楓珠「僕は全員とキス」

「僕は全員とキスをします!」と語る神尾は、仲の良い萩原ともキスシーンがあり「そこまで抵抗はなかったです。役になりきっていたので、シーンの中のひとつとして演技に集中しました」と回顧。一方、萩原は「まさか、楓珠とキスすることになるとは思っても見ませんでしたね(笑)。前から仲の良い楓珠や岡本さんなど、友達同士のキスはなんとも言えない気持ちになりました(笑)。画として衝撃で、何度見ても慣れませんでした」と振り返っている。

また、岡本は初のキスシーン挑戦。「クランクインする前は『どうなるんだろう?』と不安に思うところもありましたが、作品の中の大切なシーンのひとつとして監督と話し合いをしながら、試行錯誤しました」と慣れない中で奮闘したことを紹介。この作品は恋愛ドラマですが、普通のラブストーリーではありません。それぞれの登場人物が持つ切なさも、悲しさも、愛おしさも、すべて楽しみながら見ていただきたいです!」と語った。

◆「鈍色の箱の中で」SNSまで見どころ

なお、テレビ放送に限定されたドラマ作品ではなく、「360°(サンロクマル)ドラマ」と銘打ち、多方面。本編の一部分を切り出した見どころシーンや、ドラマ内では描かれない登場人物同士のやり取りなどを番組公式の特設サイトやSNSで発信することで、まるで自分も物語の世界に入り込んだような没入感を味わってもらい、よりドラマを深く楽しんでもらう目指す。 (modelpress編集部)

■久保田紗友コメント

美羽は素直で純粋ゆえ、傷つくことの多い女の子。そんな彼女を『なんとか助けてあげたい……!』と願いながら演じていました。特に、基秋とのシーンはとても切ないものばかり。それでも、基秋に対する彼女はとても魅力的で、そのまっすぐさを羨ましくも思いました。全体を通して切ないキスシーンが多いですが、それぞれに意味があるので大切に演じました。

誰もが経験するであろう切ない気持ちが詰め込まれている物語で、個性豊かなキャラクターが集まっていて、どなたでも、必ず登場人物の誰かに共感できるところがあると思います。ぜひそこを楽しみながら見ていただきたいです。

■萩原利久コメント

原作は15歳ですが、ドラマでは17歳の設定。たった2年ですが、10代にとっては感情も考え方も大きく変わる2年だと思います。だから、表情や仕草を当初の計画よりも、少し大人っぽくすることを心がけました。ただ、見た目はちょっとでも若く見えるように、すね毛をすべて剃って臨みました(笑)。

特に見てほしいのは、やはりキスシーンです。まさか、楓珠とキスすることになるとは思っても見ませんでしたね(笑)。前から仲の良い楓珠や岡本さんなど、友達同士のキスはなんとも言えない気持ちになりました(笑)。画として衝撃で、何度見ても慣れませんでした。そのほかにも見所がたくさんあるので、楽しみにしてください!

■神尾楓珠コメント

影のある役柄に興味があったし、ずっと金髪にしたかったので、金髪の利津役に決まったときはすごくうれしかったです。『早く演じたい!』と思いながらクランクインに臨みました。このドラマは、キスシーンが多いのが特徴です。なんと、僕は全員とキスをします!もちろん、仲の良い利久とも(笑)。でも、そこまで抵抗はなかったです。役になりきっていたので、シーンの中のひとつとして演技に集中しました。

ただ、男の唇は固いと思っていたけれど、柔らかくてビックリしました!意外といい唇しているんだなと(笑)。ドロドロした恋愛模様にぜひ注目してほしいです。

■岡本夏美コメント

あおいのように、何事にも精一杯がんばる子を演じてみたかったので、まさに待ち望んでいた役柄でした。あおいは洋服や小物などのおしゃれにこだわる子なので、見た目も意識しましたね。メイクさんと相談しながらピンを使ったヘアアレンジを色々試してみたので、あおいのファッションやメイクも見所のひとつになっていると思います。

キスシーンは初めてだったのでクランクインする前は「どうなるんだろう?」と不安に思うところもありましたが、作品の中の大切なシーンのひとつとして監督と話し合いをしながら、試行錯誤しました。この作品は恋愛ドラマですが、普通のラブストーリーではありません。それぞれの登場人物が持つ切なさも、悲しさも、愛おしさも、すべて楽しみながら見ていただきたいです!

■望月歩コメント

共演したことのある利久くんや楓珠くんとまた一緒に演技できることを楽しみにしながらクランクインしました。僕自身はこれまで静かな役を演じる機会が多かったのですが、悟は、ムードメーカーで元気なキャラクターなので、なるべく明るく振る舞うようにしました。たまに空回りすることもありましたが(笑)、そのおかげで違和感なく役に入ることができたと思います。キスシーンについては「『この現場だと、キスする感覚が左肩に手を置くくらいだね』と女性スタッフさんたちが話していた」と聞いて、「確かに…」と思いました。このドラマの現場でのキスはそんな感じでした(笑)。

悟はバスケットボール部に所属している設定なので、僕もクランクイン前にバスケの練習や筋トレを頑張りました。試合のシーンもぜひ楽しみにしていてください!

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